メイド姿のウンディーネ
『召喚の間』と、言う教会で、僕はウンディーネと契約を交わし僕は、正式にウンディーネの主人となった。
僕とウンディーネの儀式を客席から見守っていたルイス。
僕は、彼の隣りに座った。そして彼女はその奥に……。
ルイスは、静かに言った。「後悔していますか?」
――後悔する事を何故勧めたのか? とも、思ったが思い返せば、彼はいつもそうだった。
彼は多くの選択肢を提示し、僕に選ばせる。今回のウンディーネの件は、やや強引だったが……それだけ僕にとって価値のある事なのだろう。
「後悔してません。これからも彼女が居て良かったと、思えるように、僕が頑張ればいいだけです」
「すみません。愚問な事を聞いてしまいました」
そう言った彼は、目をつむる。
――必要な事だし、今、後悔するのはウンディーネ失礼だ。そう考える。
ウンディーネは「主様……」と言い少し感動したようだ。
それにしても今日から彼女が、僕の大精霊……。
水色の長い髪、どちらか言うと清楚なお嬢様な顔立ちに、瑠璃色の瞳。そして華奢なのに、程よく豊かな胸。可愛らしい足の爪……。
――ちょっと待って……!? 座った彼女は、暇なのか足をブラブラさせているので、靴を履いてないのが今更わかった。
「ウンディーネ、裸足だけれど怪我してない?」
「ウンディーネは、土に負けない。ノームより偉く強いから」
偉くて、強い? それはさておき街に……いや。靴がないから駄目か……。
「城で一式買えば大丈夫ですよ。城勤めのメイドの為に下着や靴などは、少々取り扱っていると思いますよ」
「では、家に僕の靴を取り行って来る」
その会話を聞いて、「大丈夫。ウンディーネ軽いので、お姫様抱っこで」と、彼女は少しすまし顔で答えるが出来るはずない。
そんなに密着したら僕が大丈夫じゃない。
「大丈夫気にしないで、すぐに取って来る」
そう言って僕は駆け出し、靴箱の中にある近衛兵の練習用の靴を持ってら走って帰って来た。
ウンディーネとルイスの二人は僕が走って行ったままの感じでそこに居た。
二人との相性は、そんな良くない? ウンディーネは、わからないが、ルイスはそんな事ないだろう。
ベンチの横に立った僕に「主様!」とバラ色の笑顔で振り返るが、ルイスはいたって普通だった。
「どうしましたか?」
僕の視線に気づいたらしい、彼はそう言った。
「いや……君は、いつもは女性を丁寧に扱い、声をかたりしているから、いつもと違っていて……少し驚いただけ」
「ウンディーネは、それを望んで無いようでしたので……ですから、そうしないだけです」
「ルイス、私にも丁寧に扱いなさい」
少し調子に乗ったウンディーネは、そう言った。
「貴方も僕に、女の子扱いをして貰いたいのですか? ハヤトだけにではなく?」
彼の言い方は静かで、いつも好感が持てる。僕以外にはだが。
「そんなのいらない」
ウンディーネは、そう言ってルイスにそっぽを向いた。すると、珍しくルイスが楽しそうに笑った。
そんな彼に少し戸惑いながら、持って来た僕の靴を彼女の前に出す。
念のため持って来た布を入れても、彼女には僕の靴は、大きくぶかぶかで、うまく歩くことはむずかしいようだ。
結局は、僕が彼女を背負う事になった。
しかし密着度がやはり嬉しく、楽しく、駄目だった。
特別な気持ちは彼女の為に、でも、密着していると好きなったりしてしまう。それが正直な気持ちだった。
そんな気持ちと、エッチな気持ちとかいろいろ普通の男子として限界って時に、ウンディーネに、「主様の耳、赤いね」って彼女が僕の耳を紅茶を冷ますようにふうふう吹くので……。
「本当に辞めて、いろいろ限界だから……」
と、僕は泣き言を言うと、彼女はその後おとななしく僕の背に乗っていた。僕は九九を一の段から計算した。
そして僕はまずはギルドと連携のある、兵士練習場にある事務所へ、ルイスがウンディーネの事を伝えに行った。
たぶんもうそこらかしこにウンディーネの噂は広まっているだろうが、それでも規則通りに、そこら各部署へと正式に話を回してくれるらしい。
僕とウンディーネは城側の事務所の横の売店へ、彼女の為の服を買う為に入った。
そこにはメイドとして働く女性達のための、服などが売られていた。
僕は、メイド服を指差し「ウンディーネ、あの服がここで買う事ができるから、しばらくは着て欲しい」
「主様が望むなら、大丈夫」
「何かお困りですか?」
メイド服を見て話していた僕らに、定員の女性は、声をかけてきた。
彼女は、ウンディーネを見て驚く事はない。どこまで彼女の事は、伝わっているのだろうか?
「彼女がしばらくの間、着る服を探しいるのだけれど、メイド服以外の服ってありますか?」
「パジャマやネグリジェや下着などはございますが?」
「外出着などは? やはりないですか?」
「はい、警備の面で、一般の服で城内を歩く事の出来る職員は僅かなのです。ですので、残念ながら取り扱っておりません」
「なら、普通のメイド服を、買いたいのですが可能ですか?」
「その格好で外出もなさりますか?」
「はい、しばらくの間は」
そう答えるとしばらくの間考えた末、彼女の出した答えは、通常のメイド服のエプロンを変更するって事だった。
「やはり制服は、その職場の名刺がわりになってしまいますので、試験に通ってない方には売る事は出来ないのです」
腰エプロンの通常のものから、胸当て付きエプロンを彼女は持ってきた。
「可愛い、見て主様」
そう言って彼女は、自分の服に当ててみてその場を回った。
実際服に当ててみると、胸あて付きの方少し可愛いさが上がる気がする。本人も気に入り2枚ずつ購入することにした。
「すみません、後は生活に必要な物を適当に見繕って貰っていいですか?」
「はい、お任せください」
「ありがとうございます!」そう言った僕はウンディーネの方を見た。
「ウンディーネは、体のサイズを測った事ある?」
「ううん。ない」
「今からいろいろなサイズを測ります! 耐えて!」
僕はファイティングポーズで言った!
「わかった!」
彼女もファイティングポーズで言った。
僕は定員さんにお願いします。と、言うと彼女はにっこり笑顔で「わかりました」と、答えた。
僕と定員さんに、ここに信頼関係が生まれたのだっだ。
「では、お嬢様参りましょう」
「はい……」と、お嬢様はおとなしかったが、僕が行かないとわかると、「えっ!? 主様は行かないの!?」
「はい、お嬢様が可愛いらしくなるのをここでお待ちですよ」
「わかりました……(照れ)」
と言う感じに定員の女性は、少し測られる度にキャッキャ言う、ウンディーネをその話術だけで従わせていた。
そこへルイスがやって来て、事の経緯を説明していたらフィテングルームのカーテンが開いた。
そしてウンディーネと、ウンディーネマスターになった彼女は、フィテングルームから出て来た。
メイド服は、清楚な彼女によく似合っていた。
みとれていたら……。
「お嬢様が、あまり可愛らしいので勇者様も見惚れてらっしゃいますねぇ」
「主様たら……」
ウンディーネは、両手を下におろしで結びモジモジしていた。
「凄く、ウンディーに似合うよ。とても驚くくらい」
僕と彼女が、話しているとルイスが会計について、定員の彼女と話しをつけてくれたようだ。
「「いろいろありがとうございました」」僕とお嬢様なウンディーネはそう言って、その店を後にした。
この店に入りウンディーネの扱い方を知る事が出来たのは大きな手柄だった。
しかし僕が褒め可愛いともてはやす、ただ1人の女性はウンディーネでは無いのが問題だった。
続く
見てくだりありがとうございます!!
また、どこかで!




