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シ
「美味しかったですね〜
また来たいと思いますよ」
ユ
「そうね
機会があったらまた来たいわね」
シ
「リョウ?
歩くのが遅いですよ」
ユ
「さっさと歩きなさいよ」
リ
「てめぇら・・・・・・しばくぞ!
何で俺がミズキを背負わないといけねぇんだよ!」
ユ
「あら?
女に背負わす気なの?」
リ
「じゃあシュンが背負え!」
シ
「いえ
ミズキを気絶させたのはリョウなのですから
リョウが背負うのが道理ってものですよ」
リ
「ミズキが勝手に気絶したんだから
俺は関係ねぇ!
さっきから生暖かい視線を感じて不愉快なんだよ!」
ユ
「そりゃあねぇ・・・・・・こんな所で男が女を背負って歩いていれば
そんな視線を感じるに決まってるじゃない」
リ
「じゃあ代われよ」
ユ
「嫌よ
まぁせっかくなんだししっかり感触を楽しむことね」
シ
「そんなことより早く明日からの食材を買いに行きましょう」
リ
「そんなことで済ますなぁ!」
ユ
「うるさいわよ!
じゃあシュンと食材買いに行って来るからあなた達はそこのベンチに居なさい」
リ
「いいのか!?わかった」
ユ
「それとミズキが起きたらミズキが行きたいって言う所にでも着いて行ってあげなさいよね」
(もう起きてるけどね・・・)
シ
「じゃあ行って来るので
・・・・頑張って下さいね」
ミ(うぅ〜//
二人にはばれているよ〜//)
リ
「頑張るって何をだ?」
ユ
「あなたは気にしなくていいのよ
じゃあまた後でね」
リ
「・・・・・何だあいつら?」
ミ(はわわ〜
そういえばどのタイミングで起きればいいんだろ〜//)
リ
「ハァ
ミズキは起きないし・・・・・・・・・寝るかな」
ミ
「駄目だよ!」
リ
「うぉ!?
お 起きたのかよ
いきなり驚かすなよ」
ミ
「はわわ〜//」
(いきおいに任せて起きちゃったよ〜//)
リ
「何が駄目なんだ?」
ミ
「ふぇ?」
リ
「いやだって駄目だよ!って言いながら起きたから・・・」
ミ
「え・・・っと・・・その」(はわわ〜どう言えばいいのかな〜)
リ
「寝ぼけてたのか?」
ミ
「・・う うん」
リ
「まぁいいや
日用品でも見に行くか?」
ミ
「うん!」
リ
「じゃあ行くか!
何か見たい物でもあるのか?」
ミ
「え・・と
とりあえず服が欲しいかな!?」
リ
「持って来なかったのか?」
ミ
「とりあえずは持って来たけど・・・・・」
リ
「あ〜〜
わかったよ
じゃあ行こうか」
ミ
「うん!
でもどこがいいのかなぁ?」
リ
「あっちに有名な店あるらしいぞ
・・・・・・さっさと行くか」(確か女と二人で歩く時は手を繋いで歩くのが礼儀だって言ってたよな・・・)
ミズキの手を掴み歩いていく
ミ
「ふぁ〜//」
(リョウと手を繋いでいるよ〜)