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睡眠は大事です

春は眠たいですよね。毎朝布団から出るのが辛いです(´・ω・`)

志穂のキャラデザがもう少しで出来そうなので次回一緒に投稿したいなぁって思ってます。

 暫く歩き続けると外に出た。そこでは何人かの魔族が戦っていた。

「魔王軍の兵は交代制で街を巡回しています。当番が当たっていない者はこの演習場で模擬戦をしています」

 模擬戦のわりには全員容赦なく攻撃している様に見えるんだけど・・・・。これが魔族にとっては普通の模擬戦なの?


 その後、演習場の端の魔族がいない所で身体能力テストを行った。予想通り私の身体能力は元の世界にいた時よりも上がっていた。例えば50m走、元の世界では9秒台だったけど6秒台になっていた。


 身体能力テストの後は特に何もなくただ部屋に戻り晩御飯を食べ、部屋の備え付きのバスルームを発見しお風呂に入ってからベットに飛び込んだ。

 ベットが凄くふかふかで寝心地が良い。今日の出来事を振り返ろうと思っていたのにそれすら忘れて寝てしまった。


 翌朝、目が覚めた私は二度寝したいのを我慢して起きた。起きた時に異世界にいる事を忘れて困惑するかと思ったけどそんな事は無かった。意外と私はこの事態を受け入れているらしい。

 昨日と同じ服を着た。どうやら私が眠っている間に洗濯してくれていたようだ。暫くたっても昨日の赤髪のメイドは現れない。そう言えばメイドさんの名前聞いて無かったなぁ。部屋を出るかどうか迷い始めた頃ドアがノックされた。

「はーい」

 私がドアを開けると昨日のメイドが立っていた。

「おはようございます。お加減は如何ですか?」

 少し心配そうな顔で聞かれた。

「はい!ベットが凄くふかふかでぐっすり寝れました!」

「それは良かったです。それでは朝食へご案内致します」

「ここで食べるんじゃないんですか?」

 昨日の晩御飯も部屋で食べたから朝食もてっきり部屋で食べると思ってたんだけど・・・?

「魔王様が志穂様がお目覚めになられていたら共に朝食を食べたいと仰りましたので」

 ヴォルティスが?何で?

「では、ご案内致します」


 また長い廊下を歩いたり階段を上がったりした。どうしよう。凄いお腹減ったよ。お腹鳴らないかな?大丈夫かな?

 メイドさんが立ち止まった先には扉があった。私の部屋のものより大きいけど、召喚された部屋のものよりは小さい。

「中で魔王様がお待ちです。どうぞ、お入りください」

 そう言って下がったので、私は扉を開けて中に入った。


久しい・・・な。調子はどうだ?」

 ヴォルティスは入ってきた私に気づくなりそう言ってきた。

「すごくいいですよ」

 私はヴォルティスの正面の席に座った。テーブルはテレビで見たような細長い長方形のものではなく普通の正方形のものだった。

 そう言えば、

「あの、久しいな・・・・ってどういう事ですか?昨日会ったばかりですよね?」

 何日か会ってないならわかるけど昨日も会ったのに久しいは変でしょ?

「昨日?・・・そうか。他の者に聞いとらんのだな」

 何を?何かあったの?まさか、魔族と人間の時間の感覚は違って魔族の感覚だと何日も立ってるとか?

「志穂に会うのは一週間ぶりだ」

「えぇっ!?一週間!?」

「そうだ」

 そんなに!?

「やっぱり人間と魔族の時間感覚って違うんですか?」

「そんな事は無いぞ。全く同じだ」

 あれ?じゃあ何で一晩寝ただけで一週間も経ってるの?

「志穂は召喚した日から今日まで眠り続けていたのだ」

「は?」

 一週間も眠り続けた?人間ってそんなに寝れたっけ?・・・でも今までに無いくらいお腹減ってるから本当かも・・・?

「恐らく勇者としての身体能力を体に馴染ませる為に眠り続けていたのだろう」

 そういうものなのかな?

「もし、今後不調になるようなら軍医に見てもらえ。そこらの人間の医者より腕が立つ」

「わかりました」


 話し終わった頃に朝食が運ばれてきた。サラダにスープにパンに目玉焼きにベーコンと普通のものだった。そしてもの凄く美味しかった。美味しすぎじゃない?昨日・・・じゃなくて、一週間の晩御飯は眠かったから味わって食べなかったけどきっとこれと同じくらい美味しかったんだろうなぁ。しっかり味わえばよかった。


 全部食べ終わり、紅茶を飲んでいた時だった。

「では、今日は私と手合せして貰おうか」


誤字、脱字、これおかしくない?、などありましたら是非教えて下さい!

暫く少し忙しいので投稿の間隔が開くかもです。

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