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僕が考える最強剣士  作者: 漆黒のメダカ
第二章 再生魔法を求めて
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第17話 《人さらい》

「カー君、朝ですよー」


「おはようございます、」


修行二日目がやって来た。


昨日はさんざん走ったので、よく眠れた。


「カー君宛の手紙が届いてるけど、ここの住所誰かに伝えた?」


「え?いや、伝えてませんけど、学校関係の人ですかね?」


「おいとくね~」


置かれた手紙を見てみると、〈カイン・レオーネ様へ〉しか書いておらず、差出人は不明。


恐る恐る中身を覗くと、


〈カイン君へ 元気にしてますか?突然の手紙失礼します。 私は…〉


と、休み期間中に友達から届くような内容だった。


肝心の差出人は...


〈ロベリア・ニシェルより〉


Oh、ロベリア!なんと健気で可愛らしい!


これは脈アリか!!!!と疑ってしまうような丁寧さ!


まるで僕のことが心配でいてもたってもいられず、手紙を出したみたいだ。


ここへ届いたのも愛の力さ!


感動していたら、朝御飯に呼ばれた。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「今日は魔力調節を鍛える!」


今日の練習メニューは、魔力調節。


正直何の関係があるのか分からないがやるしかない。


魔法の練習は集中力が大切なので、時間があっという間に流れていく。


毎日同じようなメニューに、+アルファしていく。


次第にメニューが辛くなっていった。


一週間に一度王国周りを走らされるが、これが一番きつい。


気づけば後五日で長期休みが終わろうとしていた。


長期休み期間中に治したいと思っていたが、無理そうだ。


時は流れ、修行を初めてから一ヶ月半が経とうとしていた。


日々の魔力調整などで、無詠唱で身体強化魔法を使えるようになっていた。


「今日のメニューはこれで終わり!」


「じゃあ、再生魔法をかけてみよっか?」


「え!?受けられるんですか!?」


「それくらいにはなったよ。」


ついにこのときがやって来た。


一ヶ月半、きつい修行を乗り越えようやく受けられる肉体に仕上がったと言うことだ。


「じゃあ、いくね~」


右腕の包帯を外すと、エリーナさんが唱え始めた。


緊張で心臓がドクドクなっている。


エリーナさんの右手から光が出ると、次第に僕の右腕の周りに集まってくる。


その瞬間、僕の右腕の裂けたところが動きだし、少しずつ繋がっていく。


「お、おぉ..」


数分経つと、僕の右腕はひとつに繋がってた。


「おめでとう!カー君!」


「やった、やったよ!エリちゃん!」


右手で拳を作り、上に上げる。


「これで、ようやく剣を振るえる。」


「前のように剣を振るえるの?」


「これから鍛え治しますよ」


「じゃあさっそく、お祝いで出掛けにいきましょう!」


「え?お出かけ?」


「はい!前に約束したじゃないですか。」


「あーそうだね、今から行くの?」


「はい!」


僕は嬉しさのあまり、エリーナさんと今すぐ出掛けてお礼をしたいと思った。


「十分ぐらい待って、支度してくるから。」


「分かりました!」


僕は待ってる間、右腕で剣を持ち鍛える。


なんだか知らないが、あまり衰えてなかった。安心だ。


「エリちゃんまだかな~」


ウキウキで待っていると、「バキッ!」と音がした。


音の方へ向かうと、黒ずくめの三人組が玄関の扉を蹴り破っていた。


「誰だお前達!ここは人の家だぞ!」


身の危険を感じとっさに剣を構える。


黒ずくめの三人組はなにも言わずに上がり込む。


「おい!ちょっと待てよ!」


肩に掴みかかった瞬間、一人の黒ずくめが剣を抜き首を切断してきた。


攻撃に反応し、間一髪で避ける。


すると、三人が一斉に斬りかかってくる。


三人の連携は見事だが、スピードは物足りない。


冷静に避けつつ反撃をする。


室内なので動きを最小限にし、最小限の反撃を繰り出す。


一人の剣を叩き上げ、腕を刺す。


そして落とした剣を広い、二刀流にする。


「この方が効率が良い!」


左手を鍛えてきたからこそ、二刀流を習得したのだ。


剣を失った一人の首を切断し、二対一にもっていく。


両手に剣を持ってる僕は、突進してきた一人の攻撃を受け、もう一人が攻撃してくる方に流す。


二人をぶつけ、すかさず一人の背中を切る。


残り一人になったやつが逃げるが、剣を一本投げ頭に突き刺す。


我ながら良いコントロールだ。


「しまった、血で玄関が汚れてる。」


「それよりもエリーナさんだ!無事か?」


急いで二階にあるエリーナさんの部屋に向かってる途中、窓ガラスが割れる音がした。


エリーナさんの部屋に入ると、気絶したエリーナさんを抱えるもう一人の黒ずくめの男がいた。


「くそッ!」


割った窓に男がエリーナさんと飛び降りる。


男を追うため、自分も飛び降りる。


「絶対に、逃がさない!」


修行で鍛え上げられた僕の脚力、魔力強化なら奴らに追い付けるかもしれない。


見失わないよう、ぴったり奴の後ろをつけていく。


エリーナさんを抱かえているので、下手に攻撃できない。


奴らのアジトなどを見つけ、救出するしかない。


僕は気づかれないように奴を追ってった。

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