表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

きらきら

作者: 玉白美琴

荒れ果てた大地の中で、たくさんの人が闘って亡くなった。


故郷に家族を残し、遠く離れた荒れ果てた大地で命を落とした。


私は森から来た魔女。


人の歴史に関わらないと決めてから、引きこもりになって数百年。


近くの荒れ果てた大地で戦争があったから足を運んだ。


戦争の結果はいつも残酷だ。


双方の国の国王や王族も戦死した。


2つの国は、主だった貴族も失ったので周辺の国に併合されるだろう。


魔女である私には関係ない話だけど、彷徨う魂を空に還さないといけない。


久しぶりに私は神霊魔法を使う。


神霊魔法は小人族に伝わる聖魔法の上位互換魔法。


小人族王家には、神霊魔法を大々受け継ぐ一族もいるらしい。


私は小人族に習って使えるようになった。


人間と違って小人族は無用な争いをしない。


小人族は人間なんかより強いからね。


争いをする必要なんかないのさ。


私の祈りに、小人の神霊達が答えてくれた。


彷徨う魂はきらきらと輝きながら、小人の神霊達に導かれて空へと還っていく。


きらきらと輝く星屑のような輝き。


きらきらと光る無数の魂。


小人の神霊達に優しく励まされ、ゆっくりと空へ還っていく。


神霊魔法小人の導き


きらきら光る魂。


空へと還る魂の儚さ。


私は空を見上げ、戦死者が願うなら来世は長く生きることが出来るようにと願った。


きらきらの魂は蛍のように光輝いて次々空に消えていく。


私は魔女になる前、聖女と呼ばれていた時代を思い出す。


そうそう、この2つの国に小人達が海を渡って来るらしい。


大々的に小人達が供養するらしいから、小人の巡礼地になるかもしれないね。


小人大司教、今も元気かね?


小人シスターも久しぶりに会いたいな。


私はきらきらを見つめながら、小人達を思い出していた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ