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バディ~カイユボット「リチャードギャロと彼の犬ディック、ブチジェヌヴィリエにて」より~

挿絵(By みてみん)


Richard Gallo and his dog Dick on the banks of the Seine near Petit Gennevilliers

1884 Gustave Caillebotte

(著作権フリーの画像を掲載しています)


─────────────────────────




さあ ボクについてきて

しかめっ面で 暗いお部屋にいるより

お散歩しようよ

晴れた川沿い

さやさや 風が呼んでる

キラキラ 水面が歌ってる

ね? キミの耳にも届いてるでしょ


人間って大変だね

悩んでばっかり

ボクみたいにさ シンプルにいこうよ


行く・行かない

楽しい・つまらない

やる・やらない

スキ・キライ


二つのボタンに分けちゃって

どっちかを押すだけ


心配しないで

もしそれで キミを傷つけようと

狼の群れが襲ってきたとしても


ボクは 絶対に君の味方

ボクは いつだってキミが大好き!




─────────────────────────



「美術解剖学」って面白そう!


犬が好き? 猫が好き?

永遠のテーマですよね。

単純な好き嫌いとは別に、絵画のモティーフとしてはどうでしょうか。

以前、山種美術館で、このような特別展が開催されていました。



【特別展】犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで― 〔過去に開催された展覧会〕 - 山種美術館

https://www.yamatane-museum.jp/exh/2024/dogcat.html

(既に終了しています。残念! 見に行きたかった~!)



例えば、「犬の絵を描こう」とした時。

走る。ジャンプする。様々なポーズをする。

その際の、骨格や筋肉の動き。それを正確に把握することで、よりリアルで説得力のある作品を作ることができるというわけ。


犬と猫とでは、そもそも構造が異なります。

自ずと、描かれた絵も違ってくる筈。

いや。違っていなければ、犬に見えなくて、猫かなって思われてしまう。そんな微妙な絵になっちゃうかも。


そこで、ちゃんと解剖学的構造を深く理解して、絵画などの芸術作品に反映させる。

それが「美術解剖学」。


歴史は古く、ルネサンス時代から。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロは、解剖学の研究を通じて、驚くほどリアルな人体描写を実現しました。

確かに、ダビデ像なんかは、筋肉の見本市です。



挿絵(By みてみん)

ダビデ像 1504年 ミケランジェロ・ブオナローティ



美術解剖学。現代では、さらに様々な分野で活用されています。

例えば、ファンタジーの世界に登場する、現実には存在しない「生き物」。

映画やゲームなどの映像作品で、これらのクリーチャーを作り上げるとき。

たとえば「猫科の生物」という設定ならば、その解剖学的なベースを基にする。

そうすることで、よりリアルな外見や動きを表現することができる。なるほど!


面白いなあ。

私はファンタジー小説を書いています。架空の生き物も、バンバン出してます。

金色のハードボイルドなドジョウ。

ショッキングピンクのオネエなネズミ。

マッチョな巨大スワン4羽。などなど。

しまった、解剖学まで考えて書いてなかったなあ。


(その小説はこちら ↓ )

【AIイラストあり】ダンジョンズA(1.ガルニエ宮)~オーロラの地宮へ、ようこそ~

https://ncode.syosetu.com/n2217iu/




ちなみに、絵を描く人にとっては、「美術解剖学」はどんなものなんでしょう?

描く上で役に立つ、という一面。

学んでも学んでも果てが無い、地獄の学問のように思えます。


浮世絵で名高い、葛飾北斎。彼は、名声を確立した晩年においても、

「猫一匹まともに描けない」

と嘆いたそうです。


天才って、そうなんだな。そう感じ入った逸話でした。



挿絵(By みてみん)

正面を向いたら、きっとこんな感じのワンちゃん!

(AIで生成してみました)



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