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俺のステータスがバグって低レベルでも余裕でカンスト!? 前世で得た裏攻略情報で全て計算通りに無双できちゃいます!  作者: 葵彗星
第四章 目覚めし魔神

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対決!コア・プログラム

 どうやらこいつが設計プログラムの中枢だな。設計プログラムの中枢、すなわち〈ロード・オブ・フロンティア〉の中枢、心臓部にあたる。


 これを破壊すると〈ロード・オブ・フロンティア〉の世界は消えてなくなる。いよいよ最後の大仕事だ。


「いや、トクナガ。どうやらそうは問屋がおろさぬようだ」


 神竜の言う通りだ。近づこうとして歩いたら、何やら見えない結界に阻まれ動きを止められた。


 コア・プログラムも簡単に破壊されないよう自衛の機能を有している。だけどそんなもの、俺にとっては無意味だ。


「はああああああ!!」


 力を込めた拳の一撃でいとも簡単に結界を破壊してやった。


 でも数歩歩いたら、また見えない壁に阻まれた。結界を何重にも張っているパターンか。


 二枚目も拳の一撃で破壊した。三枚目、四枚目、五枚目と続いたけど俺の拳の前には薄紙も同然。


 ようやく結界は本当になくなったみたいだ。球体は目と鼻の先の距離まで近づいた。


 手を伸ばせば届く。だけど球体に触ろうとしたその瞬間、異変が起きる。


「……あれ? どうなってる?」


 すぐ目の前にあった球体が消え、なんと再び球体から離れてしまった。そしてさっき破壊したはずの結界まで復活している。


 もう一度同じことを試してみた。結界を五枚連続破壊し、再び球体に触ろうとした。


 やっぱり同じだ。再び俺の体は球体から離れてしまった。結界も元通りになっている。


「これは……なるほど。正攻法で辿り着くのは無理のようだな」


 さすがは中枢部とだけあって、セキュリティはしっかりしているな。馬鹿正直に結界を破壊し続けてはダメ。


「トクナガよ。さっきのタブレットの出番だぞ」

「おぉ、そうか。これを忘れてたぜ……でも、どうやって使う?」

「文字入力画面を開いて、『BREAK(ブレイク) THE() SECURITY(セキュリティ) WALL(ウォール) OF(オブ) CORE(コア)』と打て」

「ちょ、ちょっと待って。長すぎるよ、もう一度言って」


 神竜もやれやれと言わんばかりの顔で復唱してくれた。俺は英語苦手なんだよ。


 意味は『コアのセキュリティ結界を破壊しろ』らしい。わかりやすいけど、本当にそれでいいのかな。


 すると突然明かりが消え、真っ暗になった。


「……システム・ダウン」

「お? もしかして……」


 バリン、バリン、バリンと立て続けに結界が割れる音が聞こえた。これはうまくいったな。


 神竜の知識に感謝だ。さすがは生みの親が宇宙なだけあるな。


 明かりが消えたけど、中央にある球体は静かに鎮座したままだ。


 俺は再び歩き出した。結界はやはり消えてる。再び球体が目の前に見える位置までついた。


 でもまだ安心はできない。俺は神竜に確認してみた。


「トクナガよ。タブレットにて破壊が可能なのは、セキュリティ結界までだ」

「……ということは、このコアは……自力で破壊しないとダメか」

「あと言い忘れていたが、このセキュリティ結界のレベルもかなり高い。私の能力をもってしても、三十分が限界のようだ」


 つまりあと三十分経てば、再びさっきと同じ結界が張られるということか。確かにタブレットの右下に時間が表示され、刻一刻と減っている。


「……再起動した結界は、余でも破壊できる方法がわからぬ」

「じゃあ実質あと30分しか猶予はないってことか」

「このセキュリティ結界、コア・ブロックを開発した人間は底知れぬ天才のようだ。もしかしたら余と同じような存在か……」


 嘘だろ。〈ロード・オブ・フロンティア〉の設計者が、神竜ですら恐れる天才ってわけわかんないなそれ。


 まぁ、どんな奴が開発したにせよ関係ない。残り三十分、再起動する前に破壊するのみだ。


「神竜よ。力を貸してくれるか?」

「もちろんだ。だが、トクナガよ。わかっていると思うが、このコアを破壊すれば……」


 神竜は最後に念押ししてくれた。何が言いたいかはわかっている。


「……大丈夫さ。素材の作り方はわかっている。今度は全部一人で素材を集めて、そして合成して、またお前を呼んでやるよ」

「大した自信だな、トクナガよ。お前こそ……正真正銘の“バグ”だな」

「あぁ……そうかもな」

「では、いくぞ! スキル〈神竜モード〉!」


 神竜の力が一気に俺の体内に流れ込み、俺は再び神竜形態となった。もうこの姿も見納めになるのか。いや、悲しんでる場合じゃないな。


 時間は限られている。さっさとケリをつけないと。


「ファイナル防衛プログラム、アクティベーション!」


 コアから再び機械的な音声が発せられたかと思うと、コザ全体が虹色に輝きだしゆらゆらと形を変え始める。


「おいおい、最後の悪あがきかよ」


 コア全体がまるでスライムのように形状を変え始める。やがて人型になったかと思うと、どんどん膨らみだし、今の俺と同じくらいの背丈になった。


 いや、これは。もしかして。ある予感がした。


「……やっぱり、これは!?」

いつもご覧いただき誠にありがとうございます!毎日ご覧になっている読者様には心から感謝いたします。(多数の誤字報告もありがとうございます、自分でも気づかない細かい点をご指摘いただき感謝します)


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