実践?!
ああ…戻ってきたよ小説が…これでまた進めます。
ゆっくりなのは変わりませんが。
一通り出来るようになった所で授業が終了
次の授業まで休憩になる
まあ、次の授業も専門なんですけどね
休憩中は魔法専門とも合流し力の具合を聞いてみた
休憩が終わる鐘が鳴る
そそくさと元いた場所にもどる
「さー!次はみんなお待ちかねの実践だ!実際に武器を使って戦闘訓練をしてもらう。2人1組になってくれ!」
アリル先生が楽しそうに話す
おっと、、、誰がいいかな、、、
ティアは他の人に取られたみたいだし、、、
「ラオディ!うちとくもー!!♡」
丁度いいやつ発見
いいぞ〜!やろ!
ふふふ、これで日頃の筋トレの成果がためせる!
「死なないからみんな全力でやってくれよな!!それでは!初め!」
ちょっと何言ってるんかわからんが、、、まあ、本気で行けるならなんでもいい
行くぞエフェソ!
俺はエフェソの前で高くジャンプし上から片手剣を思いっきり振り落とす
筋トレの内容に縄跳びを付け加えてよかった!おかげでジャンプ力もバッチリ
2つの刀を両手で持ちクロスさせ片手剣を止める体制に入るエフェソ
エフェソ、、、残念だったな、俺は身体能力強化のスキルがあるからそう簡単には止められんぞ!
刀が当たると同時にエフェソが居た場所が大きく凹む
少し苦しげな顔をするが受け止めニヤリと笑うエフェソ
「まだまだ、、、!筋トレ足りないんじゃない?よいしょー!!」
空中に浮いている俺を軽々と突き飛ばすエフェソ
え、え、えー!!!!あの攻撃耐えれるの?!なんで!?
よろけながら驚きを隠せず大声で聞く俺
「ふふん!うちドジだから色んなところぶつけたり転んだりするんだけどさ??それが原因で防御力強化のスキルを手にしたのだ!!」
チートだろそれ!?
「そんなこといったら、ラオディの身体能力強化もチートでしょ!?」
た、確かに…そう考えると…そうだな…
「2人とも、遅いで〜!」
横から割り込んできたティア
俺よりジャンプはしてないものの素早い動きで上から飛んで俺とエフェソの間に短剣を突き刺した
なんだ今の…!?
「うちは毎日走り込みしてん、そしたら瞬発力付いたで」
にひひと笑いながらガッツポーズをキメるティア
どうやら2人はこの前の話し合いでスキルを取る練習をしたらしい
さすが元の世界で普通の生活送ってたヤツらだ。飲み込みが早い
俺なんて…筋肉痛に何度魘されたことか…!!
なんて考えてるうちに前からエフェソが刀に炎を纏って襲ってきた
スパスパっ!と素早く剣を交互に切りつけ俺の肩を切った
いってえ…でも、俺より攻撃力は無いみたいだ
ドヤ顔してるエフェソの真下に全力の刀を振りおろし地面を割る
エフェソがすかさず割れてない地面にジャンプすると同時に目に見えない速さでティアが短剣をエフェソに向かって刺す
ガッツリ足を刺され痛そうにしてるが防御力のお陰かそこまで消耗はしてないみたいだ
一瞬止まったティアに向かって横殴りの剣を当てる
ビュン!と飛んでいき壁にぶつかるティア
3人で攻防を繰り返しているうちに人がどんどん集まってくる
そんなのはお構い無しに俺に切りかかってくるエフェソ
上手く交わしながら一撃を食らわせたいが狙いが定まらない
そうこうしてるうちにティアが俺を蹴飛ばす
地面に転がる俺
「お前ら!そこまで!」
先生の合図にピタッと止まる3人
「お前ら凄いな〜!初めてでここまでできるなんて英雄だぞ!」
そりゃな。なんたって天使の生まれ変わりなんだからな。まだ身体能力に毛が生えたようなもんだけど、周りのみんなよりかはできるだろ
周りのみんなは驚いて目飛び出てるもんな
「ウリィ先生!ちょっとこいつら、治癒してくれんか?」
となりの魔法専門のウリィ先生にアリル先生が話しかけに行った
確かに俺達、凄いことになってる。まだまだ元気だけどな。
ティアもエフェソも、笑いながら話をしている
「それでしたら、ペル、やってみてはいかがですか?」
にこにこと、ペルを見つめて、話す
呼ばれたことに驚いたのか、肩をビクッとさせるペル
恐る恐る前に出てきて俺たちの前に立つ。
「…ガブリエル様の加護の元、…仲間の治癒を…ヒール…!」
詠唱を恥ずかしそうに唱え俺たちの前に手を伸ばすと、ペルの手から緑色の光が出てきて俺たちを包む
どんどん回復していき傷が治っていく
おお!と周りの人達は驚く
「ペルめっちゃすごいやん!お陰で傷治ったし!また戦える!」
自分の体を見ながら目をキラキラさせ話すティア
うんうん!と頷くエフェソ
顔を真っ赤にして嬉しそうにするペル
なるほど。治癒の力…これはこれでチートだな
治癒の力に感激していた時となりの魔法専門の方から大きな爆発音が聞こえた
!!?何事!?
煙の中から見えたのは、スミルナだった
スコープ付きの銃を構え的に狙って打ったらしい
それにしても魔力量多すぎやしねえか???
痛そうどころじゃねえぞ
その隣では魔導書を持ったディスとフィアが詠唱をしていた
フィアが唱えた後に出てきたものは…ロボット?人型?っぽいもの。が何体も。上にはピアノ線のようなものが着いていてフィアの手に繋がっている。フィアが操作するとロボットがその通りに動いているように見える
怖すぎる
ディスは…ヴッ…ゲロでそう…
蜘蛛いっぱい。カサカサいってる…他の生徒ドン引きしてるじゃん。
2人は操り系の術なのかな???強そうなんだろうけど…近寄りたくない…
でもまあ、みんなそれぞれチートっぽいの持っててよかった。これをどのくらい伸ばせるか…だよな。