うん、登校日よりだ!!!
「ぶはーーーーつ、ってここがトイレの世界か!!!」
「何をする?いきなり俺様を持ち出すとは!!」
吉野は動揺しているのも無理は無い
何せ人形がしゃべったのだから
「うわああ、このマッスル人形しゃっべるのか」
「俺様は人形じゃないフェアリー金太郎だ」
この世にはふしぎな生き物がたくさんいるなあ。にしてもここは・・・・。
その頃
「うらあああああ」
ドスッと雄介は軽々と人を投げ飛ばした。 道路のど真ん中で。
「くそっ、次こそは倒す」
制服についた泥を払いながら言う
「ふっ待ってるぜ。で、名は?」
「宮島俊だ」
伊藤が感動したような眼で見る
「今のが必殺って奴でごわすな!!」
いや別にそんなわけではないんだけどなあ
このおっさんのために言ってやるか
「まあ、そんなとこ」
「やっぱりでごわすか」
キーンコーンカーンコーン
やばい遅れたらまずいことに・・・・・
「急ぐぞ」
「ん??」
うおおおおおおおおお
これにだけは遅れられない〜〜〜〜〜〜〜〜
「何とか間に合った〜〜」
担任の鬼瓦先生がいきなり目の前に立ちはだかった
みんな気の毒そうな顔をしてる
おれなんかした?? もしやおれの後ろのアレか・・・・・
「お、おはようござまーす」
「高山くん、君に一つ言いたいことがある。今日は・・・・・・」
「へえ、きょうは?」
「私の誕生日なんだがだれも祝ってくれなくて。だから」
「だから??」
「祝ってちょ!!!」
あ〜〜〜〜〜だる面度
「お、オメーーーートウ」
みんなおれに続いて
「おめでとーーーーーーーー」
「それでは授業を始める」
みんな礼した。
「まず一問目、高山の後ろにいる男は誰?」
みんなそこ聞くかという眼をしてる
仕方ないおれが・・・手を上げる
「ハイ先生」
「高松」
「ボンバー伊藤です。どうですか?」
皆が答える
「・・・・・・知りません!!!」
みんな笑いをこらえてる
「はいつぎ〜、伊藤は何歳」
「ハイ先生」
「高松」
「31ですどうですか」
「ぶっ・・・・知りません」
一部の人が我慢できなくなったらしい
「はいつぎ〜、伊藤に質問タ〜イム」
1人の男子が答えた
「口癖はなんですか」
「ごわすでごわす」
「ぶひゃひゃはあああああああ」
「ごわすのどこがいけないでごわすか。便所行ってくるでごわす」
伊藤は怒りながら教室を出て行った・・
やっぱりおかしいってあの口癖
五時間目が終わったがまだ帰ってこない{一時間で十分}
気になったのでトイレにいてみた
すると信じられない光景が・・・・・・・・・・・
なんと伊藤のような男と筋肉の塊の妖精がいた・・・・・・
「ちーーーーーーーーーす」
うわああああああああああああああ
伊藤みたいなのが増えた〜〜〜〜〜〜
あああああああああ
人類めつぼう日は近いのだ〜〜〜