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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

KY探偵SACHI!~エレファント殺人事件~

作者: ヒロモト

 『元象牙ハンターの政治家。『執拗荷象御銃手撃太郎(シツヨウニジュウデゾウ・ウチタロウ)』氏が住宅ごと押し潰されミンチになって死亡』……この不可解な難事件を解決するために名探偵『SACHI』は現場に現れた……


「……被害者に恨みを持つ人はいないの?」


「そんなものはいないよ。いるとしたらアフリカ象ぐらいだ。氏は若い頃はアフリカで象を撃ち殺しまくったらしいが……まさか象がいるわけないしな」


 彼はSACHIの恋人で刑事で絶倫のTOSHI。

 ちなみに二人は昨夜15回セックスをした。


「先生……先生がいなくなったら誰が僕に政治のノウハウは教えてくれるんですパオ……」


「……心中お察しします……」


 撃太郎氏の秘書『家事踏殺死象吉(イエゴトフミコロシ・ゾウキチ)』は涙を長い鼻で拭った。

 彼は元アフリカ象という異色のキャリアの男である。


「アフリカ象でもなければ家ごと人を踏み殺すなんて不可能よ……」


「そうだな……」


「そうですパオ……」


「氏に恨みを持つアフリカ象……そんな奴いるわけないわ……」


「そうだな……」


「そうですパオ……」


「象吉さんが怪しいと思ったけど……象吉さんは元アフリカ象だものね……」


「そうですパオ……先生には昔両親を撃ち殺され、恨みをもっていますがあくまで元アフリカ象ですからパオ……」


「つまり事件は……」


「つまり?」


「……」


「……」


「……」


「……迷宮入りよぉぉぉぉっ!!!!!」


 SACHIはアヘ顔になり、がに股で屁をこいて10メートルの高さまで飛んだ。


「SACHI! 見事な推理だよ!」


「本当です! 感動しましたパオ!」


 TOSHIも象吉も泣いていた……

 感動のエンディングである。



……こうして三人は解散し、象吉は免許の更新に、TOSHIは所属するロックバンド『ドスケベゴールデンボール』の練習に、そしてSACHIはさらなるキャリアアップを目指し、ユーキャ○にボールペン講座の無料資料請求をしたのだった……





完。



次回!『牛殺人事件』をお楽しみに!

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― 新着の感想 ―
[一言] 異色とかそういう問題じゃないと思いましたwwww
2014/10/07 15:26 退会済み
管理
[一言] さっさと解決しろwwww
2014/10/04 13:40 退会済み
管理
[一言] もうなんて言っていいかわからないです。とりあえず、作者様、GJ
2014/10/04 13:37 退会済み
管理
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