1/1
1話 『右腕』×『救国』 始まり
「じいや〜この本読んでくださいな」
トコトコと小さなガキ、、、失礼、男の子が走って来た。
「なんですかな坊ちゃん」と好々爺好々爺な見た目をした男が近づいてきた。
その本の名前は
「救国英雄譚〜右腕と進む物語〜」
と書いてあった。
そのは本分は厚く並みの事典よりも重かった。
「では一緒に、さあこちらへ」男は手招きした。
では 「(第一節)2人の出会い」を語りましょう。
さぁこれより語る物語は売国奴が蝕む故郷の国を立て直そうとする1人の男の救国物語と自らの体を取り戻そうとする1人の転生者の欲望の物語