表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/17

1


ナグナの惨劇から

約100年



「父さん,行って来るよ」

青髪で翡翠の瞳の少年が

門に立つ男に告げる


「あぁ

当分は会えないだろうけど

頑張って来い

たまには連絡よこせよ」

父さんと呼ばれた男は少年の頭を撫でる


「わぁってるよ

子供扱いするな!//」

次に合う時は父さんを越えてやるからな!」


「ハッハッハッ

俺を越えるか・・・

楽しみにしとくよ」


「・・・・・バカにしやがって覚えとけよ絶対に越えてみせる・・・・・じゃあなくそ親父」少年はその場を後にする


「俺を越えてみろ・・・・・・

リョウ」

小さくなっていく自分の息子の背中を見ながら呟く



「リョウ〜

おはよう」


「おぉおはよう

ミズキ」


「えへへ〜//」


「何朝からニヤニヤしてるんだよ」


「だってリョウと同じ高校に行けるから嬉しくて//」


「まぁ知らん奴ばかりよりはミズキでもいた方がいいかもな〜」


「リョウは私と一緒じゃ嬉しくないの!?」


「冗談だって俺もミズキと一緒で嬉しいさ」


「本当!?」


「当たり前だろ?幼なじみだし困ったことがあれば相談できるし」


「えへへ〜当たり前かぁ//」


こいつは幼なじみの

シューリ・ク・ミズキ

いつも俺と話す時はこんな感じだな・・・


「早くしないと初日から遅れるぞ!」


「あぁ〜!もう待ってよ〜」


「待たん!

おまえが遅いんだからおまえが早く来ればいい話しだろ!」


「だって荷物重いんだも〜ん」


「ハァ

持ってやるから

早く行くぞ」

ミズキの鞄を奪い取る


「いいよ

悪いし」


「いえいえかわいい女の子にこんなに重い物は持たせれませんよ〜」

(こいつのスピードに合わして行くのは怠いしな)


「か かわいい!?//」

何かが爆発した音がしてミズキが止まった


(いちいち正気に戻すのもめんどくさいし

置いて行くか)



その後ミズキが正気に戻ったのはリョウが完全に見えなくなってからだった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ