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はすなうぐいす  作者: 晴雨
夏【二】
22/62

父の日

これは、珈琲屋の前での話。


父の日のプレゼントを買うこととに従って、一緒にぴったりなものを選んだ。

店員さんは、苦みとか、酸味とか、豆を判断する基準を丁寧に説明してくれた。

その結果、是非と二人に勧められて、自分も贈物に1つ買った。


「ふふ、先月に続いて、ごめんねえ(´艸`*)」


母の日にも、買い物に付き合った折に、プレゼントを買った。

おかげでお財布はピンチだけれど、両親には喜ばれたから、まあそれは良い。

バラのついたラッピングをもらいながら、彼女が申し訳なさげに微笑む。


それにしても、豆にも鮮度があったり、アイスやホット用のお勧めが違ったり、色々あるんだな。

首を横に振りながら感想を述べれば、彼女もうんうん頷いている。


「他から見たら同じでも、私はやっぱりこれ!っていうのがあるんだろうね♪」


父の日や あつい背中に アイコかな


アイコとは、ネットで知ったアイスコーヒーの略なのだとか。

小包を大事そうに抱えながら、こととはそんな風に綴っていた。




ひとこと事項


・父の日(季語:夏(6月))

 「母の日があるなら父の日もあるべき」というドット夫人の運動から始まった、お父さんに感謝を贈る日。母の日はカーネーションですが、父の日はバラなのだとか。贈物の定番にお酒が入っているので、未成年だったりすると買えなかったり、他のものにしようとすると、何を贈ると喜ばれるか、中々悩んだりしてしまいますよね。


・アイコ

地域によってはレイコ、冷コーなどとも略されるそうです。昔、関西方面で使われていたという情報の多い言葉ですが、こういう言葉って、今でも使われている地域が残っていたりして、面白いですよね。今ではカフェによってはコーヒー自体に種類があるので、“アイスコーヒー”の一言で伝わるお店が昔は大半だったのだろうなあ、なんて思いました。


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