表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/496

奥の手の違和感

数で負けている人族は苦戦するかと思われたが、以外にも兵士に対しては人軍が押し込んでいく。


「おいおい、話が違うじゃねえか、何でこいつ等が出て来るんだよ!?」


そう話した直後、その兵士はモイスの銃弾に倒れる。だがその言葉を聞き逃しは一同はしなかった。そのまま勢いに乗り、魔人族を追い込み返す人族。だが魔人族の巨大兵士が投入されてくる。


「あの兵士・・・否、獣と言うべきか・・・何か異質な気を感じるわ」


コンスタリオがそう呟くとスターは


「ええ、既に一度交戦した相手ではありますが、やはりあの時と同じ・・・一体一体からは思念は感じられません」


と続ける。


「ええ、あれを何かと言えば・・・ただ暴れまわるだけの野獣・・・しかも今回はそれが複数体居る。あれが奴等の奥の手なの?」

「制御出来ない存在を奥の手に使うのはリスクが高すぎません?ま、その辺りは考えていないのかもしれませんけど」


コンスタリオが続けて行った発言にシレットも続ける。


「兎に角、ここから先にあの兵士を行かせる訳には行きません。現状で確認出来るのは四体。他の兵士達と協力して確実に数を減らしましょう」


コンスタリオがそういうとコンスタリオ小隊の面々は大型兵士四体がそれぞれ確認できる小高い丘から降りていく。その最中シレットは


「サンダー・ボルト!!」


と言って手から拡散する雷撃を放ち、全ての大型兵士の足元に居る魔人族兵士を攻撃し一掃する。そして丘の下に降りるとまずは一番近くにいる巨大兵士の胸部にモイスが


「さあ、たっぷりと喰らいな!!」


と言って銃弾を連発する。一発一発は弱いがそれが集まった結果、兵士は耐えきれずに倒れ込む。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ