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歴史

5話目

------次の日の授業------









今日も1-2は平穏だ。ワイワイしていて楽しそうだ。

俺は剣にはしゃぎすぎて筋肉痛だァ・・・とほほ・・・

「阿保ね」

「阿保なんやね」

ふたりして言わなくても・・・




「はあいみんな席ついてね。歴史の授業始めますよ~」

ウリィ先生今日も可愛いです。いいおっぱいです。ありがとう・・・南無・・・


「学園に入って最初の授業ですね。まず初めに、この国の歴史から皆さんに知ってもらおうと思います。」

生徒一人一人の前にモニターのような物が出現した。これが教科書になるのだという。なんてハイテクな。




「このオレスティアダという国は、昔は人しかおらず、能力もない平和な国だということは少しばかり耳にしたことがあると思います。1990年、首都アウレットにあるウイルス研究所から殺りくウイルスが盗まれました。ロカウイルスというもので、蚊が原因だといわれているウイルスです。このウイルスは30歳以上が致死率100%。この世には29歳までの人間しか生きられなくなりました。そして2005年16歳を迎えたある人間が、空を飛んだのです。これが、能力の始まりです。」


あやふやとは知っていたが改めて聞くとロカウイルスとやらとんだバケモンだな。誰だよそんなの作ったやつ。てか盗んだやつも誰だよ。




「先生、質問よろしいでしょうか」

お、いかにもがり勉って子登場。いいですよと先生が話す

「その犯人は今はもう捕まっているのでしょうか」

おお!聞きたかったこと言ってくれえるじゃん!さんきゅ!




「残念ながら、未だ犯人は不明、手掛かりは亡くなられた警察官の方の、黒ずくめ4人、バイクを乗っている、急に消えた。ということです。」


なんだそのあやふやな説は。それじゃわかんねえだろ。





「この話には続きがありますが後程説明いたします。我々は、人族と、ガブリエル様の加護をもらった天界族という人々がいます。人族は普通の16歳になるまで、能力は出ず、その能力もそれほど強力ではありません。そして、ここにある学園の皆さんは天界族と言われる、6歳から能力付与が確認されている種族です。この種族は戦闘力も高く、戦いに向いています。」

・・・おお・・・まじか。そういうシチュエーション?てことは、もう6歳になっている俺たちは能力付与可能な年齢で、戦闘要員だから強くなってもらわないと行けなくて、この学園に連れてこられたってわけか。

で、このなかに、100人の転生者がいるのね。大方、出生率とかだろ。











「その通りですラオディ。」

!?頭の中をよまれた!?




先生はにこっと微笑み話を続けた。

「ここには、ガブリエル様のお告げで言われていた、ステータスが高い転生者がいます。なぜなら、この先、貴方たちはエルフ軍と共闘して魔王軍を討ってもらうのです。」











まて・・・まて!!!!どういうことだ。エルフ?魔王?そんな種族までこの世界にはいるのか。見たことない・・・てか見れないようになっていたのか、天界族の上の位に結界を張れるやつがいて、AIに外に出ないよう見張ってもらっていれば、俺たちは何も知らないまま、ここで真実を知ることになる。混乱するのが分かっててやってんなら立ち悪いぞ。他の転生者は記憶がないはずだから、記憶のある転生者、つまり生まれ変わりを狙った計画・・・。って・・・ウリィ先生・・・俺が転生者だといつ気づいたんだ・・・てか、頭の中読めるとかそっちこそチートだろ・・・。どうやったって隠せねえじゃん。・・・詰んだ・・・。




“そうでもないですよ”






!?頭の中から先生の声がする。なんだこれ・・・

“これは、念話と呼ばれるものですよ。大丈夫です。先生たちは味方側です。後程、理由を説明しますので、他の転生者の皆さんと一緒に職員室まで”








「そのためには、皆さんに強くなってもらうために作られたのが、このアルカです。それぞれの特性をいかして、魔王軍を討つために皆さんで頑張りましょうね」





と、先生はしめくくり、歴史の授業は終わった。







どういうことか・・・早く聞きたい。

俺は皆に話をして、即座に職員室に向かった。

そこには、1-1,1-2,1-3の担任教師、そして校長先生、・・・あと、知らない子が2人・・・。誰だ・・・。

では、他の生徒は自習にして、我々は長話でもしようか諸君!

なんか小さいなこの校長先生・・・

「かしこまりました。ガブリエル様」










・・・は?


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