01:ネットの世界を見続ける
パソコンやスマートフォンの中の世界は感情的、毒にも薬にもならないようなのが大半だけど、たまに理知に富んでたり、それこそ人類の英知の結晶の様な言葉が飛び交う場所。
二次元(ゲーム・漫画・アニメ)の中、ネットの中こそ幼い頃からの私の世界だった。
政治にも興味がなかったし、ニュースや天気は家族から聞いていた。
その中にたまたま煌室の話があって、この国の象徴ご一家が何も悪い事をしていないのに異常に攻撃されていて可哀想、と言うものだった。
でも私は無視した。
(高貴で優秀な人達は妬まれまくって大変だね。でも、私みたいな二次元ばかりでオタクの中でも底辺オタクに関係無いもの)
そのまま社会人になった。
相変わらず二次元の世界に幸せを見出し続けていたある日、新作ゲームが話題になっていた。
影ノ刺客。
似多門国が舞台のゲーム。
楽しみにしていたけれど、その期待は裏切られた。
いや、裏切られたなんてものでなくこの国の一部の歴史ごと踏みにじられた。
しかも龍祖永民共和国民やその他外国人に混じりこの国の一部があろうことか自国の歴史改竄と思われても仕方ないような言動をしていた。
更にそこに、外国人男性が似多聞人女性との間に子供を作れば一千万円を貰える、と言うようなデマ発言をする女性達や、それに引きずられたらしい男性達まで現れた。
流石に能天気な私でもこれはヤバイ、と思った。
そんな中である名前を見かけた。
破魔田議員。
[※天皇陛下直系派の方々から情報提供頂いた、日本本来の(男女)双系継承について※]
・養老律令(718年施行)の継嗣令第1条
書き下し「凡そ皇(天皇)の兄弟・皇子は、皆親王と為す。但し、女帝の子も亦同じ。(略)」
↑親王の身分は現代でも皇族。
・天照大神の天壌無窮の神勅(※日本神話における天照大神が天孫・瓊瓊杵尊に授けたとされる神の命令(神勅))
「豊葦原千五百秋瑞穂国は、是吾子孫の王たるべき地なり」
・現行憲法(※憲法や皇室典範は欧米の立憲君主制を参考に設計された。)
現在欧米はほぼ直系長子継承となっており、男系男子派がよく例に挙げるイギリス王室も現在は「直系継承」が基本原則。したがって直系長子優先を採用することは、むしろ現代の国際的基準にも適合する。
この三つに共通するのは「天皇の性別限定規定が存在しない」という事実。
むしろ難産死産の可能性の高さから日本古来の皇位継承は双系伝統を有してきたと見られている。
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[※天皇陛下直系派の方々から情報提供頂いた、明治政府が皇室典範を男系男子限定化に使った中国宗族制について※]
肥塚竜・草間時福・丸山名政らが女帝容認論を展開(嚶鳴社討論(1882年))。
明治初期の皇室典範制定にあたっては、母系天皇容認を含む意見が存在していた。
・元老院の『国憲按』
・宮内省の『皇室制規』
・横山由清の『継嗣考』
より。しかし、これらの意見を無視した
穂積八束(※中国宗族制の考え、氏族(※古代日本の血縁集団)家(※武家社会〜明治で制度化された家族単位)の視点から男系固執の理論を構築した人物)、
井上毅(※穂積八束の考えを法制化した人物)
などの明治男系男子派により中国宗族制に基づいて男系男子と明文化された。
この中国宗族制こそ、男系男子派が主張する「姓が変わると王朝が変わる、女系になると王朝変わる、皇統が終わる&断絶する」といった概念の根拠である。
日本は双系継承なので天皇陛下直系なら尚更関係無い。
特に「姓が変わると王朝が変わる」に関しては、そもそも天皇に姓は無いので論外である。
なので愛子天皇が誕生してもお相手の苗字が消えるだけ、愛子天皇の皇女殿下が天皇になってもお相手の苗字が消えるだけだ。
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[※天皇陛下直系派の方々から情報提供頂いた、日本本来の(男女)双系継承について・明治政府が皇室典範を男系男子限定化に使った中国宗族制について参考書一覧※]
※査読付きで専門学術誌に掲載されたものも含まれている。※
《律令・法制史》____________
・『養老令』『令義解』『令集解』の割注
・胡潔『律令制の導入と古代日本の家族制度』
・坂野徹『縄文人と弥生人』
・関晃『帰化人』
・森博達『日本書紀の謎を解く』
・佐藤進一『日本古代国家の法制と天皇制』
《皇位継承と家制度》____________
・田中卓『皇位継承と家制度』
・家近亮子『宗族制の思想と近代日本の家制度』
・家近亮子『明治期の宗族制受容と皇室典範』(『法制史研究』)
・森岡清美『皇室典範における家制度の影響』
・上野秀治『明治期の宗族制と安倍氏』
《天皇制と国家思想》____________
・渡辺浩『近代日本のナショナリズム』
・吉村武彦『天皇と日本古代国家』
・仁藤敦史『女帝の世紀――皇位継承と政争』
・仁藤敦史『「家」と天皇制の近代』
・丸山真男『日本政治思想史研究』
《近代国家と法制》____________
・瀧井一博『文明史のなかの明治憲法』
・笠原英彦『皇室典範―明治の起草の攻防から現代の皇位継承問題まで』
・笠原英彦『日本古代王権の母系的要素について』(『歴史評論』)
・所均『皇位継承制度の歴史的展開と近代的変容』(『浦和論叢』第39号)
・所均「皇室制度と近代国家形成」(『法制史研究』第70号)
・所均「皇位継承と憲法体制の相互作用」(『浦和大学紀要』)
《双系・女性天皇の研究》____________
・義江明子「双系制をめぐって」(『文學界』1991年12月号)
・義江明子『女帝の古代王権史』
・義江明子「女性天皇と祭祀権—天皇制の母系的要素」(『日本史研究』)
・武田佐知子「古代女帝の衣装」(『王の墓に奉仕する人々』)
・武澤秀一『持統天皇と男系継承の起源』
《歴史思想・言語史的補強》____________
・網野善彦『日本社会の歴史』
・網野善彦『日本の歴史をよみなおす』
・井上光貞『日本国家の成立』
・藤田覚『幕末・維新と天皇』
・小嶋和司『帝室典則について』
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[※天皇陛下直系派の方々から情報提供頂いた、平成の小泉政権下での出来事について※]
・2005年(平成17年)「皇室典範に関する有識者会議」の報告書
より。当時の内閣総理大臣である小泉純一郎氏が設置した「皇室典範に関する有識者会議」が、議論を重ねた結果、「女性・女系の天皇を認める」という報告書をまとめた。
これは、皇位継承を安定させるためには、血筋の近い直系の長子が優先されるべきだという考えに基づいている。
2005年当時は複数の世論調査機関が皇位継承問題に関する調査(NHK、朝日、読売など)を実施しており、容認派が多数との結果が当時の議論を後押しする大きな材料となった。そして小泉純一郎首相の私的懇談会「皇室典範に関する有識者会議」が女系天皇容認を含む最終報告を提出したが、神社本庁による基本見解発表や日本会議系などの団体が明確に反対し、2006年に紀子妃の懐妊発表があり議論が中止された。
医学的な根拠もない段階で男児と断定する情報が流れ、特定の政治的思惑や情報操作の可能性を捨てきれない。
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