↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の居るトコロ  作者: 光坂影介
4.世界渡りの意識と救いを与える歌姫 第四章 少しですよ?
PR
84/113

4.世界渡りの意識と救いを与える歌姫 第四章 少しですよ?

今回は筆がのったので一部分で一章にしてしまいます。

こういう会話は妄想でしかしたことないので、上手く書けるか不安だったのですが、

これが実際に交わされていたら、ニヤニヤしてくれないかなと思いながら、書きました。

まあ、実際は、気持ち悪いだけかもしれませんが。

それもあるので、題名とかも特殊にしました。

ああ、なんでフィクションなんだ。自分も実際にこういう会話したい。

「観ましたよ! 昨夜のリール! なんですか!? あれ!?」


そんな言葉を伝えてきたのは、以外にも彼女の方だった。


「それは私の台詞だと思いますよ? おそらく意味は真逆ですが」


彼はそんな言葉を返す。そう、彼女も彼も昨夜、リールを投稿したのだ。


もっとも、彼女のリールは十何万というフォロワーが観ただろう。


だが、彼の方は、フォロワーどころか彼がフォローしている人もわずか。


当たり前だ。彼はほとんど使っていなかったインスタグラムのアカウントを、


彼女とゲームのフレンドになるのよりも前にさえ使いだした。


観てくれるわけもないのに、彼女が観てくれる天文学的数字の確率のために使い出した。


そして、ただそのためだけに投稿していたのだ。投稿はである。インスタのアカウントは、


確かに彼女の投稿を観るためもある。


まあ、もっともその投稿もごくわずかだが。


「ひどいですね。真逆なんて、私と気持ちが逆だと思っているんですか?」


「いや、だって――さんのは、十数万のフォロワーが観ているんですよ。


しかも、フォロワーの期待にも答えていて、それは素敵に決まっているじゃないですか!?」


「?」


彼女はその言葉を不思議に思った。


「私もあなたのリール、素敵だと思いましたよ」


「え``」


「だって、好きだって気持ちが伝わってきましたもん!!!


あれ、私の歌を歌ってくれたんですよね!?


しかも、フォローしている人も少ない中で」


そう、彼は彼女が観てくれてくれる天文学的数字の確率のために、男なのに女性の曲を歌い、


しかも、そこに堂々と私の好きはこれです。歌版とまで書いた。


つまり、歌のラブレターだったのだ。


「あんなの素敵だと思うに決まっているじゃないですか!?


私のために、男性が私の曲を歌って、しかも、私が大切にしているところも、


気遣って、多少、声に気をつけて歌ってくれていますよね!?」


「なんで、わかるんですか!?」


「声優ですから」


彼は納得した。


それはそうだ。声で声優にかなうわけがない。


「それだけではないですよ。私のラジオ番組やTwitterでも、好きだって言ってくれたことありますよね。


しかも、ラジオ番組の方のラブレターは他の人にはみられていないですけど、あなたにしかない理由があるじゃないですか!? 


こんな真剣なラブレターなら――」


「落ち着いてください。そこから先はよく考えて、口にして――というか、書いてください。


メッセージアプリでも、その先をあなたが書くことは大きな意味があるんですから」


「少しですよ。少しくらいなら心動かされます」


###


「影治くん、彼、びびったね」


「違うよ。あまりの賞賛に自分が舞い上がってしまうのを恐れたんだよ。


もしくはこれが夢で妄想だとしたら、相当気持ち悪いことしているんじゃないかと思っただけだよ」


「う~ん、私たちの世界渡りの例を考えると否定できないかも」


###


「私の言葉って、そんなに軽いですか? 声優なのに、それは自信なくすなぁ」


「ち・が・い・ま・す。だって、あの歌ですよ!? プロの人の歌を素人が歌ってみたっていうリールですよ!? 


しかも、私の外見、実際に・・・・・・インスタを観ているなら知っているか・・・・・・。


じゃあ、実際に会った時に言えますか!? 本人を目の前にして!?」


「言えません」


「即答!? それはそれで傷つきますね」


「ファンに対して、軽々しく、心動かされたなんて言えません」


「うん、そこは正しいけど、私、かたくなにファンの一線こえないように注意してたのに」


「何でですか!? あなたの在り方、完全に私のファンじゃないですか!?


しかも、私のインスタライブ、観てくれていたんですよね!? というか、参加したのは確認しました! 


あの時間、あのゲームの情報番組やっているの、私、知っているんですからね!


私のコーナーもたまにあるんですから!」


「ああ、それで、コーナーのない回の時だったんですね!? 


そこは、テレビはあの番組つけてましたよ!?」


「ふ」


「ふ?」


「ふえーーん、せっかくあの時間にしたのに、私のインスタライブより番組優先したんだ!


男の人に泣かされた!」


「ちょ、泣くのはずるい!? ええ、そうですよ!? 在り方はあなたのファンよりなので、


あなたのインスタライブにかなり気をとられていて、番組はほとんど観られていなかったですよ。


予約録画はしてたから、後で観るけど」


彼は最後だけ、ぼそっとつぶやいた。


「ずるいです! 観ちゃだめです!! あの番組、ゲストさんとのトークが主ではないですか!


もう、いいです。あなたは私のファンじゃない。逆にファンだと困ります」


「なんで、急に!?」


「知りません!!」


「わかりました。でも、今日は――――さんのかわいい一面が見られて嬉しかったです。


こういってはおこがましいですが、いちゃついてるみたいで楽しかったです」


「知らないって言ったじゃないですか!」


「大好きですよ。――――さん」


「だから、知らないって」


「ここから未読にするあなたの方がずるいです~~~!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。