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凍てつく世界で待ち続ける少女

凍てつく世界の冷たい花R2

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2024/06/15



 寒くて冷たくて寂しい世界。


 そこに白くて綺麗な花が咲いていた。


 世界と同じように冷たい花だったけれど、


 それはそこに生きる人たちの心を温めていた。


 花は歌い、人々を励ます。


 花は踊り、人々を笑わせる。


 次第に花は、なくてはならない存在になった。


 しかしその花の命は永遠ではない。


 その花には冷たさがあって、


 その冷たさはゆっくりと体全体にまわって、


 命を凍らせていくからだ。


 その世界の人たちは、花が凍えないようにと、


 懸命に温めた。


 しかし、花は凍ってしまう。


 花を愛していた者達は、みな喪失感で打ちひしがれる。


 そうして、花がなくなった世界は、一夜にして滅び去ってしまった。


 なぜなら、


 今まであった温かな物を知ってしまったから、


 そうその温かなものがないと、生きられなくなってしまったからだ。



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