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僕が考える最強剣士  作者: 漆黒のメダカ
第四章 進級、二年生
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第43話 《運命②》

「動けるものは皆を運んで!!」


「誰か助けを!」


爆発があってから数分経ち、意識を失っていた生徒が起き上がる。

動かない生徒は、たぶん死んでいるだろう。


「(一体的何が起こっているの...。)」


私は呆然とするしかなかった。


「イザベルちゃん、こっち手伝って~」


「ぁ、うん、今行く」


私たち3年はちらほらと救助活動をはじめている。しかし行動が鈍い。皆死んでいる生徒を見ぬふりをしてごまかしている。


「誰か、誰かいますかー?」


「マリアさん、もうこの人は...死-」


「あ、ぁあ、ッそうだね、これじゃない。この人はいいや、他の人を…」


「もうこの教室にいる生きた生徒は全員救助したわ、もうその人も、動かない生徒はすでに死んでいる。」


「わかってる、わかってるよ、イザベルちゃん、ありがとう。」


数分前に動けるな生徒は複数人教室の外へ助けを呼びに出ていったらしい。


ここにいてもなにもできない。


「私も外へ行く」


「イザベルちゃん、でもさっき男子が助けを呼びに…」


「ここにてもなにもできない。じゃ」


私は扉を開け廊下へ出る。


「(なんて悲惨な、とりあえず状況を判断しないと。)」


隣のクラスを除くとそこにも負傷した生徒で固まっていた。その周りに動ける生徒が。万が一の護衛だろう。


とりあえず外に出よう。


崩れた校舎を歩き状況を確認していく。


大規模な爆発だ。どうやって学園ごと吹き飛ばしたのかがわからない。


「(ッ、ひどい...。)」


あるところを境に血の匂いが強くなる。2年棟だ。

2年生の所が一番被害が大きい。


「あ、あぁ、助け...」


「ッ!」


かろうじて生きている子と目があったが背ける。もう間に合わないだろう。


「っ、ふぅ、死体には慣れたはずなのに、結構きついわね。」


私は廊下をてくてく歩いていく。


職員室には誰もいなかった。教師たちは何をやっているんだ?


「ん?」


ふと廊下の先を見ると、なにやら剣が落ちていた。

近くに死体はない。まだ生きている人がいるのかしら?


「シロン、何故ここに??」


考えに耽っていると、助けを呼びに行ったであろう生徒達と出くわした。


「別にいいでしょ。それより助けは?」


「……学園の周りに結界が張ってあって外部と遮断されている。」


「それにしても様子が変だ。爆発があってから何にもない。犯人は誰なのか、なんのためにこんなことを…」


「落ち着きましょう。とりあえず全員生徒を集めて待機しましょう。散らばってては守り切れない。」


「わかった、皆に伝えてくる。」


男子生徒は去っていった。


「(にしても、結界か、なんだか嫌な予感ね。)」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



続々と生徒が集まってきている。全員生徒はとりあえず大会議室に集められていた。


生徒会が率先して指示を出しているがどうにも行動が遅い。1年生は皆が同様しているが被害は少ないようだ。


「とりあえず、皆!!このまま待機していれば必ず騎士団の助けが来る!!!大丈夫だ!!!!」


ボン!!!


爆発音。


床が崩れる。


爆風に去らされ内蔵が潰される生徒。


叫び出す生徒。


大2波がきた。


床から爆発して次々に生徒が倒れる。


「(大会議室の床に爆弾が埋められていた!?)」


私は幸い舞台上にいたので逃れたが直ぐに窓から身を投げ出し逃れる。


生徒の悲鳴は頭から消し去りとりあえず逃げる。


「ッ!」


爆弾が埋められていたいたのは大会議室のみではなかった。次々に校舎が崩落していく。


「あ、あぁ、」


かろうじて建っていた校舎が跡形もなく崩れ去った。


私はただこの光景をみるしかない。


「……そのにはさすがに爆弾は仕掛けてないようだね。」


「……会長...。」


私に話しかけてきたのはこの学園の生徒会長、ゾルド・スミス。なかなかの実力者だ。


「屋内に避難させたことは失敗だった。申し訳ない…。」


校庭には疲れきった生徒が座っていた。


学園総数からだいぶ人数が減っている。一体何が目的なのかわからない。


もしかしたら目的などないのかもしれない。

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