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空弧との遭遇

ルイナが日の光に照らされたその時、城内に緊急事態を告げる警報が鳴り始め、同時にルイナの手元にある無線機に通信が入る。


「こちらルイナ・・・スター兄!?」


無線通信の相手はスターであった、その内容は・・・


遡る事数十分前、街の北側で謎の影を見つけたスターはその影を追跡する。


「ちっ、素早いな・・・少なくとも民間の動きじゃない。これは・・・」


そう呟きながら追跡を続けるスター、そのまま暫く行き、完全に人気の無い森林地帯に辿り着く、すると追跡していた対象は突如動きを止め、そのままスターの方へと体を振り返らせる。その姿は人に見えなくもないが四本の尻尾を持ち、獣の耳を持つ魔神族であった。


「!!魔神族か・・・お前は」

「ええ、その通りですよ。私は空弧、魔王天之御様にお仕えする存在」


そう、その姿は正に空弧であった。


「魔王に仕えるものだと・・・つまり、それだけの実力者という事か?そんな奴がなぜこんな所に居る」


顔を強張らせ、手に剣を構えるスター。


「ピクニックに来た・・・等と言った所で貴方達は納得しないのでしょう」

「当たり前だ!!}


空弧の返答に激高するスター、だが空弧の雰囲気も又、その口調とは裏腹の威圧感に満ちていた。


「この雰囲気・・・以前遭遇した八咫と同じ・・・いやそれ以上か?ここは・・・」


そう思ったスターは通信機を取り出し、ルイナに通信を入れる。

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