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僕が考える最強剣士  作者: 漆黒のメダカ
第四章 進級、二年生
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第45話 《Another Side Ⅰ》

「だ・か・ら!私がそのバージェス魔鉱岩石の場所が記された書を学園内から見つければいいんでしょ!?」


「はい。ですがあなたはこの一年間そのありかすら掴めてないでしょう?………役立たずね………。」


「ちょっとカーラ!!今最後の方なんて言った!?」


「何でも。しかし、あなたに比べて私はこの学園に話を持ちかけてから半年で校長に就任しましたよ?」


月光で照らされている部屋の中。私はこの目の前にいる女、カーラ・ヘクターと話していた。


何を考えているかわからないように見えるが以外に有能でいつも私の考えや行動をを上回ってくる。


「実際、あなたは入学してからと言うもの例の彼にお熱になってろくに任務をしていなかったでしょ?」


「まったく、彼のどこがいいんだか...。」


「ッ!カイン君のこと悪く言うな!!」


「ハイハイ。とりあえずこの件は私に引き継ぎなさいな。立場を利用したら直ぐにわかりますよ。」


「...わかった。」


「いい?この件を成功させなきゃ前あなたがやらかしたことを許して貰えないわよ?」


「わかったって、成功させなきゃ排除されるんでしょ。」


私が騎士団学園に入学したのには理由がある。


1つは上の指示。


2つ目は復讐。


私が組織の上に立ち粛清する。組織だけじゃない。騎士も、政府もり私が世界を、未来を救うんだ。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「おはよぅ!ロベリアッ!」


「おはよう、カイン君。」


朝、校門をくぐり校舎へ続く道を歩いていくと愛おしい声が聞こえてくる。


レオーネ・カイン君。


初めて会った頃はたどたどしく人と話すのは苦手のようだった。

彼に私のハンカチを拾って貰わなかったら私の学園生活は退屈だっただろう。


しかし、見てください。今の彼を!この成長を!


私と話していくうちに彼は明るくなりちゃんと人の目を見て話せるようになったのですよ!


その明るさのすべては私に向けられていた。夏休み前までは。


「それで聞いてよ~ロベリア、昨日家に蜘蛛がいてさぁ、それが可愛くて-」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



夏休み前の一代イベント、1年トーナメント戦。


彼はバレルン・ザックとやらと戦って腕を裂かれてしまった。それで先生につれられてどこかに行ってしまったのだ。私はその後を尾行していった。


だって、男女が旅なんて良くないじゃん?


てことで作戦その1、馬車の後をつけていく。


馬車の車輪や馬の蹄に跡をのこしてそれを追っていく。さりげなく先生に話しかけて「馬が好きなんですよー」と言って見学でもさせて貰おう。


「よし、出発だ!」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



・尾行一日目、約2キロ感覚を開け追っていく。ひたすら走ったが全然大丈夫。そういえば途中の道で魔物の死体を見た。この切り口、先生とカイン君だろう。さすが私のカイン君。


・2日目、ちょっと!川辺でカイン君が水浴びしてた!

良いもんが見れた、うんうん。


・5日目、いつもと変わらん。馬に乗っていけばよかったと後悔してる。


・8日目、ヤンバス王国に寄り道していくそうだ。ここで馬を借りよう。


................


..........


.....


やっとだ。やっとバルッセ王国に着いた。どうやらここが目的地らしい。


半年。半年だよ!?そんなに尾行してたんだよ。


もう思い付きで後先考えずに行動するのはやめようと思った。

そんなことより、カイン君の後を探る。


この半年、離れたところでカイン君を感じていたからカイン君の体内にある微弱な魔素を探ることができた。


もうこれは運命だね!


てことで魔素を便りに歩いていく。


「おっと、」


道の途中で先生が歩いてきた。ここで合うといろいろまずい。すかさず距離を取る。


アナナス・モラエラ、彼女は相当な実力者だ。油断していると気配で気づかれるかもしれない。


「ふぅ、」


どうやら気づかれなかったようだ。


「(さて、どうしようかな~。カイン君にせっかくだしサプライズでもするかなー。実は来てました、的な。)」


さすがに怪しまれるか。


しばらくあるいていると1軒の家が見えてきた。そこにカイン君がいる。


「さてさて、どんな感じかな?」


目を凝らして窓から中を覗く。


おやおやおや?


女ではありませんか!


金髪のいかにも魔法使いみたいな格好をした!


「んー?」


「そっか、腕を治して貰おうとしているのか。」


しかし、あの腕の状態では大金をはたいて再生魔法をかけるしかない。あの女がそれを使えるのか?


「うーむ、あの女、怪しい。」


私は数日張り込むことにした。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



何日経っても同じ日々。まぁ、あの女がカイン君に手を出してないだけでまぁ、許そう。


日々だらだらしているなか、宿に1通の手紙が。


「ふむふむ、」


カーラからだ。


内容は、近くに組織の拠点があるらしい。内情を探れ。と書いてある。


「そのうちやるか。」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「おぉ、」


なんと見事にカイン君の腕が再生されている。


「再生…?」


どっかで聞いたことがある。誰でも再生魔法をかけられるこの世のバランスを崩す者が。


名前はたしか...


「えり、えりー...エリザベスだつけ?あれ、エリーナ?」


まぁ、なんでも良い、それよりもここ数日で変わったことがある。


そのえりなんちゃらと言う女のカイン君を見る目が怪しい。


明らかに意識している?


女の感だ。


「(だがすまないね、あなたの前にいるレオーネ・カイン君は多分私が好きなんだよ。間違っても彼に告白して困らせないように。)」


しかし、カイン君もよく見るとあの女にくっつきすぎではないか?


不安、


もしカイン君があの女を選んだら?


吐き気がする。不安要素は早めに潰した方がいい。


「殺そう。」

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