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ライバル誕生!

3.ライバル誕生!



 最近、桂子さんはずっと家にいます。

お仕事を辞めたのかどうかはわかりませんが、私にとってはとても嬉しいことです。

私も、この家に来て三ヶ月経ちました。

人間でいうと5歳になります。

好奇心旺盛でやんちゃな時期でもあります。

桂子さんはいつも朝起きてくるのが遅いので、私はそれまでの間、家のあちこちを探検します。

桂子さんの部屋へ行きたいのですが、ドアが閉まっているので入れません。

台所と居間のドアは引き戸で、格子が入っているので、私でも前足を引っ掛けて開けることができるのですが、桂子さんの部屋のドアは開き戸なので取っ手に手が届かないと開けられません。

仕方ないので今日も、おじい様とおばあ様の部屋へ行くことにします。

 おじい様とおばあ様の部屋には、いつも蒲団が敷きっぱなしになっています。

そして、私が遊べるように押し入れも開けたままになっています。

私はまだ、一気に押し入れの中段にジャンプすることはできません。

まずは、押し入れの脇に置いてあるマッサージチェアーに飛び乗り、ゆるい角度に倒されている背もたれを登って押し入れの中段に飛び移るのです。

押し入れの中には普段使わない蒲団や毛布が仕舞われています。

その脇に、ダンボールでできた収納ケースが置かれています。

収納ケースの上には、タオル地のシーツが折りたたまれて重ねて置かれています。

私はこのタオル地のシーツの上が大好きなのです。

外の明かりからも遮られたこの場所にいると、時間を忘れて深い眠りに落ちて行ってしまうのです。

その瞬間には、桂子さんのことも忘れてしまっているのです。


 どれくらい時間がたったのかわりませんが、なんだかいい匂いがしてきました。

これは…これはメザシを焼いている匂いですね!

きっと桂子さんの朝ごはんに違いないです。

 台所に戻ると、桂子さんが納豆をぐるぐるかき混ぜていました。

「ミーニャおはよう!どこにいたの?」

私の姿に気がつくと桂子さんはすぐに声をかけてくれます。

今朝のメニューはメザシに納豆、味付けのりですね。

桂子さんはたまにグリルの中の様子を見ながら、ひたすら納豆若き混ぜています。

メザシが焼けるとグリルから取り出し、四角いお皿に移すと、納豆と一緒にテーブルへ運んで行きました。

私は桂子さんの足元をついて歩きます。

桂子さんが席に着くと、私も桂子さんの足元にお行儀よく前足を揃えて座ってから、桂子さんを見上げてニャア〜と鳴くのです。

すると、桂子さんは必ず、私を抱えあげて膝の上に乗せてくれるのです。

桂子さんの膝の上は心地いいのですが、椅子に座っている時より、ひざまづいている時の方がずっと心地よい気がします。

 私が桂子さんの膝の上から、テーブルに置かれたメザシの匂いをクンクン嗅いでいると、桂子さんは、メザシの身の部分だけを噛みほぐして私の顔が届くところに置いてくれます。

私はそれを舌先にくっつけて口の中に運びます。

あっ!

いけない!

せっかく桂子さんが噛みほぐしてくれたメザシを床に落としてしまいました。

どうしよう?

今すぐ床に飛び降りて、メザシを食べてしまおうか、桂子さんがもう一度メザシを噛みほぐしてくれるのを待つか?

ちょっと悩んでいる間に、桂子さんが落ちたメザシを拾ってくれました。

桂子さんは、メザシを直接私の口に入れて食べさせてくれました。

まあまあ美味しいメザシでした。

でも私の本命は、まだ袋に入ったままになっている味付けのりなのです。

 桂子さんはご飯に納豆をかけると、両手に茶碗と箸を持ち、私を見降ろし考えています。

「う〜ん…お前がそこにいたら食べづらいなあ。」

そう言って、一旦茶碗とお箸をテーブルに置くと、私を床におろしました。

いや〜ん!何をするのですか?

桂子さんは席を立つと食器棚から小皿を一枚出してきて、床に置きました。

そして、いよいよ味付けのりの袋に手をかけました。

左手の手のひらに味付けのりの袋を持つと、右手でパーンと叩いて袋を開けました。

袋が破れた瞬間に漂ってくる、のりの香りがたまらない…

桂子さんは袋の中から味付けのりを取り出すと、そのうちの1枚を細かくちぎって小皿に入れて私のそばに置いてくれました。

それを待っていたのです!

う〜ん!この匂い、たまりません。

良く味わって食べなくちゃ!


 食事が終わると桂子さんは服を着替え、髪の毛を整えています。

今日はお出かけみたいですねぇ。

どこに行くのでしょうか?

ジーンズにTシャツ姿ですから、お仕事ではないようですね。

あ〜ぁ、また遊んでもらえると思ったのに…

桂子さんが出かけた後はまた、おじい様とおばあ様の部屋の押し入れの中にでもこもりましょうか…

本当はお外に行ってみたいのですが、この階段はまだ私には無理ですね…

台所の外の廊下から見下ろすその階段は、高くて急でやっぱり怖いです。


 日曜日。

仕事に出かけていた旦那さんの大輔さんがお昼前に帰ってきました。

予定していた工事が雨で中止になったのだそうです。

この日は、大輔さんが仕事に出かけた後、まず、広子ちゃんがクラブ活動へ、おばあ様と桂子さんはそろって出かけました。

おじい様は言うまでもありません。

みんなが寝静まっている朝の4時頃、こっそり釣り道具を担いで出て行ってしまっていました。

 仕事から帰ってきた大輔さんは、本屋さんの紙袋をテーブルの上に置くと、冷蔵庫を覗きこんで中をしばらく見ていました。

もしかして、私のためにカニかまぼこでも出してくれのでしょうか…

大輔さんが取り出したのは使い残しでラップを巻いている玉ねぎとにんじん、ピーマン、それからハムと卵。

うーっ…カニかまぼこは取っていただけないのでしょうか…

訴えるように上目遣いで大輔さんを見つめて一声…ニャー。

大輔さんは閉めかけた冷蔵庫の扉を開けてカニかまぼこを2つ取ってくれました。

大輔さんは少し広めのお皿に細かく刻んだカニかまぼこを盛ってくれて、冷蔵庫の脇に置いてくれました。

大輔さんありがとうございます。

この細かく刻んでくれたカニかまぼこは、何よりです。

おばあ様や桂子さんがくれるときは、1本丸ごと、少し手もみしてほぐしてくれる程度なのでけっこう食べにくいのです。

だから、それを噛み切ろうとして振り回したり前足で踏みつつけたりするものだから周りに飛び散ってしまうのです。

器の外にこぼれたものは、なんだか食べる気がしなくなってしまうので、いつの間にか床で干からびてしまいます。

 大輔さんのお昼ご飯はチャーハンのようです。

リズミカルに玉ねぎやにんじんをみじん切りにしています。

一人暮らしの時は自炊していたそうで、なかなかの手つきです。

私がカニかまぼこを平らげるのと同じくらいにチャーハンはできてしまいました。

大輔さんはチャーハンを食べ終わると、食器を洗って、食器かごにしまいます。

それから、相変わらず出しっぱなしになっているキュウリのお新香や昆布の佃煮にきれいにラップをかけています。

本当にきれいにラップをかけるのです。

シワ一つないようにピーンと張るのです。

まるで何もしていないように見えます。

いつか、おじい様がラップにかかったままのキュウリにお新香に、気付かず醤油をかけてしまったことがありました。

それほど丁寧にラップをかけるのです。

そしてすべての者を冷蔵庫にしまって、テーブルの上に何もない状態にします。

大輔さんはきれい好きという訳ではないのですが、こだわりが強いのでしょうね。

食事中でもないのに、テーブルの上に料理や調味料が置いてあることがとても嫌みたいです。

 大輔さんは、仕事の帰りに買ってきた本を袋から取り出し、きれいになったテーブルの上に置きました。

そして、部屋からメモ用紙とボールペンを持ってくると本を開いて色々メモを取っているようです。

時に顔をしかめたり、ニヤニヤしたり、ちょっとなんだか不気味なんですけど…

いったい何の本を見ているのでしょうか…

「なあ、ミーニャ?赤ちゃんの名前はどんなのがいいかなあ?」

えっ?あかちゃん!?

どういうこと?

どうやら、大輔さんが見ているのは赤ちゃんの名前の本みたいです。

ということは、桂子さんに赤ちゃんが生まれるのですか?

だから桂子さんはこのところお仕事に行っていないのですね。

人間の赤ちゃんってどんなのだろう?

アメリカンショートヘアっぽい私はアメリカンショートヘアのお母さんとどこの馬の骨ともわからない…いや、この場合はネコの骨と言った方がいいのか…まあ、そんなことはどうでもいい…たぶん茶トラのお父さんとの間に生まれたわけだから、桂子さんの赤ちゃんも、桂子さんか大輔さんにそっくりな赤ちゃんが生まれてくるのでしょうね。

小さな桂子さんはともかく、小さな大輔さんはちょっと想像したくないなあ…


 その日の夜6時半頃、電話が鳴りました。

家にいたのは大輔さんと釣りから帰ってきていたおじい様だけでした。

大輔さんが電話に出て、一言二言話をすると、そのまま出かけてしまいました。

 1時間ほどたってから、今度は桂子さん、広子ちゃん、大輔さん、おばあ様全員そろって帰ってきました。

「お腹に赤ちゃんがいるとよく出るような気がする。」

桂子さんがお腹をさすりながら意味不明な言葉を発しています。

「そうだわよ。昔から妊婦さんはよく出るって噂をきくわよ。」

どうやら、桂子さんとおばあ様は今日、朝から二人揃ってパチンコに行っていたようです。

「じゃあ、私も早く赤ちゃん作ろうかな。」

広子ちゃん、あんたはまだ高校生でしょう?

「なに言っているのよ!赤ちゃんの前に彼氏もいないくせに。」

「そうよ。今はね!私がその気になれば彼氏の一人や二人くらいすぐにできるわよ。」

「だといいわね。」

家の中が賑やかになってきたら、奥の部屋からおじい様が出てきました。

「あら、パパさんお起きになりましたかね?晩ご飯食べますか?」

おばあ様はそう言って、鮨の折詰をテーブルの上に置きました。

おじい様は、折を開いて中身を確認し、割り箸を割って醤油を折りの中で整列している寿司に直接かけました。

「また、パチンコをやっていたのか?」

「たまにはいいじゃないの。お金使わなくて遊べたんだから。」

「そういう問題じゃないんだ。広子も一緒だったんのか」

「ちょっと様子を見に行っただけよ。私はやってないよ。」

「当たり前だ!だいたい、高校生がパチンコ屋なんかでうろうろしていたら退学になるぞ。」

「はいはい。」

そう言って広子ちゃんは舌をペロッと出して、桂子さんと大輔さんがいる居間へ逃げて行ってしまいした。

おばあ様は、適当に相槌を打って、おじい様にお茶を入れています。

 居間では桂子さんと大輔さんが赤ちゃんの名前のことで、今日、大輔さんが買ってきた本とそれを見て大輔さんがメモしたいくつかの名前の候補について話し合っていました。

広子ちゃんも、いくつか候補をあげたりしてなんだかとても楽しそうです。

赤ちゃんが生まれたら、みんな私のことを忘れてしまうのかしら…

なんだかとても不安になってしましました。

桂子さん、わたしを膝の上にのせてくださいな。

私は自分の存在をアピールしたくて、ソファに座っている桂子さんの膝の上に割り込みました。

ああ、やっぱり桂子さんの膝の上は気持ちいい…

違う!

いつもと違う!

なんだかお腹が少し出てきたような気がする。

私は桂子さんのお腹に耳を当てると中の様子を観察してみました。

まだ、ここに赤ちゃんがいるなんてちょっとわからないなあ…

桂子さんはいつものように、私の頭をなでてくれました。


 それから半年が経ちました。

私がこの家に来てから9か月。

私も人間でいえば15歳になりました。

もう、階段も怖くありません。

押し入れの中段なんてひとっ飛びです。

それでもやっぱりいちばんおお気に入りは桂子さんの膝の上…

だけど、このころになると、桂子さんのお腹もかなり大きくなってきました。

それでも、たまにはパチンコへ行っているみたいです。

妊婦のおまじないも、そう毎回はご利益がないみたいで、今日は夕食の買い物をして帰ってきました。

調子がいい時は、大輔さんに電話して、夕食の支度をお願いしたりしてパチンコを続けることもあるのですが、まあ、週に一、二度のことです。

それでも、多分、普通のサラリーマン家庭ではあり得ない話でしょうけどね。

 明日から3連休になります。

もう、いつ生まれてもおかしくない状況だということで、大輔さんもきっちり休みを取っているようです。

 その日の夜中、おじい様がいつものように釣りに出掛ける準備をしていると、大輔さんが起きて来ておばあ様を起こしました。

どうやら桂子さんが産気づいたようです。

お産となれば三人の子を生んだおばあ様は大ベテランです。

すぐに様子を見に来てくれて、おじい様を呼びとめました。

「パパさん、こりゃ生まれるよ。もう出かけるんでしょう?ついでに病院まで乗せて行っておくれ。」

そう言っておばあ様はかかりつけの産婦人科病院に電話をかけました。

その病院は、おばあ様が三人産んだときの看護婦さんが婦長として在籍していたので話も早く、受け入れの準備をして待っていてくれるということでした。

「とりあえず、緊急に必要なものは向こうにあるから、体一つでいいよ。大ちゃんはついて行ってあげな。私は、家で必要なものをまとめておくからね。生まれるのはたぶん朝方になると思うから、それくらいには私も顔だすよ。」

大輔さんは、桂子さんを支えるようにして階段を降り、おじい様のワンボックスカーに桂子さんを乗せると、自分もその隣に乗り込みました。

病院に着くと、看護婦さんが入り口のドアを開けて待っていてくれたそうです。

おじい様は、薄情にも二人を降ろすと、とっとと釣りに行ってしまったそうです。

 とりあえず、桂子さんは1階の和室で様子を見ることになったそうです。

それからすぐに、担当の先生が来てくれて、診察をしてくれましたが、おばあ様の言う通り、生まれるのは明日の朝だろうということだったそうです。

その後は桂子さんも落ち着いて、しばらくは眠れたようです。

逆に大輔さんは気が気じゃなくて、ずっと起きて桂子さんの背中をさすってあげていたんだそうです。

 朝になって、一旦家に電話をしておこうと思ってロビーに来た大輔さんは、無意識のうちにポケットに手を突っ込んで小銭を捜しながら何気なく電話の脇の鏡に目をやりました。このとき初めて自分の姿に気がついたそうですが、なんと、パジャマのままで病院に来ていたそうです。

考えてみれば無理もないことですね。

初めての体験なんですから…

大輔さんは我にかえって、顔から火が出る思いだったそうです。

おまけに、電話して着替えを持ってきてもらおうにも、大輔さんにはパジャマに小銭を忍ばせて置く習性はなかったようですから、相当パニックになったに違いありませんね。

幸い、早朝で他の患者さんや、外来の方には誰にも見られなかったそうですが、先生や看護婦さんには間違いなく、見られていますよね。


 その頃、家ではおばあ様が朝御飯の支度をしていました。

もっとも家にいるのはおばあ様と広子ちゃんの二人だけ。

と、一匹。

起きてきた広子ちゃんが、何となく不自然だと気がついて、おばあ様に尋ねました。

「あれー?誰もいなの?桂子ねえは?」

「病院だよ!あんたも図太いよぉ。夕べあんだけ大騒ぎだったのに気がつかなかったのかい?」

「えっ?なんかあったの?」

「桂子が産気づいたんだよ。パパがちょうど出かけるところだったから病院に連れて行ってもらったわよ。」

「じゃあ、大ちゃんも一緒に行ったの?」

「当たり前でしょう?」

「えーっ?ずるーい。」

「なにがずるーいだい。ご飯食べたら、これ持って行ってあげな。」

おばあ様は桂子さんのボストンバッグを広子ちゃんの方へ放りました。

広子ちゃんはそれをがっちりと受け取ると、テーブルの脇におきました。

「なに?これ。」

「桂子の必要なものだよ。それから大ちゃんの着替えと財布。」

「大ちゃんの着替え?」

「ああ、そうだよ。夕べは慌ててパジャマのままで行っちゃったからねえ。今頃電話もかけられなくて困っているだろうよ。」

「えっ?パジャマのまま?なんだかあまり会いたくないんだけど…」

「いいから早く食べちゃいなさい。今ならまだ間に合うかもしれないから。」

「間に合うって?」

「赤ん坊が生まれるのによ!」

「えっ?まだ生まれてないんだ!ラッキー!」

広子ちゃんは急いでご飯を食べると、おばあ様が用意した桂子さんのボストンバッグを担いで、自転車に飛び乗りました。


 その頃、桂子さんは、いよいよだということで分娩室に運ばれていたそうです。

大輔さんは、お産の後滞在する個室に移って桂子さんを待っていたそうですが、昨夜は一睡もしていなかったので、ついウトウトしてしまったそうです。

気がついたのは、看護婦さんに声をかけられた時だそうです。

「ご主人、おめでとうござます。男の子ですよ。奥さんももう少ししたらこちらに来ますからね。」

「なんてこった!初めての我が子の産声を聞き逃してしまった。」

ちょうどその直後に、広子ちゃんが部屋に飛び込んできたそうです。

「うまれた?」

「ああ!たった今。」

「ちぇっ!遅かったか。」

事情を聞いた広子ちゃんは、まあ、自分は仕方ないにしても、その場に居て産声を聞けなかった大輔さんにはことのほか同情したそうですが、すぐに、笑いが込み上げてきたそうです。

「まあ、残念だったね。気持ちは分かるけど、とりあえず、着替えた方がいいよ。」

そう言って、ボストンバッグを大輔さんに渡すと、こらえきれずに吹き出してしまったんだそうです。


 それからしばらくしてから、桂子さんが部屋に戻ってきました。

「なんか変な気持。」

「お疲れさん!大丈夫か?」

「うん、大丈夫!でもなんだか疲れたから、少し休ませてね。」

そう言って桂子さんはベッドに横になり、そのまましばらく眠ってしまったそうです。

その後、大輔さんと広子ちゃんは看護婦さんに案内されて、まだ保育器の中に入れられている赤ちゃんとご対面したそうです。

しばらくは、手ごわい私のライバルと…




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