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私はマイブームがコロコロ変わることが多いのですが、最近は結弦の持ってるswallowを作ってみようと画策しています
もしかしたら、そのうち公開するかも!?
「そのプログラムならできたぞ」
「なら言えよ。それじゃ今週はそれを見ながら何を作っていくか話し合うか」
「そうね。本体だけできても使えるものがなければ意味がないものね」
「それじゃ明日は結弦の部屋に集合でいいな」
「OK~」「分かった」「うん」「それでいいわ」
それで話し合いは終わりみんな食事にもどる。
「それはいいけど、竜崎。あまり結弦に厄介ごと押し付けるんじゃないわよ。おかげでさっきのだって遅れたんでしょう?」
「そうだぜ?たまには自分で解決しろよ」
私の言葉に乗っかって神池も文句を言う。
「うっ…。わかったよ…、悪いな結弦」
「まあ、いいけどな」
ばつが悪そうに、結弦に謝る竜崎。
「ということで罰としてこのから揚げいただき!!」
そう言って神池が竜崎の前にあるお皿からから揚げをつまんで口に入れる。
「あっ!!てめぇ、俺のから揚げ返せ!」
「お前がぼーっとしてんのが悪いんだよ。って、俺の肉がない!?」
見ると隣にいた詩織の頬が膨らんでいた。
…詩織意外と食べるのね。
そんな会話をしながら過ぎる昼休みのひと時だった。
//--------------神池-----------------------------------------
放課後。
俺はまた実習室の地下にいた。
先生の手伝いは昨日だけかと思っていたのに今日も手伝えって授業の担任に言われた。
やっぱり松原先生の伝言らしい。
という訳で昨日と同じハブの前に来ていた。
くそう、あの野郎。
俺の青春をこんなくそ寒い地下で過ごさせやがって。
「あの野郎、今に見てろ」
「あの野郎とは俺のことを言ってんのか?」
思わずびくっとしてしまった…。
「……先生いつの間に?」
「今来たところだ」
先生、心臓に悪いです。
まあ、いいや。
「それで今日は何をすればいいんすか?」
「昨日ケーブルの先をハブのところに持っていってもらったろ?今度はその先を全部挿してってくれ」
「テキトーに挿してけばいいんすよね?」
「なわけあるか」
「あたっ」
先生にたたかれた…。
「ちゃんとケーブルの先に挿す場所が書いてあるからそこに挿すんだ」
「へ~い」
「それが終わったらハブの裏に端末があるから、それを使ってちゃんと通信できてるか確認な」
「了解で~す」
そう言うと先生はさっさとどこかに行ってしまった。
たまには手伝えよ!
なんて面と言えるはずもなく。
「…やるか」
ぼ~っとしてても仕方ないから作業を始める。
これが結構めんどくさくって。
何しろケーブルの数が半端じゃない。
20本のケーブルの束が16本、合計320本。
適当に挿すだけならすぐ終わりそうだけど、どこにどのケーブルを挿すか指定してあるから挿す場所を探すだけでも一苦労。
結果。
「やっと終わった~」
と、倒れたのは2時間後。
俺こういうの苦手なんだけど…。




