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魔王の異世界講座〜勇者編その2〜

今回短いです!基本一話短めなんですけど今回は特に短いです!

「いつの間に・・・」

レイピアをじっと見つめる。

「召喚した時には既に持っていたぞ」

召喚した時?そう言えば起きる前に重たい物を持っている様な感覚があったような・・・。

「勇者は召喚された時に何か一つ所持しているらしい。お前の様に武器だったり、鎧だったり、装飾品だったりと様々だ。それらは全て聖なる力を宿っていたらしい」

「聖なる力?」

「例えばどんな怪我でも癒す力だったり、何者にも干渉出来ない結界を張ることが出来たりなどだな」

「じゃあ、このレイピアにも聖なる力があるの?」

「恐らくな」

どんな力が宿っているんだろう。そう思いレイピアを鞘から抜いてみた。刀身には薔薇と思われる絵が幾つか刻まれていた。薔薇は青く塗られており白い刀身と合わせるととても綺麗だった。

「続きを話してもいいだろうか?」

ついレイピアに見入ってしまっていた。

「どうぞ!」

「貴様のレイピアにはまだどんな力が宿っているか分からんがいづれ分かるだろう。・・・・その力が平和的な物ならば良いのだが」

「すいません。最後の方聞き取れなかったんですけど」

「気にするな。」

「はぁ。」

最後なんて言ったんだろう?その力が・・・って言ってたような。

「レイピアに力が宿っている様に貴様にも何らかの力が宿っているはずだ。身体能力は強化されているに違いないだろう。もしかしたらそれ以外にもあるかもしれんがな」

身体能力の強化かぁ。それもまた勇者召喚の定番だよねぇ。しかもそれ以外にも能力があるかもってことはチート能力手に入れてる可能性もあるってことかな?

「召喚時の所持品や能力については以上だ。話を元に戻すぞ。勇者が召喚されている時の勇者召喚の二つ目の仕方だ」


その話に戻す瞬間ヴォルティスは顔を顰めた。

「二つ目の方法は代償召喚だ」

「代償召喚?」

それって勇者を召喚する代わりに何かを代償として捧げるってこと?

「勇者を召喚する為の代償、つまり生贄を捧げるものだ」

「生贄って動物とかですか?」

「そうだったら良いのだがな」

心底不快そうに顔を顰めた。

「生贄に捧げるのは人間だ。ただの人間なら1000人、魔導士や騎士などの強者なら500人を生贄にし、召喚する為に必要な魔力も通常の召喚と同じだけ用意することで召喚出来る」

「・・・・・」

ヴォルティスが顔を顰めるわけだ。たった一人の勇者を召喚する為だけに多くの人の命を犠牲にするなんて絶対だめだ。

「まあ、二つ目はそれだけの人間を一国が用意出来る訳が無いのが救いだな。贄にすれば国民の数が減り国民から不満もでて最悪反乱が起きるだろうからな」

「・・・・・」

なんて言えばいいんだろう。


「これでこの世界の勇者についての話は終わりだ。次は貴様の事を話してもらうぞ」

誤字、脱字、これなんかおかしくない?、などありましたら是非教えて下さい!

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