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学園都市アルカディア

本日2話目

------2年後------


俺!6歳!今日から学園都市アルカディアにお引越しだぜ!あ、三つ子も一緒だぜ。


学園都市アルカディア。通称アルカと呼ばれているこの教育機関は、日本で言う義務教育学校だ。

首都アウレットの東にある小さな離島すべてが、アルカだという。しかも全寮制で、島に入るには特別な許可証がないと入れず、学校に入るには学生証がないと入れない。

その学生証は、日本にあったカード式ではなく、親指の付け根のフニフニしていて強く押すと痛いところ・・・にマイクロチップを注射器で入れ込む。

これがまたいてえんだ・・・。引っ越しする1か月前に入れるんだが6歳の体にあの痛みは早すぎるんじゃないのか?ってレベルで痛い。さすがに泣いた。発狂した。

このマイクロチップ。学生証の役割だけじゃなく、アルカで何かを購入する時に使えるのだ。購入したものは全て国負担。なんて優しい世界なんだ。手をかざすだけで好きなものが手に入る!すばらしい!



まあとにかく、離島に向かって船で出発!!!!!







オエエエエエエエエエエエエエエエ・・・!!!!!!!


「汚いですわ」

「おい汚いぞ」

「え・・・」



し、仕方ないだろ!?まさかこの体が船酔いするなんて思ってないじゃん!前世でも引きこもりだから船とか乗ったことないし!?



「え、ラオディお前、引きこもりだったの??」


エフェソが驚いたように聞き返す

しまった・・・。


「なんか・・・かわいそう・・・」


やめろよその目!!!!そうだよ!!!引きこもりしてたよ悪いか!!!俺はこの世界ではイケメンになって人生変えてやるとまで思ってたんだよ!!


「顔はイケメンですが、中身が変わっておられないようですものね。これでは、残念な人ですね。」


ぐうの音もでない。

顔は良い感じなのは知っていた。保育園の時から色々大変だった

俺の取り合いをしていたのは、面白かったけどな


じゃあどうしたらいいんだよ・・・


「・・・寡黙キャラ・・・」



!!!?


そうか、一言喋ればダサ男になるのなら、しゃべらなきゃいいのか!!!!



「いや、それだと、この話、終わっちまうぞ?」



のーおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

それはダメだ、今からハーレムとか彼女とか少しエッチなシーンとかしたいんだから!!!!

その為に俺は主人公になったみたいなもんだろ!???


「黙れ」

エフェソが俺の頭を叩く

それと同時に吐く


これから大丈夫なんだろうか・・・



結局、船の中で俺が前世の引きこもりコミュ障性格を治してハッピーになるには、人と話して一般人になるしかないそうだ。

この世界・・・そう甘くないみたいだ。


俺の前世は引きこもりだが、お前らはどうだったんだよ・・・


「私は、普通でしたわ。何不自由なく生活し、吹奏楽部でトロンボーンでしたのよ」

「うちテニス部ー!全国大会とか出てたよ!」

「茶道部・・・。お茶飲みたい・・・。」


なんだこいつら。普通に暮らしてるんじゃねーか。なんで異世界に来たんだよ。

俺みたいなやつあつめろよ。


「そういえば、みんなどうやってこっちの世界にきた?うち、テニスの練習してたら、急に目の前に丸い光が出てきて、そこに飲み込まれたんだよね。」

「私は、帰宅途中に同じようなものに飲み込まれましたわ。」

「お茶飲んでたら、おんなじ感じになった・・・」



俺は・・・部屋で異世界転生したーい!って言ったら女の声でかなえてあげましょうって言われて、光に飲み込まれた。


「声?」


うん。そしたら、目の前に貧乳の露出狂みたいなロりでてきて、おめでとうございます。って。


「そんな人、私の時はいませんでしたわ。」

「うちも。」

「うん」


まじ?


「・・・光に飲み込まれた後、私は、紙が置いてあった。おめでとうございます。あなたは、天使ペルガモンの生まれ変わりです。ペルと名乗ってくださいって書かれているやつ」

「私は、スミルナの生まれ変わり。スミルナと名乗って。と。」

「うちもおなじ!エフェソ!」




俺には紙は置いてなくて、そのロリに話を聞いたんだ

なんだろうこの違い

後々響いてくるものなのか???



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