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たった二文字に憧れた奴らの末路  作者: 吾輩は誰である
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第一話  買い物

前書きって何書けばいいんだろうと悩んでいたら1時間経ってました。盛りました。実際には4分です。そんなに悩むぐらいなら早く投稿しろということで、早速本編どうぞ!!

【最強】


この二文字に誰もが憧れていた。この僕でさえも。





「お前、こんな所にいて面接に間に合うのか?」

            

幼い頃からの友人である、焔丸烈斗と僕はショッピングモールに来ていた。


「あぁ、ギリギリ間に合うかな。」

面接は14:00から始まる。今は13:02なので本当にギリギリだ。


「俺でも合格できたし、大丈夫だろ。」


彼は驚くほど馬鹿である。常識は備わっている。が、テストで赤点を回避するだけで赤飯炊かれるくらいだ。彼の両親は国内トップの大学出身であり、妹も難関中学に入学したと聞いている。遺伝子とは皮肉なものだ。


「なんだその馬鹿を見るような目は。こっちを見るなぁ!」


勘も良い方らしい。僕の訴えが強いのかな。


「いや、なんでもないよ。人は不平等だなと思っただけ。」


たわいもない会話をしているうちに駅に着いた。


どうせ時間ギリギリになることを予想していたので、なるべく会場に近いショッピングモールを選んでいた。案の定時間はギリギリだ。誰かのせいで。


「じゃあ、頑張れよ。」

烈斗に別れを告げ会場へ僕は急いだ。



試験会場に着いた僕は、指定されていた面接室④に急いだ。


「あなたの能力は‥」


中から、質問内容が少し漏れていた。


「ありがとうございました。」


中から出てきた女性は、女性に疎い僕でも見惚れてしまうほど綺麗な顔立ちだった。


「君もここの受験者?」

「そうですけど。」

「なら気を付けてね。決して油断しないように。」

女性はそう言うと、会場を後にした。僕は、疑問を抱きながらも面接室へ入った。


「失礼します。よろしくお願いします。」

「はいよろしく。」


面接官は思っていたより若く見える。20代後半か30代前半といったところだろう。


「早速だが、面接に入る。まずはこちらの資料に目を通してくれ。」


資料には、僕の情報が記してあった。


氏名 稲山 閃

生年月日 2005年 6月30日

年齢 15歳

住所 東京都千代田区九段南271-4 ターポレス1210 

TEL 010-2077-5413 

メールアドレス enfinmourir630@tline.com

能力 電撃

ID 0421619

「間違いないかい?」

僕はこの資料に訂正が無いことを伝えた。


「まあ、こんな資料はどうでもいいんだ。一番必要な情報は君の能力。そう、【電撃】についてだ。」


「僕の能力ですか?」


「そう。この世には多種多様な能力が存在する。だが、君が持っている雷属性の能力は実力者が多くてね。君にはその能力を活かして惡者を捕まえてほしいんだ。」


惡者とはなんぞや、と思った人は多いだろう。僕もその一人だ。惡者とは簡単に言うと悪者だ。某ウォーズでいうダ◯ス・ベイダー、某ボールでいうフリ◯ザみたいなものだ。

最近では勢力を拡大していて、能力者を事件にあてているがやはり数は減らないらしい。だから、高校生である僕やさっきの綺麗な女性などの若い人材を増やしているのだろう。趣旨がだんだん分かってきた。


「その顔、こちらの狙いが分かってきたかな?」


「ええ、大体は。」


「それで。引き受けてくれるかい?我々の要望を。」


まあ、そのために来た訳だし。断る理由も無いかな。


「はい。引き受けます。」


「ありがとう。任務についてはまた後日連絡するよ。面接はこれで終わりだ。お疲れ様。」


「ありがとうございました。」


僕は面接室④を退室し、そのまま帰宅した。まだ30分程度しか経っておらず、暇つぶしにミステリー小説を読んだ。やはり、【そして誰もいなくなった】は名作だ。


こんにちは。吾輩は誰であるです。いかがだったでしょうか。頭の中で思い描いていたものをそのまま文章に起こしました。なので、文章の書き方がごちゃごちゃで見にくかったかもです。すいません。今後学習していく所存です。初投稿ということもあり、今回はとてつもなく短めでお送りしております。慣れたら長めな話も作っていこうと思います。次回もお楽しみに。


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