ひとり感動
夕暮れ
この季節にこの場所を訪れるのは
何年ぶりのことだろう
最近あらたにパワースポットとして紹介された場所
わたしの予想をはるかに超える
多くの人たちが
所狭しと座っては
沈みゆく夕日を眺めている
わたしにとっては、ありがたい
ひとり身のわたしにとっては・・
今日一日が終わるときって
いったい、いつのことなんだろう
そう考えると
当分、退屈のしない時間を過ごせそうだ
夕日が沈み、辺りが暗くなってから
この場所を離れてゆく人たちは
今日一日の終わりをどこで感じとっているのかな
それはひとそれぞれの時間
ふたりにとってみても
大勢の人たちにとってみても
わたしにとっては
楽しいときもそうでないときも
今日一日の頑張りをたしかめては
明日へとつなげてみたいと思ってる
たとえ、ひとりでもいいじゃん
ひとりで感動することもじゅうぶんに、
いいのだから・・
ひとりに慣れすぎると困るけど
まだ慣れるところまでは
ぜんぜん大丈夫だから・・
大丈夫だと思うから・・・




