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はすなうぐいす  作者: 晴雨
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オータムランプ

これは、八百屋さんでの話。

並んだ旬の果物の中で、橙色に美しく輝く柿に目が行った。

隣ではシャインマスカットが食べたいこととが、その値段にフリーズしている。


柿が赤くなると医者が青くなる。

ポップをみると栄養豊富とあるので調べてみると、そんな諺が出てくる。

ビタミン豊富な柿は、昔から人々の風邪を予防してきたのだろう。


後ろ髪惹かれる彼女を引っ張りながら外を歩くと、道端にも柿。

水色の空に映える鮮やかな橙色は、まさに秋の色だった。


「長くなった夜を照らす、明かりみたいだね。」


こちらの視線に気が付くと、やがて彼女も柿を見て、そう呟く。

夜に柿が輝くなら、夏の鬼灯の明かりのような幻想的な風景がみられるだろうか。


柿の木やなり木の木守り里の星


不思議な灯を想像しながら、こととはそう書き付けていた。




ひとこと事項

柿【季語:秋】

「なり木の木守り」と言って飢えた旅人のためにと全て柿をとらずにおく風習があったと聞くと、その温かな心にとてもほっこりする柿は、食べても美味しく、葉には抗菌作用まであって、世界でも「kaki」で通じる程有名なのだとか。日本を象徴する秋の果物の1つなのですね。シャインマスカットも、柿も、柿の葉寿司も好きな私は、食欲の秋の暮れを満喫したいと思います( *´艸`)


今回もお目通しありがとうございました。

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