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たった二文字に憧れた奴らの末路  作者: 吾輩は誰である
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第二話  ちゃん

前書きってやっぱり何書けばいいか分からないですね。後書きは大体わかるんですけれども。うーん、やっぱ分かりません。本編どうぞ。

-------ーー翌日---------

僕は、烈斗の家を訪れた。相変わらず彼の家は大きい。俗に言う豪邸というやつだろうか。こんなに大きい土地を僕なら持て余してしまうだろう。

呼び鈴を鳴らすと大きな音が鳴った。全ての物が大きいのだろうか。


「何の様だ?閃」


「何って、君が呼んだんでしょ?一緒にゲームしようって。」


「おお、そうだったな!悪い悪い」

彼は背は大きいが、脳は小さい模様。

彼の部屋へ入るやいなや僕のスマホが鳴った。


「ん?お前に連絡してくる人いたのか。」


「失礼な話だね。僕も連絡する人くらいいるよ。」

画面を見るとそこには昨日面接を行った面接官である【白池栄二】の名前があった。


「烈斗ごめん。早速仕事が来たから行ってくる。」


「まじかぁ。まあお前の能力には期待されてんだろ。頑張れよ!」


僕は来た道を引き返し駅へ向かった。




指示された公園に到着するとそこには白池さんがいた。


「来たね。早速だけど君には仕事をこなしてもらう。」


「仕事内容はなんですか?」

僕の仕事内容は下っ端の【惡者】の捕だった。


「僕なんかでどうにかなりますかね。」


「君の実力は友人である焔丸君から聞いている。」

あいつ僕のこと言っていたのか。何も言われてないんだけど。まあいい。


「来たよ。」


白池さんが指していた方向には明らかに怪しい奴が居た。

人間といえば人間だが何か違うような奴だ。

力を試す場だ。全力で行こう。

単純に突っ込んでも殺られる可能性があるので一度、言葉を交わせるか試みる。


「お前はどんな能力を使うんだ?」


「……」

言葉を発さない。話せないのか。話すことを禁じられているのか。どちらにせよコミュニケーションが取れないことが分かった。ので、僕は能力を使った。


「はああぁぁぁ!!!」

雷を纏った僕の拳は奴の顔へとヒットする。


奴は倒れ、身体に電気が走っている。撃破したか。そう思った途端に奴は立ち上がり、僕の身体に攻撃してきた。


「くっ…!」


僕や烈斗のように属性は持っていないようだが、やけにダメージが入った感じがする。攻撃力倍増みたいなものだろうか。

僕は近距離戦は危険だと判断し、電気の弾を放った。見事にヒットし奴は麻痺している。その間に僕は奴に近づき顎目掛けて拳を突き上げた。

空中へ吹っ飛び、音を立てて落下してきた。すると、白池さんが拍手をしてこちらへ近づいてきた。


「すごいよ‥!稲山君!これほどの実力とは……」


その凄さが分からないが、彼が言っているのなら凄いのだろう。


「やはり、【雷属性】の能力者は一味違うね‥!」


「ありがとうございます。」


「異常は無いかい?君の場合だと身体が麻痺しているとか、痛みがあるだとか。」

正直右胸が少し痛むがこのくらい何てことないので、異常が無いことを伝えた。


「良かった。あの【惡者】は私が連れて行くから、君は家に帰って休んで良いよ。初仕事で疲れただろうし。」


僕の仕事は捕獲というよりも倒す役割だろう。

どっと疲れた気がする。これを続けて行くとなると相当の体力がいるなと感じた。


「あ、これ給料ね。」


そう言われ封筒を貰った。開けると中には五千円札が

入っていた。


「え?こんなに貰って良いんですか?」


お金儲けをするつもりは無かったが、一体だけだ。それも下っ端だ。それでこれだけ貰えるのなら主を倒せばいくら貰えるんだ。と、想像していると顔に出ていた。

僕としたことが。


「初仕事ってのもあるけど、飽きてもらっては困るからね。君みたいな実力者は早々現れないからね。じゃあ行くよ。また次の仕事で。」

そう言うと白池さんは車の助手席に乗り行ってしまった。

「僕も帰るか。」

と独りで呟き僕は、電車に乗り家へ向かった。そういえば、コンビニでアニメの一番くじをやっていたんだった。僕は思い出し、家に走らせていた足をコンビニに変え歩みを進めた。結果はE賞のフィギュアだった。狙いはD賞だったので、欲しくもない物に640円払ったと考えたら虚しくなり、家に帰った。

「あれ?閃ちゃんじゃない?」

僕はちゃん付けで呼ばれ恐る恐る振り返った。

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こんにちは吾輩は猫…じゃねえや。吾輩は誰であるです。初の仕事で見事に【惡者】を倒した訳ですが、やっぱり雷属性て良いですね。かっこいいです。一度でいいから操ってみたいものですよ。はい、ということで次回は新キャラですね。女の子でしょうか?男の子でしょうか?まあ大体わかりますね。次回もお楽しみに。

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