『精霊世界のINJECTION 』登場人物紹介
織笠零治
都内の大学に通う、ごく普通の青年。
原因不明の持病持ちであり、病院に通院中、インジェクターとストレイエレメンタラーの戦いに巻き込まれる。その後、人間であるにも拘わらず、精霊の力を発動させた事で彼の運命が大きく変わっていく。
人間関係において、人との接し方に不安があり、そこが彼の悩みの種。だが人を守るためなら、時として大胆な行動に出る場合がある。
身長172センチ。内気ではあるが、素直で優しい性格の20歳。
煌月戒
精霊保全局関東支部に所属する、インジェクターの頼れるリーダー。コードネームはカイ。
金髪にパーマ、さらにはスーツと、まるでホストのような外見だが、本人は至って生真面目であり、責任感が強い性格。普段からこめかみにシワを寄せているために近寄りがたい雰囲気を出しているが、その顔立ち故に、逆に局員の女性陣から注目されている。
雨の精霊使い。戦闘では、ハンドガン型のE.A.Wを使用する。
身長178センチ。顔に似合わず、実はかなりの甘党な25歳。
蒼島鏡也
風の力を操るインジェクター。又はナンパ師。コードネームはキョウヤ。
茶髪、タレ目が特徴。美人には目がなく、見かけては声をかける軽薄男。いい加減な性格のようで、実は義理に熱く、仲間思いである。
仕事では風の特性を生かし、潜入や隠密行動を取ったり、戦闘の際には拳型のE.A.Wを使う。
身長181センチ。ヘビースモーカーで、常に紫煙をくゆらせてないと気がすまない25歳。
諏訪守由梨香
精霊保全局に所属する女性インジェクター。コードネームはユリカ。
温厚で優しく、常に笑みを絶やさない藍色の髪の美女。おしとやかな口調で落ち着いた物腰ではあるが、キレたら一番怖い。
古き良き日本を体現したかのような大和撫子。服装は大抵着物であり、休日には呉服店巡りするのが彼女の楽しみ。
大地の精霊使い。E.A.Wは長刀。大地の恵みを遺憾なく発揮し、対象を一刀両断する破壊力を持つ(しかも笑みを浮かべながらあっさりやってしまうため、その威力と恐怖は倍増である)。
ちなみに、五人のインジェクターの内では彼女が一番強い。自分の本気は自分でも計りかねるというのが、彼女本人の談。
23歳。身長168センチだが、胸が小さいことを密かに気にしている。
宮前愛紗
現役女子高校生インジェクター。コードネームはアイサ。
緋色の髪と瞳が特徴。明朗快活で、細かいことは気にしない性格。
運動神経が良く、学校ではいくつものクラブから誘いを受けているが、仕事があるため断っている。本人は恋愛にあまり興味ないようだが、学校ではその親しみやすさから人気がある様子。ちなみに、セーラー服の袖がないのは自分で切ったとのこと。
炎の精霊使い。E.A.Wはスナイパーライフルで、“一発必中”が彼女の座右の銘。また、体術も得意である。
身長158センチ、18歳。早く自分に後輩が出来ないかなと熱望する毎日。