第十話:NEXT STAGE
ソラとジンは新たな技を教わるべく、ガクへと駆け寄る。そして‥‥
朝ソラとジンは起きると、ガクに次なる修行について話した。
ソラ
「ねぇガク、早く次の修行しようよぉ!」
ジン
「俺も早く修行したい!」
ガク
「そうだなぁ‥‥そういや、ジンはソードを身につけたらしいな。」
ジン
「??‥‥ソードって、あのリングを楕円にしてラージを唱えるやつか?」
ガク
「そうだ、その呪文は次からソードと言えば剣になるから、試してみな!」
ジン
「分かったよ‥‥ソード!」
するとジンのリングは剣になった。
ガク
「う〜ん‥‥あれだな‥‥見た感じ剣の切れ味が足りなそうだから、ジンはソードの切れ味を上げる修行だ!練習によっちゃぁ、その剣で空を切って遠くの敵も倒せるぞ!」
ジン
「早速修行してみるよ!」
ソラ
「俺は俺は?」
ガク
「ん?お前はなぁ、こいつだ」
ガクは自分の羽を手に取ってニコッと笑った。
ソラ
「うおぉぉー、何だかカッコイイ!」
そしてガクは空を飛び叫んだ。
ガク
「フェザーフェニックス!」
するとガクの広げた羽から無数の羽がナイフのように発射された!
ソラ
「‥‥すげぇ‥‥この技があれば戦いの時も大分楽だぜ!」
ガク
「まぁ頑張って特訓しな!コツは天力を羽に集中することだ」
ソラ
「分かったぜガク」
ソラとジンは修行に向かうとガクはまたしても血を吐いた。
ガク
「‥‥っつ‥‥ヤバいな‥‥もってあと10日だ‥‥なんとか間に合ってくれ‥‥」
ガクは血を吐きながらも、なんとか意識を保った。
━━2日後
ジン・ソラ
「出来たぁ〜!」
ガク
「よくやった、もうお前らは、レベルで言って天光γだ‥‥」
ジン
「そんなに高いのか‥‥もう神秘の雫とか要らないな。」
ガク
「‥‥」
ソラ
「どうしたのガク?」
ガク
「ついにこの日が来た‥‥」
ジン
「何言ってんだよ?」
ガク
「お前らに全てを話すときが来たと言うことだ。」
ソラ
「!?‥‥全てって?」
ガク
「実は俺らは‥‥もう天界には帰れない。」
二人に衝撃が走った。