第八話 VSエマリィ
「――タイガ、ボクと勝負して!」
エマリィのそんな言葉が空き地に響き渡った。
いやいやいや。なに? なんなの?
俺はエマリィに土下座した方がいいの?
失望させちゃってごめんなさいって、泣き土下座した方がいいの?
ていうかエマリィ、全然チョロインじゃないじゃん。
一体エマリィがなにを考えているのか全然わからないよ。
女心と秋の空は異世界でも通用するとわかっても全然嬉しくねえ。
しかし俺がそんな風にしどろもどろしている間も、エマリィのやる気は一向に衰える気配はなく、むしろ二人を包む空気は着々と決闘へと流れていく。
「ボクの使える魔法は、元素魔法が初級に精霊魔法が中級。あとは空間魔法の中から防御魔法が中級に、治癒魔法は肉体回復と精神回復がともに上級。これが今のボクの全てだよ」
おお、なんかよくわからんが使える魔法は、かなりバリエーションに富んでいるようだ。
やっぱりエマリィはなかなか出来る子だったみたいだ。さすが未来の俺のベイビー。
「じゃあまずは先攻と後攻に分かれて、先攻は攻撃を、後攻はそれを防御する形でいい?」
と、俺の返答を聞く前に、銅貨を空中に放り投げて片手でキャッチするエマリィ。
そんな風にぐいぐいと有無を言わせずに、事を進めていく男前すぎる彼女の一面にギャップ萌えすら感じ始めている。
それに勝負という単語から、てっきりガチンコで殴りあうことを連想していたが、どうやらエマリィの提案によれば、勝負は勝負でも力比べをしたいという意味合いらしい。
要は屈強な男たちが集う酒場で、互いの腕力を競い合う腕相撲のようなものだ。
もしかしたらクリスタル診断で俺の魔力が多いことを知って、エマリィの中に眠る魔法使い魂に火がついたのかもしれない。
だったら乗らない手はないだろう。ある意味やけくそだ。エマリィの気の済むまでこの余興に付き合ってやろうじゃないか。
「表で」
と、俺。
エマリィが手の平を開ける。そこに見えたのは銅貨の裏側だ。
「じゃあボクは後攻にする。タイガが先攻でいいよ」
と、エマリィ。もうやる気満々である。
「とは言ってもなぁ……」
仕方なしにコマンドルームを開いて武器を選択する素振りをしてみたりするが、内心は冷や汗の土砂降り状態である。
なんせ画面に並んでいるのは、巨大な虫けらどもを殲滅するための超兵器群。軽く引き金を引くだけで、エマリィをミンチにも消し炭にもしてしまうのは明白だ。
幾らエマリィ自身が力試しの勝負を望んでいようとも、せっかく出会えた異世界の天使に向けて引き金なんて引く気には到底なれない。
と、なれば今の状況に一番合っているのは、フラッシュジャンパーの近接武器にあるソード系だろう。これならば手加減もしやすい。
「タイガ、ボクが指定して悪いけど、あのバンバンと煩い筒を使ってくれる?」
ぬ、ぬうおっ!? なんてこったい。
エマリィちゃん、こっちの手心を知ってか知らずか、武器を指名してきやがった。
さ、さすがは俺のエマリィだぜ。
しかしアサルトライフル系でも、銃口初速が音速を超えるのにどうすりゃいいんだ?
ほんとに何か避ける算段でもあるのか?
そんな風に疑問と戸惑いが頭の中でぐるぐるしている俺の目の前で、エマリィの体が淡い金色の光に包まれた。
いや、包まれたように見えただけで、その金色の光は大小様々な三角形が織り成すモザイク模様の半透明の一枚の壁となって、エマリィの前に立ち塞がっていた。
そう言えばエマリィは、昨日もその魔法防壁で双頭の豹の猛攻を凌いでいたんだっけ。
二メートル近い大型獣の突進を何度も受けきったその防御力ならば、もしかして……
俺が感じていた不安などただの杞憂だったのだと思い知り、思わず口許が引き締まるのを感じる。
「タイガがその奇妙な魔法式で使える攻撃を全て見た訳じゃないけれど、森林大亀や、双頭の豹を倒した時のことを考えれば、その攻撃力は軽く中級魔法以上。ううん、クリスタル診断で金色が出たことも考慮すれば、恐らく上級魔法相当の攻撃力もあるのかもしれない――て、言うのが冷静な方のボクの評価。でももう一人のボクはね、あの見た事も聞いたこともない奇妙な攻撃魔法を突き詰めれば、発動の速度、命中精度、破壊力、そのどれもが上級魔法を凌いで、この世界で唯一無比の世界一の攻撃魔法になる可能性があると思ってる。でもね、タイガ。幾ら世界一の攻撃力だからって、幾ら魔力量が多いからって、それだけじゃダメなんだ。戦い方は幾らでもあるの。今からそれを証明してみせる――さあ、来て!」
そう言って、エマリィは両手をぐいっと前に押し出す。その動きに合わせて魔法防壁も動いて俺と対峙する。
ここまで来て俺はようやくエマリィの意図が見えてきて、この勝負に対しての不安や躊躇はなくなっていた。
それにゲームの装備が実体化した空想科学超兵器群とも言うべきこの能力と火力が、この世界の中級の防御魔法にどの程度有効なのかも知りたい。
そんな純粋な好奇心が、胸の奥で疼きはじめている。
とは言っても万が一のことも考えて、射線がエマリィと重ならないように少し右側へ移動して、そこから防御壁の左隅に向かって狙いを定めた。
そして、一拍置いてから引き金を引く――
俺とエマリィの間の距離は五十メートルもない。
HAR-22の銃身を駆け抜けて銃口から音速で飛び出した弾丸は、一瞬にして魔法防壁へと到達し、チンと言う硬質な物体が擦れあう音とともに、明後日の方角へと飛んでいった。
「おおっ!?」
と、思わず感嘆の声を上げた。
エマリィにケガを負わせないで済んだという安堵もある。
しかし同時に、防御魔法にも俄然興味が湧いてくる。
「ごめんエマリィ、もう少し試させて。そのままじっとしててよ」
俺は同じポイントにもう一度狙いを定めて引き金を引いた。
しかし今度は連射である。
射撃音が鳴り響き、マズルフラッシュが高速で明滅する。
そして五十発全てを撃ちきるのと、防壁がパリンと音を立てて弾けるのはほぼ同時だった。
「ふう、やっぱり何度見ても凄い迫力だね……」
エマリィは感心と呆れが半々のような顔で呟いた。
「いや、それならその防御魔法だってたいしたものだよ。正直に言って、まさかここまで持ち堪えるとは思っていなかった。ちなみにその防御魔法は壊れたら次の防壁はすぐ作れるの?」
「うん。勿論魔力が残っていればの話だけど。あと今は一枚だけだったけど、これを何枚か重ねることもできるんだよ」
うーん、そうなると確かにやっかいだ。
中級の魔法防御壁一枚を壊すのに初期装備のアサルトライフルでマガジン一つ分。
当然複数枚の同時掛けや、複数人による複数枚同時掛けなんていうシチューエーションも、今後どこかであるのかもしれない。
そういう場合は高レベルの武器で対応すればいいのだろうが、もしかしたらそれすらも上回る防御力が、この世界に存在する可能性は決して忘れちゃならない。
「あと魔物のなかにも魔法が使えるヤツが居て、例えば昨日の森林大亀なんかは、あの硬い甲羅に加えて防御魔法を使う奴もいたりするの。同じ種でも魔法が使えるヤツと使えないヤツがいるから、こればかりは出たとこ勝負かな。あ、でも種毎に使える魔法の系統は偏るから新種の魔物でもない限り、狩りの前に事前の対策はできるけどね」
ふむ。あの森林大亀は、ゲームの中のノーマルクラスと同程度と思っていたが、防御魔法が使えるとなると一つ上のハードクラスくらいはありそうだ。
ちなみにこの世界のランク分けでは、森林大亀は銅(ブロンズ)クラスになっていて、全ての魔物のランクは魔法が使えないノーマル種を基準にしているとのこと。
だから魔法が使えるタイプだとランクを一つ上に見て考えるのが普通だそうだが、討伐報酬に変更はない。
ただ前もって魔法が使えるタイプだとはっきりしていれば、依頼元との交渉次第で金額がアップするそうだが。
「――じゃあ次はボクの攻撃の番だね」
エマリィはやる気満々の表情で、準備体操をしながら悪戯っぽく笑う。
「ボクの攻撃魔法は初級だから、タイガのその鎧だとかすり傷程度だと思う。だから受けるも良し。逃げ回るのも良しってことで!」
そう言い終えると、何やら呪文を詠唱して、突き出した両手の間に火の玉を作り出す。丁度バスケットボール程のサイズだ。
そして、
「えい!」
と、フリースローのようにその赤い火の玉を投げつけてきた。
「えっと……」
俺は困惑していた。はっきり言って苦笑していた。
メラメラと勢いよく燃え盛る火の玉だったが、宙を飛んで向かってくるスピードと言えばせいぜい五十キロくらい。
二人の間の距離が短いとは言え、火の玉はバスケットボールサイズだ。はっきりと見える上にスピード感もない。
案の定、俺は一歩だけ横にずれて容易く火の玉をやり過ごす。
が、やり過ごした後でひどく嫌悪感と罪悪感に襲われた。
エマリィは今もせっせと火の玉を作っては、一生懸命に俺に投げてきている。
その姿はとても健気だ。
呪文の詠唱は十秒程度。その間は集中するためか、その場で立ち尽くしているので隙だらけだ。
これではとても実戦的ではない。
一応一回の詠唱で両手に一つずつ火の玉を作れるみたいだが、実戦で効果を発揮する場面は限られそうだった。
そしてそんなひたむきに頑張っている姿を見ていると、つい避けてしまった自分が矮小で醜い存在に思えてくる。
やっぱり当たった方がいいんだろうか……いや、むしろエマリィの火の玉なら積極的に当たりにいくべきか!
そう結論に達した俺は、早速足がもつれたふりをして盛大によろけてみせる。
「うおー。いたいよー」
右肩に直撃する火の玉。衝撃で明滅するシールドモニター。
しかしABCスーツのおかげで痛みは感じない。
ただHPの数字が二十削られただけだ。
「く……! やるじゃないかエマリィ!」
俺は少し芝居がかった口調でエマリィを賞賛した。
エマリィもようやく一発当たったことで満更でもない笑みを浮かべている。
そして気分が乗ってきたのか、せっせと火の玉を投げつけながら何やら語り始めた。
「……ボクね、初めてタイガの魔法を見た時すごい衝撃だった。ボクじゃ逃げ回ることしか出来なかった大亀をあっさりと倒したのを見て、ボクの無力さを痛感したけれど、同時に魔法の凄さや素晴らしさを改めて思い知ったんだ。――だ、だからタイガと仲良くなりたいと思ったよ! 出来ることなら一緒にパーティーを組んでみたいなって! それで世界中を周れたなら、どんなに素敵なことだろうって思った!」
ああ、エマリィそんなの反則だよ……
ある程度エマリィの気持ちは見透かすことが出来ていたとは言え、そんな風に頬を染めながら打ち明けられたら、胸がキュンキュンしちゃうじゃないか!
俺は火の玉を避けることも忘れて思わずエマリィに見蕩れてしまったため、ガンガンッと火の玉の直撃を何発も食らってしまうが、そんなのは些細な問題だった。
「だからね、ボク、タイガにパーティーに誘われた時ほんとに嬉しかったの! でも……タイガがクリスタル診断で金クラスと診断された時に、ボク、タイガに嫉妬しちゃった。ボクだって小さい頃から魔法使いになりたかったのに……! なぜ運命はボクじゃなしに、タイガを選んだんだろうって……! それで思ったんだ。さっきギルド会館でタイガがほかの冒険者たちに囲まれている光景を見て、ボクもこの人たちと同じじゃないかって! タイガの能力に嫉妬しながらも、その能力にすがって楽に甘い汁を吸おうとしてるだけじゃないかって……!」
「エ、エマリィそれは違うよ。だってエマリィは俺の方から誘ったわけで……!」
ガンガンッ。
エマリィは相変わらず火の玉を投げつけるのを止めないので全て俺に直撃する。
「じゃあタイガは何故ボクをパーティーに誘ってくれたの!?」
「い、いや、それはその……!」
ガンガンッ!
可愛くて一目惚れしました。いや違う。本当のことだけど、今それを言うのは違うような気がする。
ガンガンガンガンッ!!!
ああ、鬱陶しい! 考えがまとまらねえ!
「タイガ! 魔法は魔力だけじゃない! 戦い方は幾らだってある! タイガの攻撃は世界最高レベルだと思うけど、それだけで冒険から生きて帰れるほど、この世界は単純じゃない!」
いつの間にか火の玉の投擲が終わっていて、続けざまに呪文を詠唱していたエマリィが、すっと右手を掲げた。
「――奈落の混沌!」
その瞬間、エマリィの右手を中心に黒い波動が周囲に広がったかと思うと、俺は突然小学生の時に死んでしまったペットの柴犬を思い出してボロボロと泣き始め、突然泣き始めた自分自身が溜まらなく可笑しくて笑い声を上げ、こんな時に泣き笑いする自分に怒りを覚え、エマリィの前でみっともない醜態を晒していることに恥ずかしさと哀しみを感じた。
突然心が掻き乱されたように全ての感情が制御できなくなり、思わず地面に跪いた。
「……タイガ、これがボクが使える中級の精霊魔法『奈落の混沌』だよ。住宅地の近くだから威力は抑えたけど、本来は周囲五十メルテにいる全ての敵の喜怒哀楽を刺激して、一時的に精神錯乱状態に追い込むの」
俺を見下ろしながら訥々と魔法の説明をするエマリィ。その表情はとてつもなく暗い。
「……最初の火球はただタイガの隙を作るための陽動で、奈落の混沌を発動させるタイミングを伺ってたの。自分語りを始めたのもその一環。射程内にタイガを留めておく必要があったから……」
すると、静かに俺を見下ろしていた碧眼がみるみるうちに潤み始めたかと思うと、ぼろぼろと大粒の涙が流れ始めた。
「うわーん、タイガゴメンねえ! タイガは記憶喪失で本来の力を発揮できていないかもしれないのに、ボクったら調子に乗って上から目線でこんな説教じみた真似を! すぐに治癒魔法をかけるから! お願いだからボクのこと嫌いにならないでぇっ!」
エマリィの両手から金色の暖かな光と波動が発せられたかと思うと、心の海で荒れ狂っていた台風が嘘のように静まって穏やかなさざ波へ変わっていく。
同時にシールドモニターのHPバーもフル状態へ。
どうやらこの治癒魔法は肉体と精神両方に効果があるようだ。
俺は初めて味わった魔法ダーメジにひどく疲れを感じて頭を振る。その様子を心配そうに覗き込んでくるエマリィ。
「タイガ、ほんとにゴメンね! でもボクは少しでもわかって欲しかったの! タイガは金クラスでボクは銅クラス。力の差はあるけど、タイガだって完璧な存在じゃない。でもタイガの足りない部分をボクは補うことができる! ボクは決して強いタイガにぶら下がるだけの存在なんかじゃない! ボクが女の子だからとかそういうのじゃなくて、一人の魔法使いとして見てもらいたかったの。ボクの能力を、ボクが補えることを、どうしてもタイガに知ってもらって認めてほしかったから……!」
ああ、そういうことか。俺はほんとにとんだ大馬鹿野郎だ。そんなことにすら気がつかないなんて。
エマリィのことをチョロインなんて言う前に、これじゃあ俺が鈍感系主人公じゃないか。
ずっと信頼できるパーティーメンバーを求めていたエマリィにとって、歳が近く友達のように接しれて、更に見たこともない不思議な空想科学兵器群を持つ俺は、さぞかし魅力的に見えたことだろう。
そしてそんな俺と出会えたことを、千載一遇のチャンスと捉えることは別におかしな話ではない。いたって普通のことだ。
もしかしたら今日俺を素材屋やギルド本部に案内してくれたのは、助けてもらったお礼に加えて、どこかのタイミングで俺をパーティーに誘うつもりだったのかもしれないし、逆に誘われるのを期待していたのかもしれない。
そして結果と言えば、俺の方からパーティーに誘った。
最初は素直に嬉しかったのだろうが、ギルド会館でその純粋な思いに水を差されてしまった。
魔力量という歴然とした実力差と、俺に群がる低ランクの冒険者たちのせいで。
エマリィは高レベルな冒険者に依存しようとする自堕落な彼らと自分を同一視してしまったのだ。
そんな風に生真面目に考える必要はないと思うが、そうしてしまうところが、エマリィの優しいところであり真面目なところなんだと思う。
更にもう一つ。今にして思えばエマリィをパーティーに誘うタイミングも悪かったのかもしれない。
俺に寄生しようとする自堕落な冒険者たちに、自身を重ねてしまったエマリィは当然疑問に思うはず。
自分と目の前の冒険者たちは何が違い、そして何故自分は選ばれたのであろう、と。
自分を選んでくれた少年は、自分の実力など知らないではないか。
それなのに何故、と――
そしてこの決闘だ。
最初はエマリィが何を考えているのかわからなかったが、なんのことはない。
これはエマリィからの売り込みだったのだ。
自分が何が出来て、パーティーに居ればどれだけ重宝するだろうか、という。
更にそれに加えて、最上級の魔力量に対して俺の使用できる魔法の系統が余りにも偏っているために、生来の世話好きの一面も顔を出したようではあるが。
とにかくそうしなければ納得できなかったのは、それだけエマリィが魔法使いとして生きる道に真剣であり、魔法使いとしての矜持でもあるのだろう。
「……はは、まったくエマリィは――」
「タイガ、やっぱり怒ってる……?」
「だっていきなり勝負しようとか訳わかんねーし! それにあの精霊魔法あれやべーよ。あんなの反則だってーの。ああ、今もなんか胃がムカムカする……」
「いや、だからそれはその……えへへ」
「笑って誤魔化しても無駄だね。俺のこと仲間とか言っておいてさ、ひでえよなぁ」
「あーん、タイガァ、だからさっきから謝ってるしぃ……!」
エマリィがもどかしそうに身を捻って地面をポカポカ叩く。
「わかったわかったよ。じゃあ今夜の夕食はエマリィの奢りね」
「ほんと!? それで許してくれる?」
「嘘ぴょーん。今日はパーティー結成の初日だし俺が奢りまーす。という訳でエマリィの実力も俺の足りない部分もよくわかりました。そこで改めてお願いです。俺とパーティーを組んでください。俺には魔法使いエマリィさんがどうしても必要です」
「タイガァ……!」
エマリィの頬が嬉しそうに桜色に染まる。
これにて正式に俺とエマリィのパーティの結成だ。
ああ、リア充すぎて爆発しそう。むしろ爆発したい。
後日談を描いた幕間は一時間以内にあげます