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はすなうぐいす  作者: 晴雨
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これは、ある寒い夜の話。


毛布にくるまって端末を見ていると、こととから連絡が入ってきた。

寒いね、とお互いの現状を伝えたあうと、ふと、突然鯨の話題になる。


"くじらはすごいよね。

こんな寒くて暗い冬の夜中にも、独り海を泳いでいるのかな。"


海中に居続けることを許されず、呼吸をしに海面に上がらなければならない鯨達。

真っ暗闇の中、いつどこから敵に襲われるかも分からない。


ぽっかり黒い口を開けた海に飲み込まれてしまうような気さえして、

想像すると、ぞっとした。


勇魚漕ぎ行く夜の海


昨晩の話をすれば、翌日そんな風に書き付けることと。


同じ哺乳類なのに、海を選んだ鯨たち。

陸を選ばなかった、その雄々しい姿に尊敬の念を禁じ得なかった。





ひとこと事項


鯨(季語:冬)

鯨は冬の季語で、別名は勇魚いさなというそうです。寒い冬に泳いでいる姿、特に夜中にあの暗い海の中で眠るなんて本当にすごいな、勇気あるなあと思ってしまいます。彼らにとっては普通なのかもしれませんが…。春にかけてパートナーを作り、繁殖する鯨たち。そう思うと、冬に耐える彼彼女らにエールを送りたくなります。


忙しくて久々の投稿。冬も明けてしまいそうですがマイペースに頑張りたいと思います。

今回もありがとうございました!

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