プロローグ 〜無能力者〜
この世界には1人1人に「能力スキル」というものがある。
例えば「空を飛べる能力スキル」だったり「計算を0.1秒で済ませてしまう能力スキル」だったりと様々な「能力スキル」がある。これらのスキルはランクE〜Aの五段階に振り分けられている。
そんなこの世界では能力を生かして窃盗だったり強盗、場合によっては殺人が起こったりもする
だがそんな事件を防いだりするために【ギルド】と呼ばれるものがある。【ギルド】が依頼を受けて事件を解決したりする。
そして俺もギルドに入っている訳だが……まぁ入ってくる依頼はしょぼいものばかり。窃盗事件だったりと簡単にこなせる依頼ばっかりだ。まぁなんで俺にそんな依頼しか来ないかは明確なんだけどな。そう俺がこの世界で唯一無二の無能力者だからだ。
だが、そんな俺にも得意な事がある。それは能力無しでのバトルだ。何故か俺は無能力者に生まれてきてしまったが、どうしてもギルドに入りたかったから人一倍筋トレや剣術を磨いていた。だから能力無しでのバトルは誰よりも強い自信がある。まぁそもそもこの世界においてそんな状況は来ないから意味ないんだけどな。
そしてそんな俺の元に一つ依頼が来た。その内容は
《私と一緒に殺人事件を解決しなさい》だそうだ。
……………………は?
どんな依頼だよこれ。
だが殺人事件というのは気になるな。引き受けてみるとしようか。ようやくギルドらしい活動ができるな。
そんな事に思っていたが、この選択が後に後悔することになるとは誰も知らなかった
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と本格的に投稿し始めるのはいつか分からないですが、物語が気になるという人は良ければブックマークに登録していただければ幸いです。まだどういう感じに物語を仕上げていくかは決めていないのでゆったりやっていきます。どうぞよろしくお願いします。