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Clown Virus  作者: KYOS
04/07
12/65

code 011:

今回は間に合いました(汗)

ではどうぞ~

「せっかく気持ちよくうたた寝してたのに…」


と、私はぶつぶつつぶやきながら体を後ろに向ける。

結弦の笑顔に私も笑顔で返して、こぶしを握り―――

ゴスッ!


「ごほぉっ!?」


結弦のみぞおちに正確なボディーブローを決めてやった。

その場に崩れ落ちてうずくまる結弦。

だけど私は何事もなかったように読書に戻るのだった。


「ちょっとまてぇ!! 無視か!!」


どうやらスルーしたことが気に入らなかったらしい。


「だって結弦が悪いんじゃない。 気持ちのいい午後のお昼寝を邪魔したのはそっちでしょ?」

「だからって正確無比なボディーブローを決めておいて無視はないだろう!? 危うく意識が飛びかけたぞ!」

「もういいじゃない。無事なんだし」


と、結弦に用事があるのを思い出す。


「そういえば結弦、教えて欲しいことがあるんだけど♪」

「今の話はなかったことになってます?」

「もちろん♪」


結弦がハァ~、とため息をつきながら頭を抱え込む。

諦めたみたいだ。


「で、何だよ? 教えて欲しいことって」

「サーバの組み方教えて欲しいの」

「なんでまた? というか知らなかったのか?」

「うん♪」


また頭を抱え込んだ。


「ホントにお前ってプログラムのこと意外は駄目なんだな」

「だって結弦が全部やってくれるから。 覚える必要ないじゃん?」

「しょうがないな… って俺も調べて欲しいことがあったんだ」

「なに?」

「これ」


そう言って結弦がポケットから取り出したのはUSBメモリーだ。

だけどUSBメモリーだけ見せられても分からない。


「その中に何が入ってるの?」

「新種のウイルス」


なんでまた? そんなもの調べてなんて今まで言われたことないし。

考えが顔に浮かんでいたのか説明し始めた。


「さっきまで竜崎のただ働きに付き合わされてウイルスの駆除してたんだ」


昔っから結弦はよく竜崎が持ち込んだ厄介ごとに巻き込まれてた。

だからこれもその類だろう。


「そのときにSwallowつなげて駆除したんだけどいきなりアラーム出てきて」

「まさか…」

「察しがいいな。Windowsに感染してたものがLinuxに感染したみたいなんだ」


話を聞いて思わず固まる。

毎日欠かさず私の構築したネットワークで最新技術を集めてるけどそんな情報を掴んだことがない。

それにそんな技術、素人では作れるはずがない。


「そのウイルスの発信源を調べて欲しいってこと?」

「そう。頼めるか?」

「…うん、やってみる」


どの経路から調べていくか考えながらうなずく。

最近Androidを勉強することにしました

この前の日曜に開発書を買いちょくちょく読むようにしています

ここでも少しずつ作り方やコツを書いていこうと思います

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