code 013:
がんばって可能な範囲で3日投稿を目指したいと思います
感想・批評があればお願いします!
「とりあえず私の自動追尾ソフトを使ってどこから流れてきたか調べてる」
「そっか。じゃあしばらく時間かかりそうだな」
「下手すれば一日がかりかも」
まあ、それぐらいかかるだろうな。
ウイルスをそのまま流出させる馬鹿はいないだろうから、いろいろ偽装工作をして隠して流す。
だから発信元を探し出すのは結構苦労するのだ。
まあ、しばらくここを占有されても特に支障はないからいいけど。
「ということで結弦♪」
「んっ?」
「サーバの組み方♪」
「あ~、はいはい」
忘れてた。
まあ、どうせ暇だから良いけど。
そう思いながら俺がいつもパソコンを組み立ててる机に仲村を連れていく。
このあと俺は3時間ほど好奇心に輝いた目をした仲村に質問攻めに合うのだった。
//--------------竜崎-----------------------------------------
結弦と分かれたあと、俺は新しいソフトのアイデアを思いつき実習室でいろいろ試そうと思い、鍵を取りに職員室へ来ていた。
「失礼しまーす。実習室を使わしてもらって良いですか~?」
そう言いながら中に入ると、たまたま入り口の近くに立っていた先生が対応してきた。
「おう、1年か。予習か?」
「はい」
「じゃあ、この鍵を使え。名前はなんていうんだ?」
「竜崎隼人です」
「そうか。まあ、がんばれよ。あっ、そうだ。帰る時はちゃんと鍵をかけろよ。最近忘れる奴が多いからな」
「分かりました」
無事鍵を貸してもらい実習室へ向かう。
鍵をはずして扉を開ける。
と同時に、中にこもっていた冷気が外に漏れ出して思わず身震いする。
上着忘れてた…。
アイデアのことに夢中になって昼間の教室での諸注意を忘れてた。
確か、冷房がきついから入るときは上着を持ってこないと下手をすると風邪を引くって言ってたはずだ。
そのときは侮っていたけど認識を改めないとホントに体を壊しかねない。
次からは絶対持ってこようと思いながら適当にパソコンの前に座る。
電源をつけて待つこと数分。
やっとデスクトップ画面が表示される。
各パソコンにインストールされているC言語開発ソフトを起動して、とりあえず最低限起動だけできるようにコードを打つ。
さて、どうするか…。
作りたい動作は分かっているがそれを実現するためにどんなコードで書くかが問題だ。
仕事柄サーバルームに入ることがあるのですがやっぱり寒いですね…
スパコンルームには入ったことがないので分かりませんがたぶんサーバルームより寒いと思います
それだけコンピュータって熱を持つんですね~
では、また次回