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交錯する違和感

「さて、早速こいつらのテストをさせてもらうぜ!!」


先に動いたのは人族部隊であった。新兵器の無人武装機を惜しみなく投入し、それを魔神族部隊への先兵として差し向ける。恐れを知らぬ新兵器の先制攻撃を受け魔神族の兵士はある程度ではあるものの負傷者が出る。しかし魔神族も一方的にやられてはいない。すぐさま連携を取り直し、得意の妖術と連携で人族の兵器を各個撃破していく。その様子を遠距離から見た岬と空弧は


「あれが人族の・・・いえ、ブントの新兵器ね。でもあれをコンスタリオ小隊を含む部隊が使っているという事は・・・」

「人族側のブントは既に正規軍を取り込みつつある・・・そう考えていいかもしれません」


と互いの推測を話し合う。一方、コンスタリオも魔神族の動きを見て


「あの魔神族部隊・・・これまでと動きが違うわね」


と何か違和感を覚える。


「何が違おうとも、新兵器に混乱している今であれば!!」


コンスタリオの言葉の続きに耳を貸さず、新兵器に続いて魔神族に向かっていくシレット。それを見たコンスタリオは


「あ、一寸、シレット!!」


と止めようとするもやはりその言葉がシレットの耳に届く訳はない。止むを得ずモイスと共にシレットの後を追跡するが、その途中兵士長から


「いい動きだ。コンスタリオ小隊はそのまま正面の魔神族部隊を食い止めてくれ。こちらはその内に別動隊を近くの森林地帯に移動させ、そこを抜けて本来の目的地に奇襲する。頃合いを見計らって後退してくれ」


と言う指示が入る。それを聞いたコンスタリオは


「・・・了解」


と少し返答に間が開く。間が開いたのは


「別動隊?何故最初からそれを言わなかったの・・・」


という疑念があるからであった。一方それを見た星峰達も


「コンスタリオ小隊が前線に向かう様です」

「ならこちらも前線に打って出る。兵士達に犬死をさせる訳にはいきません」


と号令をかけ前線に向かう。当然その様子はコンスタリオ達にも見えており、シレットは


「来るの?上等!!私の怒りを教えてやるわ!!」


と告げるが追い付いてきたコンスタリオは


「やっぱり妙ね・・・今回の魔神族の動き」


とその動きに抱く違和感を更に強める。


「さっきから何度も・・・一体何が妙なんです?」


とモイスが聞くとコンスタリオは


「今回の魔神族の連携、今までの魔神族の部隊とは比べ物にならない程優れているわ。それに巨大兵士もいない。まるでこれが本来の魔神族の戦いだって言ってるように見えるのよ」


と違和感を説明する。


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