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四十一話「終戦会談」

お待たせしました!よんじゅ〜いち!


「ではこれより始帝国ファウストとエンファ多種族共生国家との終戦会談を始めさせていただきます」

帝国宰相ステインによって始帝国と共生国家との終戦会談が開始された。


場所は帝城の広い会議室。部屋は横に広く机も部屋と同じ形で横長であった。そして机の両端に始帝国側と共生国家側が対面になるように座り、間に帝国の者達がいる。


始帝国側はジンが座り後ろにアーサーとルインが控えており。

帝国は皇帝サルファが席に座り宰相ステインと《四華》のシュレイが後ろに控えている。


最後に、共生国家は五老公ウェストンが座り、後ろにローブを着た者と大柄な男の二人が後ろに控えていた。


「まず、この度の会談は我が国が仲介させていただきます。両国異議はありませんね?」

ステインの質問にジンとウェストンは静かに頷く


「では、エンファ多種族共生国家の終戦にあたっての要求をお教えください」

ウェストンはゆっくり椅子から立ち上がり要求を述べる。


「私たちの要求は二つ。まず、始帝国が不当に占拠した領地の返還。二つ目は、賠償金の支払い。この二つを要求する」


ウェストンが要求を述べて席に座る。部屋に沈黙が訪れた。

誰しもが、こいつは何を言ってるんだと言う表情をしている。

なぜなら、この戦争は共生国家の始帝国への領土侵犯から始まった。まぁこの始帝国の領土はこの時点ではなかったも同然なのだが、戦争を始めたのは共生国家からだった。自ら始めた戦争にも関わらず領地の返還を要求し、さらには賠償金まで要求するのは、いささか酷な話だった。


全員がそれを理解していたので、ウェストンの要求に驚いていたのだ。


「で…では、始帝国ファウストの要求をお教えください」

と言われたジンは席から立ち上がる。


「私たちの要求は賠償金のみ。そもそも、そちらが始めた戦争で、負けそうになったら終戦などと言って領地と賠償金をもらおうとするなんて、おかしくないですか?」

とジンが言うとウェストンは椅子を倒すほどの勢いで立ち上がる。


「私達は何ら間違ったことは言っていない!」

とウェストンは声を荒げた。


「落ち着いてくださいウェストン様」

とステインがウェストンを落ち着かせ、一言


「ですが、帝国としても共生国家の要求は無理があると思います」

とステインが言うとウェストンは落ちるように椅子に座った。


挙句には

「そうか…そうか…やはり…」

と下を向きながらぶつぶつと話し始めた。

その場にいる全員がウェストンを訝しむように見た。


すると突然ウェストンが椅子を勢いよく立ち上がる。


「やはり!お前達の謀略だったか!」


ウェストンの言葉にその場にいた者たち全員が疑問を浮かべた。


「お前たちの謀略によって私の国はこのような状況になってしまったのだ!そうでなければ、歴史ある我が国が新興国ごときに負けるはずがないのだ!」


全員が固まっていると帝国宰相ステインがウェストンを落ち着かせようとする。


「ウェストン様落ち着いてください。ウェストン様の言うような事実は全くございません。私たち帝国と始帝国との交流もこれが初めてです」

「それを証明することはできないではないか!」

とウェストンがステインに大声を上げると皇帝サルファが静かに言う


「そういう貴殿の言い分も証明はできないのではないかな?」

その言葉にウェストンがたじろぐ


「う…うるさい!私たちはお前たち二国の策略に対抗して、帝国と始帝国に宣戦布告する!手始めに帝国首都を攻め落とさせてもらおう」


ドゴォォォオオオオン!!


とウェストンの言葉が終わるとともに城の近くで大きな爆発音がした。そしてその後も街の数カ所で爆発音が響く。


「我が国に何をしたぁ!」

皇帝サルファが激昂した。


「今私の同志たちが帝国首都を落とすために行動を開始したところだな。そして、この爆発は始まりの合図だ」

と言った途端、皇帝の合図を待たず四華のシュレイが居合の容量で剣を抜き放ちウェストンの首を切り落とした。




それはウェストンが実体だったらの話だ。

剣はウェストンの首を通り抜け椅子の背もたれを真っ二つにした。


「はっはっはっ!それは私の本体ではない!

魔法によって映し出されたものに過ぎないのだ。さて、お遊びはここらへんにしておいて君たちの相手は彼にしてもらおう」

とウェストンが言うと後ろに控えてた大柄な男が前に出る。そして、男は手のひらを前に突き出す。手のひらには複雑な魔法陣が描かれていた。


「では、君たちにはここで死んでもらう。また会えることを祈っているよ。では、さらばだ」

ウェストンが言い終えるとともにウェストンとローブを着た者の姿がかき消えた。その瞬間、男の掌に描かれた魔法陣が激しく光ると


ゴォォォオオオオン!


と激しく爆発し、壁には穴が開き

部屋中が炎に包まれた。


読んでいただきありがとうございます!更新遅くなってしまい申し訳ないです。今プチスランプ中でストーリーは思いつくけどそこまでどう繋がるかが悩んでしまっていて書くのが遅くなってしまいました。これからは、頑張って更新頻度上げていきます。そして、内容の質も上げていければなと思っています。これからも、この作品をよろしくお願いします!


最後に

少しでも面白いと思って頂けたら「評価」(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)を是非宜しくお願い致します。

感想もお待ちしております。

そして、気になる点などもドシドシ送ってください!より良い作品作りの参考にさせていただきます


これからの作品を続けていく大きなモチベーションとなりますのでよろしくお願いします!

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