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3


(くそ・・・・

猫女のせいで無駄な時間を・・・・・)


俺はようやく男子寮に入ることが出来た

ちなみに俺は一階の一番端の部屋だった


(・・・ここか)


「お邪魔しま〜す」

なんとなくノリで言う


「いらっしゃい」

若葉色の髪の男が何故か中に居た


「ハハハ

すいません部屋間違えました

ではさようなら」

俺は部屋を出る

「はいさようなら」

(えぇと

確か俺は150室だよな)

部屋の表札を見る


(・・・・合ってるじゃねぇか

さっきのは幻覚だな)


「お邪魔します」


「いらっしゃい」

再び男が挨拶をしてくる


「なんで居るんだよ!いらっしゃいじゃねぇよ!

部屋間違えているぞおまえ」


「合ってますよ

レギナ・ド・リョウさん」


「なんで俺の名前を?」


「そう警戒しないで下さい

聞いてないのですか

一年は二人一部屋なのですよ」


「・・・・全く知らなかった」


「部屋の番号が書いてある下にそのこととルームメイトの名前が書いてあるのですが・・・」


「マジ?」

パンフレットを開き部屋の番号

が書いてあるページを開く


(・・・・しっかり書いてあるじゃねぇか)

そのページにさらに

グラゴ・ル・シュウという名前も書いてあった


「えぇと悪いな

とりあえずおまえのことはシュウでいいか?」


「はい

問題ありません」


「了解

じゃあ俺もリョウでよろしく」


「こちらこそ

ふつつか者ですが一年よろしくお願いしますねリョウさん」


(・・・丁寧過ぎてやりにくいなぁ)


「それよりもリョウさん荷物多いですね」


「・・・・あ

ミズキの持ってきちまった」


「ミズキさん?

お友達でしょうか?」


「あぁ幼なじみだ

まぁ後で取りに来るだろうし

置いとくか」


「もうそろそろ入学式が始まるので行きませんか?」


「そうだな

行くか」

シュウと部屋を後にする

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