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破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃  作者: 北下路 来名
第6章 襲撃の冒険者
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第85話 主人公と共闘


 

「ネマキ兄ちゃあああああああん!!!」


 背後から、大きな声がした。

 ゴレと並んで(ほこら)の林を見つめていた俺は、後ろを振り返った。


 里の正門の方から、緑色の一角ゴーレムと華奢な少年が走ってくる。

 彼らは巨大カメムシを蹴散らし、物凄い勢いでこちらへ向かい疾走していた。

 あれは、一本角とアセトゥだ。

 どうやらあのコンビ、俺とゴレが進撃した後の、カメムシの群れの密度が薄くなっている部分を追走してきていたようだ。


 蟲の中を突っ切ってくる一本角とアセトゥの勢いは、本当に凄まじい。緑色の拳が唸りを上げ、一撃でカメムシの胴に風穴を空けている。

 まさに鬼神のごとき戦いぶりといえる。

 なのだが、しかし。

「あ、あれ……? 一本角って、ここまで強かったか……?」

 俺は思わず首を捻った。

 何だか彼の強さが、俺の記憶と微妙に一致していない気がするだ。先ほど正門前で戦っていたときより、明らかに攻撃力が上がっているように感じる。

 正門前で見たときには、このゴーレムは何発も拳を連続で放って、どちらかといえば手数でカメムシを仕留めている印象だった。拳の威力も、外殻こそ一撃で破壊していたものの、胴体を貫通するほどではなかった。だが、今はほぼ一撃で、拳がまるごと敵の胴を貫通している。

 間違いない。一本角はパワーアップしている。

 彼のこの謎のパワーアップは、何というべきか……。

 そうだ。


 これはまるで。

 愛する者の命の危機によって真の力に覚醒した、物語の主人公のようだ。


 こうして改めて見ると、一本角とアセトゥのコンビというのは、明らかにビジュアル面での主人公色が強い。角の生えたカッコいい緑色のゴーレムに、元気で愛らしい小麦肌の美形少年。誰がどう見ても、主人公の風格だ。

 実にうらやましいと思う。

 人相の悪い俺と清楚系狂犬エルフなゴレの凸凹コンビでは、ちょっとイロモノ枠すぎて、物語の主人公にはなれそうにない。


 そうこうしているうちに、アセトゥが目の前に到着した。

 まさに飛ぶような勢い、という表現を用いるべき場面だ。しかし、この子はむしろ実際に高速で滑空していた。移動系の風魔術ってやつだろうか。

「はあ、はあっ。兄ちゃん、無事なの!? 今、ものすごい爆発が……! ばくっ、爆発がっ! 怪我はっ!?」

 少年のあまりの勢いに、俺は若干押され気味になりつつ答えた。

「……あ、ああ、うん。心配かけてすまない、大丈夫だ。この通り、俺もゴレも無事だよ」

「はあっ、はぁ……。ほ、本当にどこも怪我してない? 大丈夫なの?」

 息を切らせるアセトゥは、まだ心配そうである。

 俺としては、むしろこの子の取り乱しぶりの方が、少し心配なのだが。

「本当に平気だよ。実際のところ、爆発の直撃は受けていないんだ」

「ほ、ほんと? ……よ、よかった」

 そう言ったアセトゥが、急に涙目でえずきはじめた。

「ふえ……。よかったよお……。ひっく……けほっ、げほっ」

「おいお前、マジで大丈夫か? っていうか、俺が怪我してない事なんて、見ればわかるだろうに」

 当惑顔の俺に、潤んだ瞳のアセトゥが言葉を返してきた。

「わがんないよお……。ぐじゅっ。兄ぢゃん、血だらけだもん、ひぐっ」

「あ……」

 言われて自分の格好を意識してみると、たしかに酷い有り様だ。

 ここまで非常事態と戦闘の連続で気にする暇もなかったが、衣服が紫色と赤色の返り血まみれになっている。赤い血は戦闘で着いたものではなく、ほとんどエオルのお父さんを救助した際のものだが。

 血に染まった狩猟民族風の衣装でごつい戦斧を引っさげている今の俺は、正直、まったく魔術師などには見えない。これはどう見ても、北欧神話に出てくる狂戦士(バーサーカー)的なやばい何かだ。

「たしかにこりゃ酷いな。自分でもドン引きだわ……」



 泣きじゃくるアセトゥの背中をさすっていると、ずしん、ずしんと大きな足音が近づいてきた。

 こちらへ走ってくる巨大な影。オレンジ色をした戦象ゴーレムだ。

 重ゴーレムは、足音がでかい。


「おお、無事だったか、ネマキ! 流石だなァ。南で馬鹿でけえ爆発が起こった時にゃあ、正直もう駄目かと思ったぜ」

 オレンジ象の肩の上から、赤髪の大柄な青年が叫んだ。

「何だよジャンビラ、お前まで来ちゃったのか……」

「ああ。門前に群がってる蟲どもも、後はおれ達抜きで十分片付けられそうなんでな。……てか、お前ひっでえなぁ。こちとら助けに来てやったってのによォ」

 笑いながらそう言ったジャンビラが、オレンジ象の肩を飛び降りた。

 どすんと派手な着地音が響く。

 このマッチョも接近戦をやるせいで、蟲の返り血まみれである。全身に紫色の蟲の血を浴びて、血みどろの棘付きハンマーを肩に担いだ筋骨隆々の男。こいつの見た目も間違いなく、狂戦士2号だ。


「……んで、こいつが今の爆発の原因ってわけだな」

 地面に降りた狂戦士2号は、足元で真二つになって横たわる魚肉ソーセージの死体を見下ろしている。

「なぁジャンビラ。この蟲は一体何なんだ?」

「いや、おれにもさっぱり分かんねぇわ。遠目に柱みたいに突っ立っている様子はちらっと見えたが、こんな蟲聞いたこともねぇよ」

 ジャンビラも腕組みをしながら唸っている。

 ちらりと彼の視線が、やや離れた場所の、爆殺された敵兵達の死体の方角に向けられる。その表情が曇った。

「……ったく、おぞましい事しやがる。こりゃあ、何も知らずに里の皆でこの場所に攻めかけて来てたら、やばい事になってたぞ」

 そう。実際、彼の言う通りだ。

 俺が単独で敵陣に突っ込んだのは、敵にとっては完全にイレギュラーな出来事だったはずだ。それに、たった1人の人間を殺すための物にしては、あの自爆攻撃は、全体の仕掛けがあまりに大掛かりすぎた。

 つまり本来この蟲は、突撃した里のゴーレム使い達をまとめて爆殺するために用意されていた、そう考える方が自然なのだ。


「またネマキに、一方的な借りが出来ちまったか……」

 ジャンビラが、珍しく真顔で呟いた。

 うつむく青年の燃えるような赤い髪が、畑を吹き抜ける風になびいている。


 そんな彼だが、すぐに顔を上げ、俺の方を振り返った。

「まァ、何にせよだ。この蟲、死ねば爆発しないってんなら、次回からは出てきた瞬間に叩き殺しちまえばいいんじゃねえか? そう過剰に警戒することもねえだろ。蟲には初見殺しの種類が多いって、うちの婆様も言ってたぜ」

「なるほど、初見殺しか……。たしかにその通りかもしれない」

 言いつつ俺は、地面のソーセージのつるぷにボディを斧でつついた。

「このソーセージ、柔らかいから瞬殺できるし」

「ソーセージ? ははっ、言われてみりゃあ、腸詰そっくりだなァこれ」

「だろ? 俺、こいつ見てると、腹が空いちゃってさぁ」

「あっはっは、分かるわ! つか、案外焼けば食えるんじゃねえか? この腸詰蟲はよォ」


 非常に頭の悪い会話を展開する俺とジャンビラであったが、ここでアセトゥが、おずおずと口を開いた。

 この子はようやく涙がおさまり、呼吸も整ってきたようだ。

「こ、この蟲、たぶん“爆弾蚯蚓(ばくだんみみず)”だと思う。オレも先生の蔵書で読んだことがあるだけなんだけど……。この地方には生息していない、ものすごく珍しい蟲だよ」

 どうやら無知な大人2名とは違い、この少年はとても博識であったらしい。

「ああ、これミミズの化け物だったのか。なるほど、言われてみれば……」

「へえ、爆弾ミミズかァ。そいつはまた、見たまんまの名前だな」

 少年の解説にいたく感心する、無知な大人2名。

「名前に分かりやすさは大事だぞ、ジャンビラ。爆弾ミミズ、うん、良い名前じゃないか。うちの“ゴレ太郎”と共通のセンスを感じる」

「はぁ? ネマキお前、そりゃ命名したご先祖に失礼だろ? 蛮妃(ばんひ)ゴレタルゥといえば、“王殺しの十一妃”だろうが。由緒正しすぎる正義の女神様の名前だぜ。爆弾ミミズとじゃ、センスも格もまるで違うってもんよ」

「王殺しの十一妃? 何だそれ?」

「なにィ!? お前、そんなことも知らねえのかぁ!?」


 ぎゃあぎゃあと騒ぐ無知な俺と筋肉を尻目に、アセトゥは爆弾ミミズのスライスを、神妙な顔つきで覗き込んでいた。

 そして、小さな声で独り言のように呟いた。

「実は、この蟲の名前……。爆弾蚯蚓というのは、ただの俗称なんだ。正式な学名は、“鉄柱裂蟲(てっちゅうれっちゅう)”っていうんだよ」

 そう言った少年は、ごくりと唾を飲み込んだ。

「生きている状態では外殻も中身も鉄のように硬くて、起爆前に物理攻撃で倒すのはおよそ不可能だと言われている蟲なのに……。こ、こんなにもあっさり切断されているなんて――……」


「――兄ちゃんのその斧、一体……」


 しかし、後ろで騒いでいるアホな大人2名は、既に少年の話を真面目に聞いてはいなかった。

「ふん、聞いて驚けよジャンビラ? 俺のこの国に関する知識は、なんと5歳児以下の水準だ。宗教のことなど何も知らん」

「それ胸張って言うことじゃねえだろうが! はぁ~~……。ったくよォ」

 ジャンビラが大きくため息を吐きながら、ぽりぽりと頭を掻いた。

「お前の国じゃどういう扱いなのか知んねぇけどな。この国で十一妃といえば、それこそ子供だって知ってるくらいの、有名な11人の女神様なんだぜ?」

 そう言った彼は、祠の林の方を、くいと顎で示した。

「ほれ。そこの林の中の祠に祭ってある、艶妃(えんひ)ディーラマルゥつう豊穣の女神様だって、その十一妃のうちの一人よ」

「え、そうなのか?」

「おうよ。でもって蛮妃ゴレタルゥは、戦に勝利をもたらす女神様だな。お前のご先祖はきっと、それにあやかってゴーレムの名を付けたんじゃねえか? 爆弾ミミズと同列ってのは、流石にちと罰当たりってもんよ」

 なんと、そういう事だったのか。

 11人の女神、か……。七福神みたいなものだろうか?

 王殺しとは穏やかではないが、この世界では女神様が集団で市民革命でも起こしたのだろうか。

 俺の名付けたゴレの本名の、この世界における発音。こいつが殺戮と嫉妬の女神だとか、蛮妃だとか、そんな風に呼ばれるやばそうな戦女神と偶然同じだという話自体は、もちろん俺も知ってはいた。だが、それが現在もきちんとした信仰の対象となっているような、歴史といわれある神々の一柱だというのは、今回が初耳である。

 それどころか今の筋肉の話を聞いた限りでは、良い女神様のようだ。なんだ、邪神ではなかったのか。

「この名前にそんないわれが有ったのか……。俺ご先祖様に謝っとくわ」

「そうそう。神様を信じる信じねえはともかくよ、自分のご先祖に対しては、そういう謙虚な気持ちが大事だぜ!」

 筋肉が笑いながら、俺の頭をぽんぽんと軽く叩いた。



 さて。そんな風に、現在ゴレが話題の主となっていたわけだが、当のうちの女神様ご自身は一体どうしているのか。

 実は彼女は先ほどから、祠の林の方をじっと見つめた状態で、静かに立ったままだ。

 まぁ、コミュ障の道を見事に極めたうちの相棒は、俺以外の他人の会話にまるで興味がないからな。仕方がない。

 ゴレの赤い瞳は木々の暗がりを見つめ、長いエルフ耳がぴんと立っている。

 この耳の感じは、少し緊張している状態だと思う。


「……なぁ、ゴレ。森の中の連中、もしかして何か動いているのか?」

 小さく問いかけてみた。

 ゴレの柔らかな視線が、肯定するようにゆっくりとこちらを向いた。

 やはりそうか。

 実をいうと俺の魔導レーダーの方でも、林の様子がざわついているのを、なんとなく感知しているのだ。

 木々の向こうの大小の蟲のぼんやりとした気配が、ぞわぞわと動いている。

 どうやら沈黙を保っていた敵が、何かしらの蠢動を始めたらしい。


 このとき、アセトゥが顔を上げた。

「兄ちゃん、もう捉えてる? そろそろ向こうが動きそうだよ」

 少年の瞳は、林の方を見据えている。

 爆弾ミミズの死骸のそばにしゃがんでいるこの子は、先ほどまで、じっと顔を伏せ目を閉じていた。極度に意識を集中しているようなあの仕草は、ゴーレムの表土索敵を用いているときに特有のものだ。おそらく、林の内部の様子を探っていたのではないだろうか。


 そんな緊張の中、赤髪マッチョだけは変わらぬテンションで話を続けていた。

「……まぁ、戦の女神ゴレタルゥ自体は、この国でも、民間だとそこまで信奉されてるわけじゃねえんだけどな。やっぱりおれらにとっては、恩恵が生活に直結してる豊穣の女神ディーラマルゥや、勉学の女神グルネリィだとかの方に人気が――」

 そのまま話を続けようとする筋肉を、俺はそっと手で制した。

「ジャンビラ。女神様談義は、どうやらおあずけみたいな雰囲気だぞ」

「んあ? どうしたよ、急に真面目な顔して」

「俺はいつだって真面目なんだが……。まぁいいや、林の方を見てみろ」

 そう言った俺は、戦斧で祠の林を指した。

 指し示す黒い戦斧の先に、今まさに数人の黒い影が、木々の間からゆっくりと歩み出てきたところだった。


 ――林に潜んでいた敵が、自ら姿を現したのだ。


 林の中から現れた、黒ずくめの人間達。

 数は7人。

 その多くは、見覚えのある特徴的な黒いローブをまとっている。

 ローブの肩には、大量の昆虫の羽根飾りが付いていた。


 あれは、蟲使いだ。


「……へえ。あちらさんの方から、しびれを切らして出てきたってわけか? 卑怯もんの蟲使いどもにしちゃあ、度胸があるじゃねえかよ」

 敵の姿を見つめて、ジャンビラが目を細めた。

 その笑顔は、凶悪だ。

「まぁ、向こうからすれば当然の決断かもね。オレたちを爆弾蚯蚓で皆殺しにする計画が、ネマキ兄ちゃんのせいで空振りしちゃったんだもの。これ以上あそこに潜んでいても、後はどんどん里側の反撃体勢が整っていくだけだし」

 そう言ったアセトゥが、しゃがんでいた体勢からゆっくりと立ち上がった。敵を見据えるエメラルド色の美しい目が、どんどん鋭さを増していく。

「あいつらのせいで、兄ちゃんが危うく死んじゃうところだったじゃないか。……絶対許せないよ……」

 なんだか少年の目が怖い。


 って、ちょっと待て。

「おい、お前達まさか二人とも、あの連中と戦う気じゃないだろうな。駄目だぞ? あれは完全に頭のいかれた連中だ、何が起こるか分からない。俺とゴレで何とかするから、二人は下がっていてくれ」

 だが、この俺の主張に、アセトゥとジャンビラが猛反発した。

「おいおい、そりゃ水臭えだろうが、ネマキよォ! こちとら、殴っても手ごたえのねえムカデや、雑魚みてえな蟲の相手ばかりで消化不良なんだ。ようやく本気でお前と暴れられそうだってのによォ!」

「そうだよ! ネマキ兄ちゃんはオレたちに過保護すぎるよっ!」

「んなっ、過保護……!? うぐっ……!」

 思わぬベクトルからの反論に、言葉を詰まらせる俺。


 どうやらこの俺の沈黙は、肯定と見なされてしまったようだ。敵正面で構えるゴレの隣に、一本角とオレンジ象が、ずしんと音を立てて移動した。

 3体の個性的なゴーレム達が、ずらりと並び立つ。

 女神のごとき、見目麗しき純白のエルフゴーレム。

 主人公機のごとき、手甲の拳を構える緑色のゴーレム。

 そして巨象のごとき、ど派手なオレンジ色の、鎧と牙の重ゴーレム。

 白、緑、オレンジ。

 こうして見ると、カラフルで実に壮観だ。


「つうわけで、一丁ぶちかまそうぜ、兄弟!」

「頑張ろう、兄ちゃんっ!」

 ジャンビラとアセトゥが、元気に叫んだ。

 こ、こいつら、俺の言う事をまったく聞く気がない……。

 というか、まだかなり距離があるとはいえ、こうして敵が眼前に出てきてしまった状況で、これ以上言い争っている余裕などはない。

 俺はくらりと目まいをおぼえながら、やけくそ気味に叫んだ。


「……ああっ、もう、わかったよ! 皆で戦おう! でも、もし危ないと思ったら、全員で即座に撤退だからな? いいな? ちょっとでもヤバいと思ったら、すぐに引くからな!」


 こうして、半ば俺が勢いに押し切られてしまうような形ではあったが――

 若きゴーレム使い達の、共闘が始まった。

 


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