表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
真水のスライム続章:種火の者  作者: ふぃる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/28

16話 その反動は②

 戻ってきた『路地裏』の宿。

 そこには既に、しょんぼりした様子のラディが居た。


「…どうだった? 鈍色仮面の様子は。」

 呼びかけにラディが振り向き、答える。

「それが、どんどん話が進んで、ラディには止められず……。」

「…止められなかった、か。」

 少し目を逸らしながら、ラディが答える。

「止めよう、とはおもいました。

 でも、あの勢いをラディが止めていいのかな、っておもって。」

「…どういう事?」

「たしかに今の鈍色仮面のみなさんの勢いは怖いです。けどそれって、それだけ強い想いがあるから、ですよね。」

「まぁ、そうだろうな。」

「それを、『兵器』としてつくられた『道具』がとめていいのかな、って。」

 そうか。コンジュさんとの事がひと段落したあと、ラディは自分の過去の事を聞いて知っていた。それで悩んでたのか。

「そんなの、もうラディが気にするような事じゃないと思うけどな。」

「でも……。」

「ラディが単なる道具だっていうんなら、何で今の鈍色仮面の状況を『怖い』と思ってる?」

「それは……。」

「鈍色仮面に協力するって言った時だってそうだ。ラディは自分の意思で決めて、そう動いた。

 それに、鈍色仮面はそういう気にしないような集団だと思うけど、違うか?」

「…今すぐそう思う、のはむずかしいです。けど、がんばってみます。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ