表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/249

ミッシェルの下手なとこ

あっ……順番間違えて、予約解除したら投稿してました……。

あぁーぁー!(悶絶)


 僕の一日は変わりなく。


 毎朝、夏の暑さがまだ残る舗装されていない道をひたすら走りる。畑仕事してふたたび走って帰って来る。


 何故そうするのか? と、誰かに尋ねられたなら、そんな不安になる事を聞くのは辞めてほしい! 


 自分も勇者としては、これが正解なのかわからなくなっているところだから! と、思わず本音を言ってしまいそう……。


 それ程、普通に大豆作りをしていた。


 しかも畑にたどり辿り着いたら、「すでに作業が、すべて終わりました。マンパワーの恩恵って凄いですね」と、ルイスに笑って言われた事もあったのだ。


 しかし勇者バーディーの人数増加とミッシェル事務作業のサポートをする彼もまた、少しお疲れ気味なのだ。


 そん事を考えている間にも次の稽古の時間が迫る。


 バジリオが師をつとめる。槍の稽古だ。


 今日も練習場のコロッセオの様な練習場側では、槍の師匠のバジリオの隣りには、自前の椅子を持ち込んだメイド姿がウンディーネが座っている。


 彼女は、もはやマネージャー的な立ち位置おさまってしまった。実際は、ウンディーネの魔法とバジリオの槍は死闘を繰り広げるだろう。


 2人の絶対的な強者の威圧が、なんとなくみんなの士気を上げているように感じなくもない。


 そんな女帝的な風格を漂わせた、ウンディーネを見ていると、いきなり背中を強く押される。


「グヴェ」

「あっ、少し強すぎてしまいましたか? すみません」


 なんか理由は、思い当たり過ぎるが、最近は結構丸くなったミッシェルがそう言った。


「いや、ごめん。大丈夫、少しよそ見をしていただけだから」


「きついようなら言ってください。加減をするので」


「加減されてたら、かたいままなので強めのままでお願いします」


 こうしてミッシェルも僕同様に、バジリオの弟子になりこうして一緒に切磋琢磨をする仲になった。


 あの悪夢の様な巨大カニ事件から、さすがに命の危険を感じたのか、ミッシェルも「ハヤトさん、槍の稽古に僕も参加する事は可能ですか?」と、言って来たのがその始まりだった。


「バジリオ師匠に聞いて見るよ」と、答えはしたが、僕の参加もルイスの実家のこねだったので難しいと思ってはいた。


 しかしバジリオ師匠は、「ミッシェルと言うと、オークランド家の三男坊の彼かい?」


「そうです。そうです」


「彼の事は一度断って居る手前、さすがに二度目は断り難い。君が責任持つなら、彼の事を受け入れてもいいよ」


 バジリオ師匠は、なんとそう言ったのだ。違うかも知れないがこね最強!


 そして次の日、僕はルイスに相談し、万全の準備を整えたのである。


「彼の弱点、ウンディーネです。ウンディーネがいれば大丈夫です」と、言った日から2人とも頑張っている。


 実際は、僕もいれて3人なのだが……。


 そうやって彼とに過ごすと、以前ルイスに見せたあの彼を発見する事もある。


 今、柔軟体操をしている。そしてミッシェルは結構、体が柔らかい。彼の良い一面、そこに隠れる何か……。


 体の柔らかいミッシェルは、押すと体がべったりと足につく。


「本当に、ミッシェルは体が柔らかいね。基礎訓練が、出来てるってバジリオに褒めれていたし」


「いえ、これくらい普通ですよ。ハヤトさんならすぐ僕くらい追い越しますよ」


 ーーミッシェルは普段、生意気な後輩って感じあるが、やはり褒められなれてない、と、言う褒められて嬉しい!  から、僕は出来るつながらないんだよなあ……。


 しかしミッシェルの体は、本当に柔らかく、彼のくるくるふわふわな巻き毛と同じくらい柔らかい。


 隣の先輩も凄く柔らかいが、彼は今も努力している最中なのはわかる。


 だから、お節介の僕は言う。


「ミッシェル、事務やっていても基礎訓練は怠ってなかったら凄い事だと僕は思うので、自分をほむてくださいよ」


「でも、これは日課みたいなものですから」


 あまり、彼には刺さらなかった様だ。オークランド家って名前を継ぐものは、出来て当たり前って話は聞いた。


 その名前を出したら、うまく彼を説得出来るかも知れないが、僕はオークランド家なんて、しらん!


 今、僕の前で僕はミッシェルって呼んでいるから、彼の実家の名前を出さなくても、彼に誇って欲しいが難し過ぎる。


 ーーどうすれば、ミッシェルは自分の凄さに気付くのか? 僕はルイスではないので、そう言う事は難しい。


「ミッシェル」


 振り向くと、バジリオがいる。


 彼はミッシェルの目の高さに合わせ言う。


「褒められたら、相手の言う事がお世辞でもいい、褒められた事について考えろ。ここは会話をたのしむ舞踏会じゃない。そこに、勝つためヒントがあるはずだ。褒めらて素直に喜べないなら、そう考えろ強くなれば、自然に自分が誇れる事が、まわりの反応からわかるいいな」


「なるほど」ミッシェルはそう言った。だが、ミッシェルを任されている僕は忙しい。


「ミッシェル、ありがとうごいますだってば」


「ありがとうございます!」


 ミッシェルには、今日のバジリオの言葉で自分の良いところを見つけてくれるとうれしい。


 そして僕の事も、褒めてくれるとうれしいのだが……。


 続く



見ていただきありがとうございます!


また、どこかで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ