表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/24

話2

今日1話目

とりあえず、自己紹介・・・する?俺は、ラオディ。で隣がスミルナ。


「よろしくお願いしますわ」


にこりと微笑みながら言うスミルナ。コミュニケーションスキルはスミルナがダントツだろ。


で、その隣がペル。


こくりとお辞儀をする。あぁ・・・かわいい・・・


その隣がエフェソとティアだ。


「ちょいちょい!なんでひとくくりやねん!」


「そーだそーだ!!うちもおしとやかに、よろしく☆とか言ってみたかった!!!」


見ての通りこんなんだから、ひとくくりにしたんだ。

なるほど・・・と少し納得している様子の2人。





「・・・僕が双子の兄、ディスで、こっちが弟のフィア。僕たち、常に念話だから、あんまり話すのは得意じゃない」


念話!?・・・すごいな・・・どうやって覚えたんだ?


「どうやって覚えたかはわからない。気づいたら頭の中で会話が成り立ってたってことくらい。ステータスにも、念話って書いてあった。」


なるほどな。日頃から何かをしていたらそれがスキルになるのかもしれん。


「どういうことなの?」

スミルナが首を傾げて聞いてきた。


おそらくだけど、ステータスの下に、天使付与効果っていうのがなかったか?


「あ、あったわねそんなの」


それがスキルというものだ。何かしらの条件を満たしたときに発動するんだと思う。


「何かしらの条件って、どんな条件なのよ・・・」


そんなぶすくれんなって、美人が台無しだぞ

「だっ、誰が美人よあほ!」

いてっ!なんで叩くんだよ!!

「二人とも仲ええなあ!夫婦か???」

横から茶化すのはもちろんティア。

「「誰が夫婦「よ!」「だ!」



でもこれで、少し場が和んだ。




んんっ。・・・で、話を戻すぞ。何かしらの条件というのは、憶測なんだが、俺のスキル、SP持続回復と身体能力強化なんだ。これはたぶん、俺が家で筋トレしてたからだと思う。

「??筋トレが条件で、身体能力強化とSP持続回復がついた?じゃあ、私たちも何かしらの条件?にクリアしたらスキル?ってのがつくの?」

多分そうだと思う。まだ俺たちは魔法も体術も習っていない。だからこれからたくさん増えていくと思う。

「じゃあうち!今日から筋トレする!!体術派はするべきだよね!!」

エフェソの言う通り。身体能力強化とSP持続回復は先頭に置いて重要だとゲーム脳のが言っている

「じゃあ、魔法派の私たちは??」

魔力のコントロールに必要なのって精神安定感だと思うんだよね。だから、精神統一とか、かな?あと、これは全員だと思うけど、どんな時でも深呼吸のように深く息を吸えるようにしておくこと。これはおじいちゃんの受け売りなんだけど、深呼吸することで気持ちを落ち着かせることも、力を全身に込めることもできるらしい。みんなで生き残るためには、このスキルを取りまくるしかないと思う。

「ラオディに賛成だわ。私たちは、戦うしか選択肢がない。だったら死なないように努力しなきゃ。」

あ、念話。俺たちも覚えたいんだけど、どんな事普段してた?

「んー・・・、お互い、聞こえないけど、話しかけてみたり、独り言頭で考えたりしてたらできた。」

フィアがゆっくり答える

「・・・じゃあ、頑張る・・・」

目を擦りながら眠そうにしゃべるペル。てか少し寝てただろ・・・。

「ペルが眠そうだわ、もう夜遅いし、今日はお開きにしましょう」

スミルナがペルをおんぶしながら運ぶ。年齢的に同じなのによくおんぶできるな・・・。

エフェソが隣で支えて俺の部屋を後にした。ティアもまたな!と元気そうに部屋をでた。







また、何かあったら連絡するし、そっちも、何かあったら連絡してな。もう仲間だと思ってくれていいし、楽しくいこう。

優し目にしゃべると、二人は一瞬見つめあい、こちらをむいて頷いてくれた。

又明日な。

手を振り見送る。






俺はそのままベットに倒れこんだ。・・・疲れた。

急なカミングアウトに新しい仲間。スキル獲得条件、体術に魔法・・・

考えているうちに眠くなってきた・・・。俺はそのまま眠ってしまった。







「起きなさいラオディ。あなた遅刻よ!」

はい・・・すみません・・・すぐ向かいます・・・

電話で起きた。まずい・・・遅刻だ・・・。

ホームルーム終了までに間に合えば一時間目には席に座ってセーフ!!!!







「セーフじゃないですよラオディ。あなた先生の前でよくそんなことが思えましたね・・・」

ふふふ・・・と暗黒の笑みを浮かべる先生。




ぎぅあーーーーーー!!!!!!!!





「あれはなにをしているんですか先生・・・」

俺を軽蔑するかのような目でみるスミルナ。



「ふふ、バツとして、教室の隅から立ったまま動けない刑にしています」にこにこ満足そうな先生




ごめんなさーーーい!!!!!!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ