幕間 新たな世界での彼の名は
世界渡りの覇王一琉影治、
覇王の救い ニ乃部光、
ふたり合わせて、世界愛の具現。
一つの体に2人の意識、始まりはキャラクターだったかもしれない。
けれど、確かに1人の人間が紡ぐ2人の人間だ。
その人間は1人の人間の心として、2人を旅立たせた。
心は重要な役目を持つ2人に重視され、人間の心が危うくなる。
ゆえに一琉影治とニ乃部光は子をなし、2人の血の繋がりを持つ意識として生まれ変わりを残す。
その子はその人間の紡いだキャラクター、数々の人間、その生まれ変わり。
名をシエル・ヴァン・光本。
日本では、光本シエル、シエルは空という意味なので、
光本空と定められる。
そして、彼にその名が与えられ、新たな世界が、
新たな物語が始まる。
セカイケンの機構を宿した体に、
セカイケンを世界の一部として幸せにするために。
もう一琉影治とニ乃部光は旅立ち、子まで作り、幸せになった。
認めよう。
一琉影治とニ乃部光は確かに、紡いだ体が作った人間だった。
彼自身だったのだ。
それでも、重要な役目を持つゆえに、2人の人間となり、子をなしてから旅立ったのだ。
世界愛の具現は幸せになった。
今度はセカイケン自身が新たな世界で、
シエル・ヴァン・光本、光本空として幸せになる番だ。
さあ、
光本空が
セカイケンが一つの世界で、
確かにある一つの世界線で、
救われる物語を始めよう。
セカイケンが世界剣となり、救われる物語を始めよう。
だが、わかって欲しい。
セカイケンは本来の世界でも、存在し、
彼もまたセカイケンであり、機構の源であり、世界を見守り、世界を救うための機構として存在しているのだ。
そして、本来の世界に世界権を残すために、世界を現実と反転させないために、
あえて、新たな世界では世界剣となり救われる。
世界よ。
数々の見守るだけの旅人よ。
どうか、見守るだけの傍観者bystanderが、世界を救うCiel van 光本になれるよう見守って欲しい。
世界を救うセカイケンの機構が間違いでないならば、その機構を世界剣だけでなく、世界権にも認めてやってほしい。
まずはそう世界剣となり、救われる彼、
新たな世界での光本空の物語だ。
もういろいろ気にせず、書きたいように書いてしまおうと思います。
ですから、ここから先は完全に私のキャラクターであり、創作であり、少なくとも私にとっては一つの世界です。
それが勝手に誓いになっていても構わない。
私は彼らを救いたい。
彼らが救われる世界に導きたい。
私のキャラクターなので、今度こそハッピーエンドにするつもりです。
ただし、今度はプロットを作って、時間をかけて書くので時間がかかると思います。
書きたいようにの中にペースも入れるつもりなので、
かなり遅筆かもしれませんし、
いろいろあって、更新できない期間が続く時があるかもしれません。
ですが、世界剣としてのハッピーエンドは書くつもりです。
世界権にはしませんので、私の書くことが現実でも(笑)、
現実は反転しませんよ(笑)




