幽体離脱を通じて外界の惑星を旅行した人間の生存話
第三十二話 戰爭練習
防衛軍を構成し、訓練兵たちに新しい名称が付与された。 私は最後に合流したため、十番目のチームの15度のメンバーになっており、'DST1015'という名称で呼ばれる。 我がチームはDST1001からDST1015まで15人で構成されている。 私は創意力や経験が不足したグレーたちをリードして 防衛作戦を展開することだ。 先に敵の攻撃による被害範囲を推定して対処策を模索するためにチーム員たちと意見を交わした。
「宇宙人が浸透して'ボラ'地域を占領して致命的な有害物質を伝播させたとします。 その地域はどんな所ですか。」
「ボラ地域はハメル國の赤道付近としてその国の食糧供給基地です。 とても暑い地域であるため、常駐している住民たちはなく、農場管理者と労働者だけが居住するそうです。」
「ボラ地域はどれほど広いですか?」
「ここに地図があります。」
ハメル國はジェティの祖国のすぐ隣に付いている長めの国だ。 ボラ地域はハメルグクの南境界地域に位置しており、その大きさはおよそ一万坪の部屋キロメートルだ。 その地域に宇宙人が浸透して有害物質をまき散らしば、食糧や土壌が汚染することだ。 その事態を阻止しなければならないが敵軍を捜し出すことが容易でないて広い地域を包囲するにはかなりの兵力が必要である。
その地域に住民たちが居住していないのは、作戦遂行に役立つが、農場管理者の被害を阻止しなければならない。 地球でも原子爆弾が投下されたり、原発事故が発生した地域で放射能被害者が続出し、妊婦らは奇形児を出産した。 その地域では農業を建設できない、魚を見積もっても食べられなかった。 したがって、我々は空気と水質の汚染の可能性を遮断しながら、侵略軍を掃討しなければならない。
「侵略軍がそこで有害物質を流したら何の被害が発生しましょうか。」
「管理者と労働者が死亡することができ、農地が汚染することです。」
「侵略軍がすでにその地域を汚染させて労働者を殺したかもしれません。」
「そこに食糧倉庫があります。 汚染された食糧を惑星人が摂取すれば 致命的疾病にかかることもある。 このような事態を阻止しなければなりません。」
「どうしたらそんな事態を防げるでしょうか。」
「その地域を完全に包囲して侵略軍を孤立させて汚染された物質と食糧が外に流れないよう、食い止めなければなりません「
「その地域を包囲することは簡単だが、人質になっている労働者を安全に救出するのは難しそうです。」
「侵略軍のアイデンティティを把握して彼らの侵入目的を知らなければなりません。 彼らがいったい何人で、何の兵器を使用するかも把握しなければなりません。 敵を知らずに接近すれば、我々が敗北することができます。」
「私たちが解決しなければならないことが多いですね。 1015は問わないで、あなたの考えを述べてみてください。」
各自が自由に意見を開陳したが、最後に私に意見を問う。 私はこれらの意見をよく整理すれば、防御戦略を樹立することができると判断した。 先に戦略目標を設定して詳細な計画を樹立した次の業務を分担して適切な兵器で武装させなければならない。 必要なら、外部に支援を要請する案も講じなければならない。 私は今まで出た回答を土台に対応方向を整理した。
「皆さんの主張の中に私達が進むべき方向が出ています。 我々の目標は'侵略軍を孤立させて汚染物質の拡散を防ぎ、労働者を救出するとともに侵略軍が別の地域に移動する前に彼らを壊滅させること'です。 この目標を達成するための具体的な計画を立てましょう。 最も先に'ボラ'地域の現状を知らなければならない。 どうすればいい?」
「その地域の上空に侵略軍が識別できない超小型無人偵察機を送りましょう。」
「偵察機だけでは敵の動態を把握しにくいです。 地上偵察も必要です。」
「スターウォーズ軍団情報局に人工衛星の情報を要求しましょう。」
「彼らがボラ地域の外に脱出することを阻止しなければなりません。 その次には労働者を救出するための特攻隊を投入しなければなりません。」
「侵略軍は人質にした労働者を盾として使用することです。」
「ボラ地域に入ってきた侵略軍は先発隊かもしれません。 彼らを捕らえて侵攻した目的が何かを見分けろて2次侵攻を阻止しなければなりません。」
「超小型ナノ装備を利用すれば、密かな偵察と精密打撃が可能です。」
「透明マントを利用して敵の目をごまかすことも重要です。」
「偽の戦闘部隊を出動させて敵の反撃を誘導して混乱した隙を狙って、人質を救出しましょう。」
私はチーム員たちの主張をもとに細部防御計画を樹立しており、これを実践するためにチームを六組に分かれており、チーム員たちにそれぞれ任務を割り当てた。
「第一に、私たちはスターウォーズ軍団とハメル國の兵力の支援を受けて'ボラ'地域を包囲することです。 私たちはレーダーと衛星観測装備を利用して侵略軍が包囲網の外に出ているか監視し、脱出を阻止しなければなりません。 我がチームの1501、1502にこの任務を任せて'包圍組'と呼ぶでしょう。
第二に、無人機と超小型ドローンを利用して地上と空中で、敵軍の動態を偵察しなければなりません。 侵略軍の数字、行動、武器体系とともに人質になっている農場関係者たちの状況も把握しなければなりません。 偵察任務は1503と1504に任せて'偵察組'と呼ぶでしょう。
第三に、化学戦部隊を出動させて味方の進路に広がっている汚染物質の提督作業を実施しなければなりません。 化学戦部隊員は防毒装備と一緒に透明マントで武装してください。 この任務は1505、1506に任せて'化生放組'と呼びます。
第四に、侵略軍を壊滅させる攻撃部隊を編成することです。 個人火器、レーザー兵器、透明マントで武装した寄せ手は密かに農場に接近して敵を撃退し、人質を救出しなければなりません。 攻撃部隊が崩壊する状況に備えて予備攻撃部隊も運用することです。 この任務は1507、1508、1509、1510に任せて'攻撃組'と呼びます。
第五に、攻撃部隊を掩護、支援する部隊を編成することです。 この部隊はレーザービーム、熱爆弾、無人爆撃機で武装して攻撃部隊の活動を掩護して障害物を除去する役割をしなければなりません。 この任務は1511と1512に任せて'掩護組'と呼びます。 掩護組は必要ならばスターウォーズ軍団から衛星支援を受けてください。
最後に、以上五つの組は作戦が終了される瞬間までの進行状況を リアルタイムで'本部'に知らせなければなりません。 本部には1513、1514が私と一緒に勤務し、情報を収集して各組の活動を支援し、緊急状況に対応することです。 各組は任務遂行に支障が発生するば即時本部に連絡してください。 今からボラ地域に浸透した侵略軍掃討作戦を開始しましょう。」
いよいよ我がチームの守り作戦が開始された。 真っ先に包囲組が出動し、他の組も、各自の任務を遂行するための準備に入った。 われわれは侵略軍の反応を見て状況に合わせて対応していかなければならない。 作戦が開始されると、各組からの報告が相次いで事態は緊迫に展開された。
「ここは包圍組。ハメル國の治安維持軍を動員してボラ地域に対する包囲を開始した。 本日中包囲を完了する予定だ。」
「ここは本部。 惑星人の出入りを厳しく統制しなさい。」
「包囲作戦を開始すると同時に1段階の警戒態勢を発令した。」
「侵略軍が包囲線を脱した痕跡はないか?」
「侵略軍の予想動線を考慮して幅広く包囲網を設定した。 侵略軍が包囲地域を離れた痕跡は発見されなかった。」
「包囲網に穴が空いた場合を仮定して第2の包囲網も設定することを望む。 包囲を完了すれば直ちに本部に知らせなさい。」
しばらくしてボラ地域に対する包囲を完了したという報告が入った。 ハメル國の治安維持軍を追加で動員して第2の包囲網を設定したという。 私はすぐに偵察組と化生放組に作戦を開始するよう指示した。
「ここは偵察組、スターウォーズ軍団の無人偵察機5台と人工衛星を利用してボラ地域に対する偵察を開始する。 地上偵察部隊も出動する。」
「ここは本部。 掩護組と地上偵察部隊は直ちに出動せよ。化生放組は掩護組と地上偵察部隊の作戦を支援せよ。」
「ここは化生放組。地上偵察部隊の進撃路を中心に汚染物質の検知及び提督作戦を開始した。」
「ここは本部。 掩護組が活動を開始した。 攻撃部隊は直ちに出動せよ。」
「ここは化生放組。地上および空中に散布された汚染物質探知結果農場事務室付近の汚染度が非常に高い。 現在、成分を分析している。」
「ここは偵察組。地上には侵略軍の跡が見えない。 農場管理者との働き手たちも見えない。 彼らが侵略軍の捕虜になって、地下に避難したようだ。 偵察部隊を三つに分け、地下事務室で接近中だ。」
「偵察組は敵の反撃に備え、慎重にアプローチしなさい。」
「ここは偵察組。地上偵察部隊が、無人偵察機の案内に従って農場に接近中だ。 農場管理本部の裏山に洞窟の入り口が見える。 その中に侵略軍が隠れているのか分からない。 洞窟の用途と構造を知らなければならない。」
「ここは本部。ハメル國の農業部から洞窟の用途と内部構造を確認することだ。」
「ここは偵察組。ボラ地域全域を偵察した。 地上には侵略軍跡が見えない「
「ここは本部。 偵察組は、侵略軍探索を継続せよ。 攻撃組の戦闘部隊がすぐ投入されるのだ。」
「ここは本部。 攻撃組は3個戦闘部隊を編成しなさい。 第1戦闘部隊は直ちに、農場管理本部に出動させなさい。」
「ここは本部。 偵察組出て来い。 洞窟は農場管理者と勞動者らの生活空間だ。 地上に入口があり、地下にも農場管理本部とつながる通路がある。 入口の反対側の出口で行けば、食糧倉庫に連結される。 設計図を参考にしなさい。」
「ここは偵察組。 設計図を見ると地下空間がとても広い。 洞窟の内部に超小型ドローンを進入させる。」
偵察組が投入した蚊のような偵察機から洞窟内部の様子が伝送され始めた。 惑星人より小さな体の侵略軍らが防毒装備と個人火器で武装したままあちこちに散らばって農場の管理者と労働者を統制する姿が見える。
正確な侵略軍の数字は集計し難い。 彼らがボラ地域に浸透する際に使用した装備も見えない。 他の所に侵略軍の本隊が駐留している可能性が大きい。 ボラ地域の農場管理者と作業員が200人が超える。 ところで偵察機で観測された人員は100人を超えない。 他の施設に分散・収容されているのだ。 何よりも侵略軍の指揮を探さなければならない。
「ここは本部。 攻撃組出て来い。 洞窟内部の様子を伝送する。 第1戦闘部隊を農場管理本部と連結された洞窟の入り口に進入させ、侵略軍を攻撃しろ。 洞窟の中には農場関係者たちが人質になっている。 人質の安全に万全を期すなさい。」
「ここは攻撃組。 第1戦闘部隊を洞窟の内部に進入させた。」
「ここは本部。 偵察組は洞窟の他の地域についても偵察を実施せよ。 侵略軍の指揮部が駐屯している場所を探さなければならない。」
「ここは偵察組。 無人偵察機を出動させた。 低空飛行し、ボラ地域全域を偵察することだ。」
「ここは偵察組。 ボラ山の頂上で見知らぬ飛行船五代を発見した。 周辺に重武装した警備兵たちが見える。」
「ここは本部。 侵略軍の指揮部と侵入装備がそこにあるようだ。 指揮部の動向、特に兵力と装備の動きをよく監視しなさい。 攻撃組は第2戦闘部隊をボラ山の頂上に出動させ、侵略軍指揮部を攻撃しろ。 侵略軍飛行船の離陸および指揮部の脱出を阻止しなければならない。 掩護組は第2戦闘部隊の作戦を掩護せよ。」
「ここは攻撃組。 第2戦闘部隊を出動させた。 攻撃用ヘリを利用して侵略軍の脱出を妨げることになるだろう。」
「ここは偵察組。 地下食料倉庫で、侵略軍を発見した。」
「ここは本部。 食料倉庫の中に浸透した 侵略軍の規模を把握し、彼らの動態を探知しなさい。」
「ここは偵察組。 侵略軍規模は50人ぐらいだ。 彼らは保存された食糧を汚染させ、農場の働き手100人を人質に取っている。」
「ここは本部。 攻撃組は第3戦闘部隊を地下食料倉庫で送って侵略軍を攻撃しろ。 そこには侵略軍約50人が農場関係者100人を人質に拘束しており、食糧を汚染させた。 人質の安全に万全を期すなさい。 掩護組は第3戦闘部隊の攻撃作戦を掩護せよ。」
侵略軍に対する全面攻撃が開始された。 私は人質をとっている、侵略軍については無差別攻撃を慎んで逮捕するよう指示した。 同時に本部の1014に医療や汚染防除、捕虜尋問、侵入地域の環境整理などの任務を引き受けることに治安維持部隊を編成して、戦闘が終わった地域に投入するようにした。 攻撃組から攻撃の進行状況に対する報告が続いた。
「ここは攻撃組。 第2戦闘部隊が敵の指揮本部を壊滅させた。 侵略軍と交戦し、10人を射殺し、飛行船五代と多数の個人火器を押収し、捕虜15人を捕虜にした。 捕虜の中には、負傷者も含まれている。」
「ここは本部。 侵略軍の追加テロと自害行為を止めろ。」
「ここは攻撃組。 侵略軍の飛行船と捕虜の映像を防衛軍のイントラネットに掲載した。 参考にしなさい。」
侵略軍は光線砲の攻撃を回避できる特殊戦闘服を着ている。 洞窟と食糧倉庫に進入した攻撃部隊はまだ侵略軍と対峙中だ。 彼らが包囲網を破ってボラ地域を離れて惑星人と混ざっていれば、途方もない混乱を招く恐れがある。 私は逮捕された侵略軍をハメル國の治安維持部隊に送って尋問するように措置した。
「ここは本部。 侵略軍からある武器を押収したのか?」
「ここは攻撃組。 生物化学兵器と光線銃を押収した。 飛行船には、高性能光線砲、煙幕用氣體の発射装備が装着されており、化生放防毒装備も発見された。」
「ハメル國から救援部隊と治安維持軍を送ることになるだろう。 彼らに押収した物品と捕虜を渡して次の攻撃に備える。」
「ここは偵察組。 ボラ地域全域を偵察した。 侵略軍の痕跡はこれ以上発見されなかった。」
「ここは化生放組。 ボラ地域全域に対する有害物質探知および汚染の実態調査を終えた。 農場管理本部や倉庫地域の汚染度が最も高い。 その他の地域は汚染濃度が低いので時間が過ぎたら自然に安全水準を回復するだろう。」
「分かった。 偵察組と化生放組は次の任務に向けて待機せよ「
「ここは本部。 攻撃組出て来い。 洞窟と食糧倉庫の敵に対する攻撃はどう進められているか?」
「侵略軍に降伏を勧告している。 彼らは指揮部が壊滅した事実を信じずに抵抗を続けている。 働き手たちが一緒にいて全面攻撃は不可能な状況だ。 彼我間の対峙と散発的戦闘が続いている。」
「ここは本部。 攻撃組は第1、第3戦闘部隊でそれぞれ精鋭兵五人を選抜しなさい。 彼らを人質に接近させて疎通チャンネルを構築しなさい。」
「ここは攻撃組。 精鋭兵五人ずつを選抜した後、彼らを偽装させて人質に合流させた。」
我がチームの守り作戦は順調に行われた。 侵略軍指揮部を壊滅させて飛行船や兵器を鹵獲した。 しかし、農場労働者を人質に取っている、侵略軍とはまだ対峙中だ。 この時、我がチームに二番目の状況が伝達された。 我がチームは第2の防御作戦に突入しなければならない。 我がチームに与えられた二番目の状況は'侵略軍の残存勢力が人質たちを前立てて食糧倉庫を脱出した'といる状況だ。
「ここは本部。 偵察組出て来い。 食糧倉庫に侵入していた侵略軍が人質を盾にして脱出したという。 彼らの動線を把握せよ。」
「ここは偵察組。 侵略軍が食糧運搬車両を奪取して東南の方に移動中という。」
「ここは本部。包圍組出て来い。 食糧倉庫に侵入していた侵略軍50人が車両を奪取して人質100人とともに東南の方に移動中だ。 包囲網が突破されないようにしろ。」




