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ブクマ200以上のVRMMOの書き方4つを説明します

 こんにちは、お久しぶりです。久々に講座らしい講座をしようと思います。

 今回はVRMMO小説の書き方・気をつけた所です。だいたいは失敗談なので最初にまとめて要点を言いましょう。


1:ステータスは書くな! やると大変なことになるぞ!

2:仮想世界と現実世界の両方のキャラ描写を書かないといけないから、実は難易度中級者向け。

3:ログインの仕方が、皆だいたい一緒の最初の1話目とかもう読み過ぎて疲れた。

4:せめて1章分書き終わったら推敲しようぜ。



 1:ステータスは書くな! やると大変なことになるぞ!


 昔も、このことについて書いたことがある気がしますが。もう一度だけ。

 1人のステータスのを書くのは良いんです、楽しいし。ゲームっぽいし。

 攻撃力・防御力・素早さ。までは解るんですよ、5つの項目でも私はOK出しちゃいます。でもね……。いくらMMORPGだからと言って。ステータスに凝り過ぎるとろくなことになりません。

 漫画でもそうなんですけど、小説を80万文字書いた身としてはやっぱり同じことが言えます。

 1人なら良いんです、1人なら……。MMORPGだから6人とか12人とか30人とかになっちゃうんですよ! 

 もしステータスを5つ設定するものならステータス5つ設定×30人=150設定。パラメーターを150個も考える羽目になるんですよ! 主に中盤から! 設定だけで1日終わっちゃいます。


 で、ステータスは書かない方が良いと言うけれど。じゃあ、何を書いた方がプラスになるの?

 というと、それを考える時間があるなら。もっとキャラクターの心情や履歴書みたいな略歴・経歴を書いた方が良いと思います。昔話とかね。

 その方が文字数を圧迫しないですみますし。キャラの深掘りにもなる。何だったら武器の詳細な設定でも良いです。ファンタジーの深みが出るし。ただ私が言いたいのは。数字には気をつけてください! ……と言う所なんです。

 運営のアップデートやバージョンアップ、更には第1章が終わると新しいゲームソフトに乗り換え! なんて事態にもなりますから。運営の匙加減で数値は上下するので本当に数値化には気おつけてください。

 個人的にオススメなのはギルド名です、チーム名を考える時間に当てた方が良い。ゲームソフトを跨いでも使い続けることが出来ます。個人的な非公開の設定資料集でもファイルをギルド名にして保存・管理することがめちゃくちゃ多いです。

 数字を書くなら【現実世界の時間を書いた方が良いです】。現在の時間は西暦2020年12月24日の午後、とか。仮想世界の時間は加減速するのでやっぱりこれも記入し始めると大変な労力を使います。

 現実世界の時間は揺らがないので、やっぱり書いてるのと書いて無いのとでは読者への配慮や、勝手が違います。

 あとは現実世界基準のプレイ時間。プレイ時間24時間経過、とかですね。作品内での時間的矛盾が無いか確認できますので、これから私も気おつけたい所なのでプレイ時間もおすすめです。 



 2:仮想世界と現実世界の両方のキャラ描写を書かないといけないから、実は難易度中級者向け。


 昔からそう思ってましたけど、今でもそう思います。

 主人公だけで2つのキャラ描写や設定を考える必要があるんで。必然的に難易度は日常作品の2倍です、たぶん。

 やるのなら、VRMMORPGの剣と魔法のファンタジーだけ書いて。日常は一切書かない、とか偏らせないとかなり難しいです。

 とはいえ、やる前から投げ出すのも良くないのも事実なので。色々と試行錯誤するのが良いと思います。ただ、初心者向けではないのは確かです。

 そのつもりでやるのが良いでしょう。



3:ログインの仕方が、皆だいたい一緒の最初の1話目とかもう読み過ぎて疲れた。


 もう数年間、同じ導入の仕方を観てる気がする。……、だいたいは「初心者です、初めてみました」は良いんですけど。皆さん大体『ゲームを買って、ログインして、チュートリアルのキャラ設定をして第1話が終わる』んですよね。

 そこまでは初心者だから仕方ないよね、てことで読み進められるんですが。いかんせんそれだけなんですよ。「多分これ……、キャラ設定もプロットも書いて無いよね……?」というのが多すぎます。

 しかも続かないで自然放置で終わってしまう……。本当によくあって、よく観ます。

 惜しいなって思うんですよ、そこから先が個性とか出るし。大変だけど楽しい作業が待ってるので。やっぱりそこから先を読みたいので踏ん張って欲しい。と思います。



4:せめて1章分書き終わったら推敲しようぜ。


 これは滅茶苦茶自分に言い聞かせてる内容なんですけど。

 ネット小説って無制限で描き続けられるじゃないですか、だから大体こういう思考パターンになるんですよ。

 

 せめて1日2000文字書こう!⇒

 楽しいから毎日投稿じゃないと読者が離れていってしまう!⇒

 1日で更新が出来ました! 誤字脱字チャックしてません!⇒そして最初へループ

 

 これだと推敲する時間が無いんですよね……。私の場合2000文字書いたらだいたい1・2か所は誤字脱字の発見があるので。【むしろ本文書き終わってからの推敲からが本番】だとも思ってます。

 毎日投稿したい気持ちも解るんです。そして毎日推敲したい気持ちも解るんです。……でも出来ない、想像以上にきついから。

 だからせめて、10万文字や5万文字や1万文字で章に区切りがついたら落ち着いて読み返すことをお勧めします。

 私の場合、公募に応募しよう! と思った時に初めてまともに推敲しようと思いましたもん。

 つまり、公募とか特別なタイミングが無い限り。読み返す機会がほとんど発生しないんです。この習慣化はマズいです。色んな意味でレベルアップする機会を逃します。

 なので、せめて1章分書き終わったら推敲しようぜ。と自分に言い聞かせてるのです。



 今回はこんな所で終わります、ほとんど自分に言い聞かせてる内容なんですけどね。

 中でもステータス、……というか数値化ですね。観える化という奴が案外くせ者で、沼にハマると滅茶苦茶抜け出すのが大変です。真面目な人間であればあるほど大変です、そこはフィクションだからと割り切って時に矛盾を削るないし。全力で気楽に考えた方が良いと思います。

 頭のネジを1本ぐらいとっちゃった方が良いです。それくらい気楽に、リラックスして適当に進みましょう。


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