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魔の道具を扱う者

N「フォルゼウスから逃げた2人はゼアズバック付近の荒野に飛空挺を止め悩んでいた」


烈火「だーっ!くっそー!ムカつく!!」

竜「落ち着けよ」

烈火「アイツめー、絶対ぇぶっ飛ばす!」

竜「ああ、あの国はアイツをぶっ飛ばしてやらねーと変わりそうにないな、だがどうする?お前の武器壊れちまったろ」

烈火「んー、どうしたもんか…ブレイブレイの負担に耐え切れる武器を作んなきゃならねーなぁ」

竜「そのブレイブレイってのはなんだ?」

烈火「飛空挺の魔砲あるだろ?あれの応用さ、自分の持ってる属性の魔力、俺なら炎ね、それを溜めておいて武器に送る、そうすることで一時的に属性のステータス的を爆発的に引き上げる魔力ブーストができる、光の加護みたいなもんだ、竜だと闇属性、名前はバディーズレイ認識するかな?」

竜「なるほど、魔力の増大で俺と一緒にやるくらいの威力の技が撃てたわけか」

烈火「そういう事ー、だけど予想以上だった、俺のバーンブレイブは耐えきれなかった」

竜「俺のラウドバディーズはどうかな…」

烈火「試してみるか?」

竜「ああ」

烈火「よっしゃ、表行こうぜ!」


N「魔力ブーストを得る光の加護、レイの試し撃ちに外へ出る2人、レイを接続し適当な岩へと放つシーク」


竜「リミットブレイク!ドラグニルシャウト!!!」


N「岩は跡形も無く消え、大地は抉られた」


烈火「ははっ!すげぇな」

竜「想像以上だ」

烈火「はぁっ!」

竜「ぐっ!いきなり何しやがる」

烈火「どうやら無事みたいだな、流石アーティファクトって言うべきか?」

竜「そうみたいなだな、割りかし全開でやったが問題ないみたいだ、となるとお前のをなんとかしないとな」

烈火「ああ」


N「2人が話していると、蛇行しながら向かってくる車が目に止まる」


竜「なんだ?」

烈火「お、おい、こっち来るぞ」

竜「避けろ!」


N「2人をかすめ、車は転倒し中から銀髪に黒いコートを纏った紫の瞳の男が出てきた」


ルシア「スピードはいいが制御ができないのは問題だな、考え直そう…」

烈火「おい!」

ルシア「ブースターの出力の問題か…いやバランス…だがあのスピードは捨てがたい、あれを活かすには…ぶつぶつ」

烈火「おい!」

ルシア「おわっ!なんだ君達は?」

烈火「テメェ人のこと轢きかけといてなんだとはなんだ?」

ルシア「ああ、すまない、テストに失敗してしまってね」

烈火「テメェこの野郎!」

竜「落ち着け烈火」

ファル「ちっ…で、なんなんだよお前は」

ルシア「俺はルシア・リライブル、魔道具技師」

竜「魔道具技師だと?」

ルシア「ええ」

竜「お前出身は?」

ルシア「パスダウェイ…今は無いですけどね」

竜「ふっ…どうやら本物のようだ、こんなとこで絶滅危惧種に出会えるとはな、烈火、お前の武器、なんとかなるかもしれねぇ」

烈火「まじ?」

ルシア「何かお困りで?」

竜「ああ、詳しい事は中で話す」

ルシア「了解」

烈火「よし来いよ、えー」

ルシア「ルシアでいいですよ」

烈火「よし来いよルシア、ああ俺は烈火な、こっちは竜」


N「烈火はルシアにレイの事、ゼアズバックの事を伝える」


ルシア「なるほど、ゼアズバックがそんな事をしていたとはねぇ、どうする気で?」

烈火「ぶっ潰す」

竜「まぁ目的は姫をさらう事だがな」

烈火「気に食わねーから王様ぶん殴ってゼアズバックをぶっ潰す!」

ルシア「ぷっ…ははは!」

烈火「何がおかしいんだよ?」

ルシア「いやぁ失礼、いいですね、協力しますよ、ではレイのデータあれば、見せてもらえますか?」

烈火「お、おう、今出す」


N「モニターに映し出されたデータを見てシフは少し考える」


ルシア「……少し弄っても?」

ファル「ああ」


N「操作版を弄りデータを閲覧してくシフ」


ルシア「ふむふむ、なるほど…確かに溜めた属性の魔力を武器に送る事で魔力バーストし爆発的な強化を図る事が可能ですがアーティファクト相当の耐久力が求められる、それがなかったので烈火さんの武器は壊れた」

烈火「だな、だから竜のは無事だった、んじゃ俺はどうすればいい?」

ルシア「ご安心を、ディメンションリング、ドロワーオープン、竜王の結晶」

烈火「何したんだ?いきなり手になんか出てきたが、手品か?」

ルシア「ディメンションリング、この指輪は異次元格納庫の力を持ってましてね、魔道を関するものなら武器だろうが素材だろうがなんでもしまい、呼び出し取り出す事ができるんです」

烈火「なんとかえもんみたいだな、んで竜王の結晶だっけか?そいつをどうするんだ?」

ルシア「烈火さんの武器に組み込み修繕します、その後にの血を採取さして血液に通う魔力を解析、その結果に伴い、装飾品を製作、それを武器とリンクし調整、そうする事でレイによるの武器への魔力ブーストだけでなく、貴方自身にもブーストがかかる…潜在能力の解放ができるでしょう、そして魔道素材を組み込んだ武器は貴方とリンクすることでアーティファクトまでとは言い切れませんがそれに近い強度にはなるかと…」

烈火「面白え…よし手伝ってくれ」

ルシア「ええ」

竜「終わったら俺もいいか」

シフ「勿論、同時に受けますよ」


N「烈火のバーンブレイブに竜王の結晶組み込み修繕した後、烈火と竜の血液を解析する」


ルシアM(ほぅ…烈火さん、まさか炎龍の血が流れてるとはね…竜王の結晶を組み込んで正解だったようだ…なんせアレは…竜の涙らしいしね…竜さんの方も面白い、闇竜と深い繋がりがあるようだ…)


烈火「おい、何ボーッとしてんだ?」

ルシア「ああ、すいません、少し考え事を」

烈火「まぁどうでもいいけどよ」

烈火「さて、これで完成ですかね、アーティファクトで無くても壊れる心配は限りなく無くなったはずです」

烈火「ふぅ…よかったぜルシア、お前がいて」

ルシア「どうも」

烈火「んじゃ、行きますか!」

竜「ああ」

烈火「ゼアズバックへいざ!ルーチェ!後でな!よろしく!」

ルーチェ「かしこまりました!」

ルシア「……」

烈火「おい何してんだ?お前も来いよ」

ルシア「仕方ない、たまにはそーゆーのもいいですかね」


N「烈火と竜はバイクを走らせる、それにルシアは簡単に直したボロボロの車で着いて行く、そしてゼアズバックへ再びつくこととなる、街に入ると街の住人が武器を持ち防具をつけ兵と化し待ち構えていた、人々は王に尽くすは喜び、王は神と繰り返す」


烈火「あらあら、手厚い歓迎で」

竜「やっぱり狂ってやがるな」

烈火「関係ねぇ、国ごとぶっ潰す」

竜「殺すなよ」

烈火「もち!寝かせるだけだ、いくぜ、竜!ルシア!ってお前平気?」

ルシア「どうでしょう、まぁ、たまには体を動かしますか、んじゃ行きますよ」

烈火「お、おう、レディー…ゴー!」


烈火N「ルシアのおかげで俺でもレイを使えるようになった、これで準備万端、と思ってゼアズバックに来てみたら住人が兵隊化?あーめんどくせぇ!ねんねさせてやるぜ!待ってろよクソッタレな王様!次回【治癒の少女】見逃すな!また会おうぜ」

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