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5 作りすぎたから



なんかだるい、風邪でもひいたかな――――と思っているとドアを叩かれる。誰か来たようだ。


「こんにちは、作りすぎたからよかったらもらってくださる?」


姫ヶ竹さんが煮物タッパーならぬ謎のビンをくれた。


「どうも、てかなんなんですかこれ」

「エリクサアですつい先程管理人さんと実験しましたから」


エリクサアってゲームにでてくるあれか?

この前の実験ってあれだったのか……管理人さんだけはまともだと思っていたのに!!


姫ヶ竹さんが効能も言わずに帰ったのと同時に、新たな訪問者がきた。


「こんにちは私、107号室に引っ越して来たゼニモーケンナ=サセーンです」

「あ、どうも」


どうやら学生のようだ。


「これつまらないものなんですけど」


魔女がよく乗るホウキをもらった。


「なにこれ」

「ホウキです」

「なんで?」

「私ミーゲンヴェルドから地球へ短期留学に来たんです。なんでもくる予定だった子は資料から忘却されたとかで、たまたま私に白羽の矢がたちました」


「ミーゲンヴェルド?」

「あれ、知らないんですか?」

「うん知らない」

「あちゃー」


ゼニモーケンナは逃げた。

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