第十八話:lost angel
ベイブを倒した二人は喜びに満ちた!しかし悪夢は再び‥‥‥‥‥
ソラ「やっべぇ〜、俺の身体、心なしか光だしたんだけど。」
ジン「その光はきっと天力だね!要はlost angelが始まったんだ。」
lost angel‥‥それは天使の力を失うこと‥‥そしてそれは死を意味する。
ソラ「ヤッベェじゃん!どうするんだよ?」
ジン「コイツを使うのさ。」
ジンは傍らに落ちていた神秘の雫を手に取った。
ソラ「よっしゃぁ、じゃぁとっとと済まそうぜ!」
ベイブ「そいつはどうかな?」
どこからともなく聞こえる声。
ジン「この声は‥‥ベイブ!死んだはずじゃ?どこにいるんだ、出てこい!」
ベイブ「そいつぁ無理な話だぜ。俺の身体はおまえらの力によって粒子レベルにまで分解されたからなぁ!」
ソラ「ふん、そんなに身体になったってのに何ができるってんだ!」
ベイブ「ふっ、実は粒子レベルの身体になってもできる技が一つだけあるんだよ!」
ソラ「な‥何!くっ、フェザーガード!」
ソラはとっさに防御呪文を唱えた。
ベイブ「ふっ、残念だがワシが使う技は物理的攻撃ではない!俺が使うのはこれだ!」
ベイブがそう言ったと同時に、突然雲が空一面に広がった。
ジン「なんなんだ?」
この時ソラはベイブがしようとしていることに気付いた。
ソラ「馬鹿!やめろ!」
ジン「どうした、ソラ?」
ベイブ「ふん、察しがいいな、ソラ!さすがは双子の長男とでも言っておくか。だがもう遅い!」
その瞬間空がピカッ!っと光だした。
ソラとジンは反射で目をつぶった。
ベイブ「ふわはははは!これで天界の天使も終わりじゃぁ!」
ソラ「くそっ!回避できなかった‥‥」
ジン「おいソラ‥‥一体何が起きたんだよ。」
ソラ「‥‥じまったんだ‥‥」
ジン「えっ?」
ソラ「始まったんだ、天界のみんなにもlost angelが!」




