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最低気温

作者: 朝馬手紙。

足元に気を付けて

ひび割れたガラスの破片

生産者は僕の心


上手くいかないことが朝から続いて

夢から覚めないでいるみたい…

マスクを付けて「自分を守らなくちゃ」

マフラーを巻いて「首枷に見えてきたな」

いってきます、行ってきます、何一つ変われないんだな…




ただいま、おかえり

散らかった部屋、欲しいもの願い事

宙に舞って声を出さないと、一人は寂しいよ

「ここが僕の地獄」

居場所はココしかなかった



ベルが鳴って、いつもの長電話

気が抜けて本当の心をこぼしちゃった…

そしたら、君が真面目な声で

「いつかきっといいことがあるから」

なんて君の口から出てくるなんて…

思わず耳を塞いで叫んでしまいそうになった




死にたい気持ちはいっぱいあるんだけど

どうすればいいのか分からなくなったんだ

面倒なことや嫌な出来事に、巡り巡り

ダメな自分にため息

はぁ、息が白く、そして消えていった



「こんなふうに死ねたらいいのにな」





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